わすれな草

日々心にとめたことをを31音の短歌で表してみたいと思います。一生に一度しかない今日の私を忘れないために・・・

こいのぼり

2018-05-27 22:09:53 | Weblog

                       

        万緑の吉備高原に彩々の鯉を泳がすはつ夏の風

        鯉幟を最初に上げし古(いにしへ)の和人の豊かな感性思ふ

 これは先日の吟行会に行くバスの窓から撮ったものですが、万緑の吉備高原の中を元気に泳ぐ鯉幟が今も忘れられません。この辺ではもう片付けられているので、この時期に見る鯉幟はめずらしく、しかも緑の高原の中を元気に泳ぐ様子はとても綺麗でした。江戸時代に始まったといわれる日本伝統の鯉幟は、夢や願がいっぱいに籠められていてほんとに素敵です。やはり日本人の感性は素晴らしいなあと思います。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 二十歳(はたち)の会見 | トップ | 豌豆 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事