CDが世に出回って20数年が過ぎました。
本来、過渡期であるはずのCDなのですが、相変わらず「貧素な音」としか言いようのない、あの耳障り感は一体なんなんでしょう?
もっとも、それは「アナログ世代」となってしまった私たち中高年での話しで、若者はそもそも、アナログの心地よさを知らないわけで、まぁ話したところで、しょーもない論争になってしまうだけですから、デジタルアナログ対立のお話しはやめといて。
そのCDをもっと私たちアナログ人間に合った音にならんのかいな?
オーディオ業界も大不況で(って当たり前だ)そんなん知るかっ!って感じで、もうアナログ的発想や研究なんてどこもやってませんよねぇ。
最初で最後になってしまったフィリップスLHH2000R、歴史に残る銘記です。
CDは16bit信号なのに、肝心のDAコンバーターは14bit、それなのに、出てくる音は芳醇でなめらかで、スケールに富んだ素晴らしい物でした。
と言うことは、何も16bitが悪いと言うことではなさそう。
何故CDをもっとハイビットで規格化しなかったんだとは、マニアの声でしたが、実はダイナミックレンジの問題だけであり、分解力うんぬんは、16bitもあれば十分だったようです。
どこそこに出ていた「20bit録音」とか、さらにハイビット録音CDなんかも出ましたが、まずそれらでまともな物は無かったです。
マスター24bnitPCMをオープンツートラ38(これも古いっ!)に落とした物と、そのまま16bitデジタルでCD化したものを比べたり、ダイレクト録音したりと、色々と実験をした方がおりまして、結論は、「アナログ」の奥行きと空間の広がりは、デジタルでは何故再現出来ないのか?と言ったそうです。
私も色々と試しましたが、確かに、音像空間と言う仮想空間に、歌い手や演奏家達を浮かび上がらせると言った、人間の「感覚」と言う主観的要素には、デジタルは向かないのだろうか?とさえ思ってしまいます。
でも、PCM音源からレコード化されたのを聞くと「素晴らしい」んですよ。。。
こまったもんです。
なんか矛盾していますよねぇ?
一時期、CDで直接聞くより、カセットに一度録音してから聞くと良いよなんて事も流行りましたし(マニアだけですが)
これは、やはりハードに問題がありそうです。
それが証拠に、本来、デジタル化された物は、事実上劣化が無いはずですが、アナログ音源からデジタルにリマスタリングされたものに「マトモ」なものは無いと断言出来ます。
なんでしょ?あの酷い音は。
アナログをデジタルコピーして、何故元よりも”格段”に悪くなるのか?
やはり、レコーディングエンジニアもそうですが、ハードに問題があるのでしょう。
DtoDとAtoDでは、環境が違いすぎると言うことは良く分かっていますし、同じ土俵で話しては行けないとは思いますが、あそこまで酷いと言うのが納得できんのです。
まぁそれでも、最近は、ハードの環境も良くなり、市販のCDプレーヤーなどに最適化された物が出回ってはいますが、もっともっと基本をしっかりとやらんかいっ!
と言うことが言いたかったのですよ。
CDの内外周の縁に緑のマジックで塗るとか、プレーヤー内部もつや消しを徹底的にやるとか・・・
そんなんはメーカーがやれって。。。
そんなんで音がコロコロ変わるというのも、趣味のオーディオでは構わないんですけど、でもそれって基本では?
もう一つ、CDの盤面が悪すぎです。
無膨張ガラスは無理としても、低膨張のFK(フリントガラス)あたりで作ってくれないかな?(12.5cmじゃ5万くらいするか?)
コストを度外視して、半導体レーザーの波長を考慮したフィルタリングコートもしてほしい。
それで、どの程度改善されるか、そこまでやってから、ハードの音作りをしないと、結局は、基本の無い土台に仮想ばかりで作ってしまう従来の壁は越えられないと思う。
因みに、盤面のコーティングは現在、たまたま仕事で簡易的に試す機会があり、色々とやりましたが、これがおもしろいように変わって「やっぱりな」と思った次第です。
こいつをこの場で売るつもりは毛頭有りませんが、世に出回っている「音質改善液」などの物も多少は効果があるとは思います。
(どの程度かは知りませんが・・・)
この辺は主観的な部分が占めていますので、万人に受けるとは思いませんが、なーんも知らない親父とお袋に聞き比べさせたら、明らかにコーティングしたほうが、「奥行き感とか臨場感とかが全然違うし、音がまろやかでとげとげしさがなくなっている」と言っていました。
私も同感です。
CDもまだまだ改良の余地はありますよね。
本来、過渡期であるはずのCDなのですが、相変わらず「貧素な音」としか言いようのない、あの耳障り感は一体なんなんでしょう?
もっとも、それは「アナログ世代」となってしまった私たち中高年での話しで、若者はそもそも、アナログの心地よさを知らないわけで、まぁ話したところで、しょーもない論争になってしまうだけですから、デジタルアナログ対立のお話しはやめといて。
そのCDをもっと私たちアナログ人間に合った音にならんのかいな?
オーディオ業界も大不況で(って当たり前だ)そんなん知るかっ!って感じで、もうアナログ的発想や研究なんてどこもやってませんよねぇ。
最初で最後になってしまったフィリップスLHH2000R、歴史に残る銘記です。
CDは16bit信号なのに、肝心のDAコンバーターは14bit、それなのに、出てくる音は芳醇でなめらかで、スケールに富んだ素晴らしい物でした。
と言うことは、何も16bitが悪いと言うことではなさそう。
何故CDをもっとハイビットで規格化しなかったんだとは、マニアの声でしたが、実はダイナミックレンジの問題だけであり、分解力うんぬんは、16bitもあれば十分だったようです。
どこそこに出ていた「20bit録音」とか、さらにハイビット録音CDなんかも出ましたが、まずそれらでまともな物は無かったです。
マスター24bnitPCMをオープンツートラ38(これも古いっ!)に落とした物と、そのまま16bitデジタルでCD化したものを比べたり、ダイレクト録音したりと、色々と実験をした方がおりまして、結論は、「アナログ」の奥行きと空間の広がりは、デジタルでは何故再現出来ないのか?と言ったそうです。
私も色々と試しましたが、確かに、音像空間と言う仮想空間に、歌い手や演奏家達を浮かび上がらせると言った、人間の「感覚」と言う主観的要素には、デジタルは向かないのだろうか?とさえ思ってしまいます。
でも、PCM音源からレコード化されたのを聞くと「素晴らしい」んですよ。。。
こまったもんです。
なんか矛盾していますよねぇ?
一時期、CDで直接聞くより、カセットに一度録音してから聞くと良いよなんて事も流行りましたし(マニアだけですが)
これは、やはりハードに問題がありそうです。
それが証拠に、本来、デジタル化された物は、事実上劣化が無いはずですが、アナログ音源からデジタルにリマスタリングされたものに「マトモ」なものは無いと断言出来ます。
なんでしょ?あの酷い音は。
アナログをデジタルコピーして、何故元よりも”格段”に悪くなるのか?
やはり、レコーディングエンジニアもそうですが、ハードに問題があるのでしょう。
DtoDとAtoDでは、環境が違いすぎると言うことは良く分かっていますし、同じ土俵で話しては行けないとは思いますが、あそこまで酷いと言うのが納得できんのです。
まぁそれでも、最近は、ハードの環境も良くなり、市販のCDプレーヤーなどに最適化された物が出回ってはいますが、もっともっと基本をしっかりとやらんかいっ!
と言うことが言いたかったのですよ。
CDの内外周の縁に緑のマジックで塗るとか、プレーヤー内部もつや消しを徹底的にやるとか・・・
そんなんはメーカーがやれって。。。
そんなんで音がコロコロ変わるというのも、趣味のオーディオでは構わないんですけど、でもそれって基本では?
もう一つ、CDの盤面が悪すぎです。
無膨張ガラスは無理としても、低膨張のFK(フリントガラス)あたりで作ってくれないかな?(12.5cmじゃ5万くらいするか?)
コストを度外視して、半導体レーザーの波長を考慮したフィルタリングコートもしてほしい。
それで、どの程度改善されるか、そこまでやってから、ハードの音作りをしないと、結局は、基本の無い土台に仮想ばかりで作ってしまう従来の壁は越えられないと思う。
因みに、盤面のコーティングは現在、たまたま仕事で簡易的に試す機会があり、色々とやりましたが、これがおもしろいように変わって「やっぱりな」と思った次第です。
こいつをこの場で売るつもりは毛頭有りませんが、世に出回っている「音質改善液」などの物も多少は効果があるとは思います。
(どの程度かは知りませんが・・・)
この辺は主観的な部分が占めていますので、万人に受けるとは思いませんが、なーんも知らない親父とお袋に聞き比べさせたら、明らかにコーティングしたほうが、「奥行き感とか臨場感とかが全然違うし、音がまろやかでとげとげしさがなくなっている」と言っていました。
私も同感です。
CDもまだまだ改良の余地はありますよね。
当時思ったのはプレーヤーの設計より相当重いので機械が早く痛みそうだな~と。
それと私は落として割るかも。
でも大事な事なんですね。
音質改善グッズを見ていたら液やシールなどの他に波動?とか言うあやしげな?のも出てきて、なるほど家電メーカーが真剣でないのが感じられました。
実は、CD業界も大不況で(DVD移行と、ネットでDL出来ますから)ますます改善は不可能と言うのが実状なんですよ、この業界。
しかも・・・CDをやめたいらしいです、本音は。
でも、その状況を作ったのは、その業界自身であり、自業自得だろ?なんて思って書きました。
フィルムカメラからデジカメへの移行に代表されますが、フィルムカメラの写りの良さは万人が認める反面、メーカーはプリントの家庭化をやらずに利便性だけでデジタルに移行したため、「便利だねぇ」でごまかしているのですよ。
しかも・・・デジカメの自家製プリントのコスト高はNGワードだし(苦笑)