愛犬耳袋

 コーギー犬・アーサーとの生活と喜怒哀楽

保護して1ヶ月

2006年09月08日 | 仔猫

 昨日で仔猫たちを発見してから丸1ヶ月。上は保護した夜の写真である。
 仔猫の下に散らばっているのは、パニクってぶちまけてしまった猫缶の中身である。慌てていたとはいえ、酷い有様である。こんな保護主でも、仔猫たちはすばらしい生命力で生き延びてくれた。

 というわけで、今日はどれぐらい大きくなったか比較してみた。まったく同じシチュエイションで撮影したのがこれ。



 でかっ。ギッチギチだよ。
 角度は違うが、ボールの大きさを合わせてあるので、尺は同じである。
 上からの図の他にアップも比べてみた。まずはおにいちゃん。



 もうね、なんか、ムッチムチ。
 この子はとにかくよく食べ、良く動き、良く寝たせいか、爆発的に成長した。
 特にお腹とお尻……と思っていたらこの写真では下あごの辺りも、なかなか、ほれ。
 拾った夜は警戒して鳴き続け、ケースから飛び出そうと横に平たい顔を突き上げるようにしてジャンプし続けていた。その険しい視線とむき出しの犬歯は、正直妖怪人間ベロにそっくり。
「こんなかわいげの無い子、貰い手なんて見つからないよ」
 と悲観的にすらなった。それがこれ、この通り。目の色は黄色になり、すでに風格すら漂う有様だ。

 さて次に妹猫。



 妹猫は弱っていたので、あまり撮影に時間をかけられず、ブレブレにブレた写真になってしまった。
 この子は顔の輪郭はあまりかわらず、額のM字とアイラインがハッキリした程度。体つきはボテッと成長せず、今もスラッとしてなかなか美しい。

 このままどんな大人猫になってくれるのだろう。好奇心はつきないが、それを見届けるのは、本当の飼い主であるところの、里親さんの仕事である。


あんたたち、ベッドごと嫁入り・婿入りしなさい