ねぎやんのしま人のたわごとパ-ト2

視覚障碍者、ねっしーのあれこれ日記・・・

星見双眼鏡

2016-03-05 20:11:00 | ノンジャンル
以前、2台持っていた双眼鏡でしたが、
ずいぶん前に売ってしまいました。

で、星を見るときにいつも思うんです。

やっぱり”ZEISS10x40”が良かったよなあ・・・と

とにかくボロくて良いので、安いのをずっと探していましたが、
やっと予算範囲内で落札できました。

コイツです。






やはり西独時代のZEISS 10x40BT*
です。

1980年中頃の物ですので、Pコートなしです。

シュミットペシャンのダハで見掛け63度、疑似インナーフォーカス
と言う至って普通の双眼鏡なんですが。


届いたブツは、お世辞にも良い状態とは言えませんが、
なんせ20万円もした双眼鏡ですので、安ければ仕方ないですね。

この10x40は、他機種も含めて密閉性が良くないのか
曇っているものを多く見かけます。
以前、私が所有していた物も、曇ってきましたし。

今回のは、曇りというか、ヨゴレ?なんか汚い感じです。
可動部はしっかりしていますので、分解はされていないようですが。

さて、で

こいつで星空を覗くと


コレダヨコレ!!!。


と言いたくなるほど気持ちの良い星像です。


63度の視野周辺までかなりの良像なんですね。

この辺は 15x60ポロと似ています。


倍率が高いので、使いづらいと言う人も多かったのは事実です。

また、日中の観察だと、

中心はシャープで文句無ですが、周辺で糸巻型歪曲、最外周で樽型歪曲と言う
クネクネとした、クセのあるひずみが出るため、一部ユーザーからは敬遠されていました。

バードウォッチングで、コイツを使っている人に出会ったこともありません。
ZEISSのカタログには、よく出てきますけどね。

しかし、先ほども書きましたように、
コイツを夜空に向けると話は別です。

本当に気持ちの良い星像にはほれぼれします。

これぞ腐ってもツァイス


眼鏡仕様ですが、ゴムを折り返して邪魔臭い眼鏡を掛けて見ようとは思いません。
本来の性能よりも、ここらへんは、使い心地優先です。
メガネっ子なら理解できるかと思いますね。

旧西独品は、今のようなスライドアイカップではありませんから
とくにそう思うのかもしれませんね。

そうすると、無限遠にちょっと調整範囲が足りないのですが(笑)

どうすっか??



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