愛犬耳袋

 コーギー犬・アーサーとの生活と喜怒哀楽

大晦日

2006年12月31日 | 愛犬の日常




 やっとこさ大掃除終了。
 愛犬アーサーの毛まみれのリビングをようやく拭き、ハゲたワックスを塗り直し、ラグマットもコタツ布団もバフバフ叩き、ようやくスッキリして休憩……とおもったところへアーサー登場。
 人が座る予定だった座布団へ真っ先にゴロリ。
 おまえは……。

 ちなみに、アーサーが室内で服を着せられているのは、抜け毛防止の為である。
 せめて今日ぐらいは。ねえ。

 というわけで、皆様、今年もお世話になりました。
 アーサー共々、来年も宜しくお願い致します。



お願い致します

年末セルフトリミング

2006年12月30日 | 愛犬の日常




 歳末がら今日まで仕事が片付かなかった飼い主の為に、トリミングにも出してもらえなかった愛犬アーサー。
 ギリギリになったため、今年も我が家でセルフトリミングである。でも、なんでこんなに喜んでるんだか。ニッコニコだな。





 どんどん濡れねずみならぬ、濡れ犬になっていくアーサー。首の毛のボリュームがダウンすると、急に情けない感じがアップする。耳も後ろに倒れ気味でますます情けない顔。





 それでも首の辺りをグリグリされると気持ちがいいのか、存外動かないので助かる。





 冬場は夏と違ってドライヤーもちゃんとかけないといけないので、なかなか時間がかかったが、約1時間でフカフカアーサー完成。





 胸毛もボアッと膨らんだ。手触りももちろんサラサラだ。こうしてみると普段どれだけ毛がペタっとしてたか分かる。





 ついでにお尻の毛もバリカンでカット。
 さすがにプロの桃尻カットとはいかないが、以前のように段々に失敗はせず、まあナチュラルにボリュームダウンと言えるところで収まった。来年はもうちょっと上手くなりたいものである。

さよならバナナ君

2006年12月29日 | 愛犬の日常
 年の瀬というのに悲しいお知らせである。
 つい先日、愛犬アーサーの今一番のお気に入りだったバナナ君。彼とアーサーの絆が急に断たれてしまったのである。



在りし日のバナナ君。
笑顔が悲しい(嘘)


 事の起りは昨日。あまりにバナナ君を気に入っていたアーサーはご近所犬との集まりに、彼を持参していったのである。
 そして広場で思う様噛み締めていたところ、そこに目を付けたのが、ボス犬・レックス君。
 レックス君もまた、新しくやわらかいオモチャが大好きとあって、アーサーが貸してくれるのを、



じっと


じっと


じーっと


 待っていたのだが、意地の悪いアーサーはなかなか手放そうとしない。
 そうして、ボスを焦れさせてしまったことも、後の不幸の始まりだったように思う。

 しばらくして、オヤツにつられてアーサーがバナナ君を手放し、レックス君に順番が巡って来た。
 ところがさすがに大型犬なもので、小さいバナナ君は、口の中にスッポリサイズ。飼い主さんと
「これ、ちょっとレックス君には小さいですよね」
「飲み込まないように気をつけてみてないと」
 などと話しながら様子を見ていたのだが、一瞬のスキを付いて奥歯で噛み締め始めた。
「アッ!!」
 あわてて飼い主さんがレックス君を取り押さえ、口の中に手をねじ込んだのだが、その反動かムキになったのか、あわれバナナ君はゴックンと食道の奥へ……。
「のんじゃった……」

 ちなみにレックス君は今までも恐竜型のゴムTOYを引きちぎって飲み込み、数ヶ月後にすっかり変質してお尻から出て来たという、脅威の伝説を持っている。
 おそらくバナナ君も近い将来、同様の道を辿ることになるだろうが、そのときはもう今の彼では無いだろう。合掌。

 当のアーサーはというと、不意の別れを理解し切れていないせいで、ケロリンパとしていたが、これはこれで不憫なので、バナナ君に代わる友人をGETしてきた。



ナスビ君です。


 他にもこのシリーズには、トマト君だのモロコシ君だのがいたが、手触りと形がにている彼をスカウトした。
 アーサーはこの新しい仲間もいたくお気に召したようで、



添い寝したり、


見つめたり、


見つめなかったり


 と散々楽しんだあげく、最後には



暖めていた。


 なにも孵らないよ。

煙とナントカはさらに高みへ

2006年12月28日 | 愛犬の日常


「ムフ」


 高いところギリギリを歩くのが好きな、愛犬アーサーだが、その高さへの飽くなきチャレンジは続いている。
 最近ハマっているのが、とある橋だ。
 散歩の途中、いつもは使わない橋に、ある日気が向いて渡ってみたのだが、これがアーサーの大のお気に入りになってしまった。以来、その登り口に近づくと、グイグイとリードを引いて自分から突き進んでゆく。






 その橋を普段使っていなかった理由に、高さと大きさがある。
 車の為にある大型の橋なので、上まで上がるまで時間がかかって大変なのだ。





 上にいくだけでこの螺旋階段。このカーブ数。
 グルグル、グルグル、アーサーはひたすら登っていく。登り坂はアーサーの足腰鍛錬には良いらしいので、これまたひたすらつきあう飼い主。ちょっと三半規管がフラフラするけど。

 そしてようやく橋の上に到達。





 まず絶景を楽しむアーサー。
 正確な高さは分からないが、ふもとの二階建ての民家の屋根が眼下に見えたので、3階ぐらいの高さはあるはず。
 ちなみに、下から見たらこんな感じ。



ドドーン
デカいです。


 ここからの景色をアーサーは、登ってすぐ、真ん中、終わり近くと3度は楽しむのである。



はいはい。絶景、絶景。


 高さと景色を堪能したあとは、反対側の岸につき、また普段の散歩コースに戻る。





 ここはここで、また土手ギリギリを、飽きもせず疾走するのである。



「あっ! 何これ! 邪魔! 歩きにくい!」


 あんなにギリギリを歩くくせに、障害物は大キライ。

アーサー誕生秘話

2006年12月27日 | 愛犬紹介




 愛犬アーサーの里から嬉しいプレゼントが届いた。送り主は、母犬ハナちゃん&妹犬リンちゃんの飼い主さん。アーサーが産まれる前後の写真を収めたアルバムである。

 アーサーに初めて会いに行った時も、それなりに写真を撮らせてもらったのだが、なにせ初めて飼う犬、初めて見る集団の子犬に舞い上がりきっていて、後で確認すると2~3枚ほどしか撮れていなかった。
 そこでハナちゃん・リンちゃんの飼い主さんが、当時の写真を送って下さったのだ。
 今日はその中からいくつかをご紹介したい。

 まず、一枚目。





 出産1週間ほど前の母犬・ハナちゃんの肖像。この頃上から見ると、お腹の膨らみがハッキリしていたそうだ。

 そして出産。予定より2日早く、しかも午後2時という昼間にはじまり、飼い主さんを大いに慌てさせたと言う。





 これはアーサーが産まれた直後の貴重な1枚。
 黄色で囲んだのがアーサー。第2子として誕生した。ほかの子がほぼ200g代後半で産まれてきたのに、アーサーだけはすでに350gもあったとか、産まれた時から暴れ者でへその緒を切るのも大変だった上に、縛ってる紐をすぐ取ってしまったとか、アーサー暴れ王伝説はすでにスタートしていたらしい。





 ちなみにアーサーの兄弟は上から、コオ君、アーサー、アル君、バロン君、リンちゃん、ナコちゃん、ダザイ君、アウラちゃんの計8匹。残念ながら第6子のナコちゃんは誕生から10日目に命を落としたが、成長した7匹は、東は愛知県から西は広島県までに散らばって暮らしている。
 伝え聞いたところによると、みんなよく食べ、すぐに大きくなり、キレイ好きで、ヤンチャ。やはり兄弟らしく、アーサーとどこか似ている。
 ただ、お兄ちゃんのコオ君は、とうとう片耳が立たないままのボタンイヤーで、しかもかなりお利口で芸達者だそうだ。なんと鼻パクまでもマスターしたと聞き、アーサーの落ち着きの無さと比べてガックリきてしまった。素質の問題か、飼い主の指導力不足が問題か……(おそらく後者)。





 これは誕生8日目のアーサー。しっぽのある最後の写真である。この日、母犬の手元に残す子(リンちゃん)以外は、皆断尾処理をしてもらった。
 うちでもショーに出す訳でもなく、牛を追わせる予定も無いので、尻尾は切らなくても良かったのだが、断尾の処置は行き先が決まる前に終わらせるものらしく、我々がアーサーと初めてあった時処置済み。こればっかりは巡り合わせというものだろう。仕方が無い。
 この写真を見るとアーサーはどんな尻尾を持って育っただろうと想像は尽きない。





 生後1ヶ月強のアーサー。童顔ながら気の強そうなところなど、今の面影がある。この頃、他の兄弟と識別する為に色の違うリボンを首に巻いてもらっていた。アーサーは「みどり君」だった。



今日のアーサー。
1年ちょっとでこんなになってしまいました。

室内遊戯

2006年12月26日 | 愛犬の日常




 天気が崩れた。
 家の中でトイレを済ませる愛犬アーサーにとっては、雨の日は一歩も外に出ない、つまらない一日である。

 軽く運動代わりに「取ってこい・室内版」で遊んでやる。今日の使用アイテムは



バナナ君(¥126)




 今、アーサーが一番ハマっているオモチャである。投げてやると追いかける追いかける。




 しかも


リリース率100%


 刺激が多い屋外で投げてやると、気が散るのか適当にしか持ってこないくせに。
 娯楽が少ない家の中では、この遊びがとんでもなく楽しいのか?
 小さい子供が、普段は見向きもしないようなガラクタでも、ファミレスのレジの前にあると熱中していじり回すのと似ている。


 取ってこいといえば、ご近所の爆走娘・レイナちゃんの走りっぷりは凄まじいものがある。
 時にはオヤツよりもなによりも、ボールの方が好きというぐらい、「取ってこい」ラヴのコーギーだ。





 ひとたび人間がボールを持ってやると、投げてくれる事を期待して、キャッチポジションにダッシュするのだが、そのディスタンスが半端じゃなく遠い!
 見ていると、米粒大ぐらいまで一瞬にして走り去ってしまい、一度でもレイナチャんにボールを投げた人は
「そんなに投げられないよ!」
 と慌てる羽目になる。
 彼女の期待に答えられる人は、超高校級の肩を持つスポーツマンであろう。飼い主さんもレイナちゃんの期待に答えると肩を外すとまで言っていた。始球式でもボテボテのバウンドしか投げられないような、なまくら素人肩では無理な話である。

 というわけで、素人肩の飼い主は、今日も愛犬相手に室内投球に精を出すのであった。




クリスマス本番

2006年12月25日 | 愛犬の日常




 メリー・クリスマス! 皆様。
 忘れがちだが、今日こそがクリスマス本番。昨日に引き続き、ワンコのドレスアップ大会が実施された。





  今日もペアルック花盛りの一日である。
 まずは大型犬、ゴールデンのビビちゃんとラブのアーク君。色違いのウエアにプラスしてアーク君は胸に大型の飾りが!
 大型犬でなければ出来ないアクセサリーである。ご立派!





 コーギーのレイナちゃん&Mダックスのベルちゃんも、お揃いの3段ボア付きベルベットのドレスで登場……なのだが、ベルちゃんが下向いてて、せっかくのボアがボーダーに見えそう。





 やっと上を向いてくれた。黒い毛に赤はやっぱり映える。
 ちなみにレイナちゃんはというと、





 ドレスアップもどこ吹く風でボール遊びに熱中。スカートをひっくりかえしながら、いつもの爆走を見せてくれていた。

 さて、お次は本日のベストドレッサーといっても過言ではないおふたり。





 Mダックスのトトちゃん&ミルクちゃん。なんと白いドレスと黒燕尾で登場。まるで結婚式である。



「お忙しいところ、来てくれてありがとう」
「お二人ともお幸せに~」
(左からかれんちゃん、トトちゃん、ミルクちゃん)


 こんな新郎新婦と招待客の会話が聞こえてきそうである。
 実はトトちゃんはこの燕尾が苦手なようで、着せられた直後は





 グデーッと伸びて抵抗していた。
 でもちゃんとキリッとしたポートレートもある。飼い主さんが叱咤激励しながら立ち上がらせた、結果の一枚である。



マネの名画「草上の昼食」に登場しそうな風情


 小さい蝶ネクタイがいかにも紳士である。

 さて、このようにペア続出の中、チョンガーのアーサーはというと、冒頭の白いトナカイ服で参加したのだが、





 フードかぶらないと、何だか分からない。あえて言うならモコモコの雪だるまである。あーあ。

クリスマス・イブ!

2006年12月24日 | 愛犬の日常




 メリークリスマス、皆様。
 本日はクリスマス・イブ。ということで、ご近所のお散歩仲間さんとクリスマス仮装大会。
 アーサーはペットパラダイスで買ったトナカイのツノ付きケープを着用にて、参戦。





 いつもアーサーが迷惑をかけている、ラブラドールのアーク君と、ゴールデンのビビちゃんはミッキー&ミニーマウスでペアルック。



Mダックスのトトちゃん


&ミルクちゃん


 は、なんとお友達のプロに縫っていただいたという、オートクチュールである。しかもミルクちゃんはあまりにスリムな体のため、なんと仮縫いまでしたとか。
 「飾りは自分で付けて」と言われたそうだが、その飾りはトトちゃんはスノーマン、ミルクちゃんはレースのヒラヒラでなんとも華やか。
 
 仮装はコスチュームだけでなく、小道具使いもお楽しみの一つ。





 ボス犬、ゴールデンのレックス君は、定番の赤いサンタ帽と大きなリボンがとてもお似合い。





 レトリバー3頭そろい踏みの図。
 アーク君はあごひげ付き、レックス君はトナカイの角にお色直し。
 大型犬は人間用のサイズがそのまま使えたりするので、小道具も豊富だ。

 実は、アーサーもツリーの飾り付きカチューシャを用意したのだが、付けようとすると



こんな有様で


 頭に飾れませんでした。もうね、じゃれついて、全然ダメ。
 というわけで、大型犬の皆さんに試していただいた。



まず、アーク君。


レックス君も。
いいスマイルです。


 やっぱり大型犬だとこういうアクセサリーが映える。

 最後に赤でお揃いになった小型犬で集合。





 みんな普段と違う飾りが満載のせいか、どの犬もどことなく興奮気味の一日だった。

年賀状写真

2006年12月23日 | 愛犬の日常




 年賀状は25日までに投函すると、元旦に届きます―。

 というわけで、今日はギリギリになってしまった、アーサーをモデルの年賀状写真撮影会。
 一応断っておくと、仕事・友人関係には当たり障りのないデザインのものをすでに用意してあるので、アーサーが登場するのは干支無関係に犬の写真を送っても差し支えない、親戚や近しい人宛バージョンである。

 上の写真は、飼い主と一緒のショットを撮ろうと、エサで釣っているところ。人に近づくとカメラを向かないし、カメラを向くと人と離れるしで、大変だった。

 引き続き、アーサー単独ショットの撮影。OKカットは年明けに公開予定のため、ここではNGカットをご紹介。



後ろに荷物が!


背景はスッキリしてるけど、
肝心の表情が……。


表情がまだ固い&右半分の陰影がキツい


笑顔? と見せかけて、実はあくびです。
元旦からアーサーのあくび顔というのも、チョットねえ。

ダレてきたようなので、
ちょっと走らせてみた。


このサイズでは分かりにくいのだが、
ピントがお尻のあたりにあってて、
肝心の顔がボケてる。
試しにプリントしたらモロバレ。


こっちは表情が論外。

そのうち疲れてきたのか、


もうグダグダ。


 こんな感じで、山のようなNGカットを生み出して、年賀状は完成した。急いで投函せねば。
 アーサーもお疲れさまでした。


">

煙とナントカ

2006年12月22日 | 愛犬の日常




 昔から、煙とかナントカは高いところが好きというが(あと猫も)、愛犬アーサーも好きで困る。
 河川敷の散歩も





 わざわざ高い方を選んで歩く。
 こういう所を歩く犬は良く見かけるので、アーサーに限った事ではないのだが、なにせ





 キワ、ギリギリを歩くので目が離せない。
 休憩中も





 これまたギリギリに立って、遥か水面(?)を監視。
 河川敷の平和でも守ってるつもりなのか? アーサー。
 と、思ったらアーサーが何かを発見。





 身を乗り出して威嚇する相手は



ミキサー車


 アーサーは初めて見たようだ。
 オウオウと威嚇していたけど、あの中にはアーサーが大好きな、働くおじさんたちが乗ってるんだぞ。

 ちなみに、帰り道でアーサーは



河川で働くおじさんにクギヅケ


 海の男ならぬ、川の男たち。写真に取り損ねたけど、水中に潜るスタッフもいて、アーサーも興奮気味。植込の間で固まって動かなくなっていた。
 ちなみにこの植込、昨日のブログでブルーベリーに似ていて、アーサーが実を食べて困ると書いた植物なのだが、ただっちさんから「シャリンバイ」というバラ科の植物であると教えていただき、謎が氷塊した(ありがとうございます)。

 平和を守る時は、拾い食いは無しにしていただきたいものである。



「フウ、疲れた」