ねぎやんのしま人のたわごとパ-ト2

視覚障碍者、ねっしーのあれこれ日記・・・

面影

2006-03-12 17:57:55 | ノンジャンル
つったってGメン75のエンディングの曲ちゃいます。
建築屋時代の工場の人達どうしてっかな?などとちょっと出向いてみた。
当時はバブル絶頂期、最高で120人の従業員を抱えていたそこそこの会社でした。
オイラはそもそも設計部の人間だったので問題にブチ当たると良く工場へ出向いて色々と教わっていたことが多かった。

東海村原発や大小ビルなど思い入れのある建物は結構多い。
なにげに使われている公共物も実は多かったりするし。。。
当時はデジカメなんぞ無かったしビデオすら一般的では無かったから写真しか想い出を振り返れる物は無いのだけど残念ながら毎日が必死でそんな余裕は無かった。でももっと写真を一杯撮っておけばとちょっと悔やんでいる。
入社後間もなく工場を紹介され、その時に桜が綺麗だったので写真を撮ってくれたのだけどそれもどこかへ行ってしまった。

で、問題の工場なんですが・・・あれだけ大きかったのにいくら道を探しても見つからない。
どうしても違う所へ出てしまう。
あんな大通りに面していたのに何でだ?
んー、では役所が近くに合ったのでそこへ行ってもう一度出直し。
所々に面影は残っているのですが・・・
やっぱりまた同じところで分からなくなってしまう。

しばし考えていて・・・そうだ、確か目の前はガソリンスタンドだった、隣はメッキ工場、その隣は鉄工所・・・全て無い。


・・・ ・・・ん?

まっ、まさかっ?

今自分が立っている所・・・昔はどぶ川だったがフタがしてあり小さな橋の柱の擬宝珠(ギボシ=柱のてっぺんの飾りです)を見て思い出した。
こっ、これはっ?!

丁度猿の惑星の最後に出てくる自由の女神像の場面の様だ。
今自分が立っているところにあの工場があったんだ・・・

自分はまだ若者だと思っていたのだけど世間の時代はしっかり進んでいた。

すでに20年も前かぁ・・・