三十年経て飲む亡母のかりん酒は琥珀に澄みて甘く切なし
床下倉庫の手造り酒のうち私が造ったのはローズマリー酒とどくだみ酒で、友からもらったのはまたたび酒です。あとは全部母が造ったもので平成3年ごろのものが多く、ラベルがはがれていたり見えなくなったりしていました。分かるものはラベルを張り直したり、いつでも飲めるように空き瓶に小分けしたりして整理しました。でもすごい量なので飲めそうにありません。夫が居たら酒豪だったから飲んでくれるだろうけど・・・男孫はどうかな? とりあえず久々にかりん酒を飲んでみました。30年以上たった果実酒は琥珀色に澄んでまったりと甘く母のことが懐かしく思い出されました。