「風林火山」商戦が活況、関連商品120超に

2007年02月12日 23時36分43秒 | ニュース
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20070209c3b0904709.html

 山梨県内の製造業者がNHK大河ドラマ「風林火山」の放映開始を受け、関連製品の商戦が活発になってきた。県観光物産連盟の集計では武田信玄や山本勘助の名前を冠したワインや菓子など関連製品の数は122に達した。ドラマの視聴率や風林火山博の出足は好調で効果に期待が高まる。ただ放映終了後は尻すぼみになる懸念もあり、効果の持続に向けた取り組みが課題となる。

 集計によると県内メーカーを中心に58の事業者が関連製品を販売している。品目別ではワインや清酒など酒類が最も多く39品。菓子が32品で続く。ほかに地場産業の織物関連や皮革加工の伝統工芸品「印伝(いんでん)」、Tシャツなど多様な製品がそろった。現在も商品を開発中の企業は多く、今後も品目数は増える見通しだ。

 酒類製造の笹一酒造(大月市)は昨年末にドラマの主人公にちなんで「山本勘助」のブランドでワイン、清酒、焼酎のシリーズを売り出した。出荷ベースで初年度1億円の売り上げを目指すが、1月までの2カ月で目標の3割を達成。他の関連製品も好調で、生産施設はフル稼働が続く。


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