仏ルモンドが無料紙創刊 発行部数低迷の影響

2007年02月08日 10時36分41秒 | ニュース
http://www.business-i.jp/news/world-page/news/200702080004a.nwc

FujiSankei Business i. 2007/2/8  TrackBack( 0 )




 フランスの代表的高級紙ルモンドが無料紙事業に進出し、創刊号が6日、パリで発行された。部数低迷に悩むルモンドとしては、印刷による収入増を狙うが、有料紙離れを加速するリスクも抱えている。

 創刊されたのは「マタンプリュス」。28ページ立てで、うち4ページはルモンドなどの記者が分析記事を担い、その他は通信社の記事、写真などが使われる。朝刊紙で、夕刊紙ルモンドと競合しない形となっている。

 マタンプリュスは、ルモンド紙と投資企業ボロレの提携で発行にこぎつけたが、同紙の編集部内では懸念の声もあるという。フランスには既に「メトロ」「20ミニュット」の2つの無料紙があり、伝統的な有料紙はいずれも影響を受けている。(パリ 時事)

仮想都市ゲーム日本語版、電通などが研究組織

2007年02月08日 10時30分15秒 | ニュース
http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?n=AS1D07087%2007022007

電通とIT(情報技術)人材育成のデジタルハリウッド(東京・千代田、藤本真佐社長)は今月下旬、米ベンチャーのリンデンラボ(カリフォルニア州)が運営する仮想都市ゲーム「セカンドライフ」の日本語版を支援する研究組織を設立する。仮想都市ゲーム内での商取引や広告宣伝、防犯技術に関する課題を解決し、日本企業の参加を促す狙い。

 両社はまず「セカンドライフ研究会」を設立。関心を持つ国内の製造、流通、金融など各業界から参加企業を募り、セカンドライフの仕組みを理解してもらう。米国版セカンドライフの登録会員は現在約300万人。米国版では商取引で稼いだ仮想通貨をドルへ換金できる仕組みがある。リンデンラボは今春をメドに日本語版の運用を始める方針。


[2007年2月8日/日本経済新聞 朝刊]