昨日の親戚犬探しで、アーサーに似た犬を見つけようとして失敗したが、実は「似ている」と言われる犬が、いたにはいた。それもご近所に。
数ヶ月前、アーサーを連れてあちらこちらと散歩していたところ、ある公園で唐突に
「サ○ラちゃん(仮名、としておく)?!」
と呼ばれたのである。声の主は見知らぬオバさん。
「サ○ラちゃんじゃないの?!」
しつこく確認して来た上、違うと分かったとたんあきらかにがっかり。しかも二度目からは
「サ○ラちゃんじゃ無い犬だよね。サ○ラちゃんじゃない犬だ」
“じゃない”呼ばわり。
ひどい。
こんな事が一度や二度、一人や二人ではなかった。
もっとひどい人もいた。
「オイ、サク○! オイ! ○クラ! サ○ラ!!」
呼び捨て、連呼オヤジである。
無視しようかとも思ったけど、心当たりがあるのが運のツキだ。返事をしてやった。
「違います(幾分ブスッと)」
「え?! 違うの? サ○ラだろ?! サ○ラ サ○ラ!!」
全然認めない。
「だから、違いますって」
なんで嘘付く必要があるのさ。
「ええ~! 違うの?! いや、ソックリの犬がいるんだよ。そこの角の家だけどね。いや、似てるな~。ホントに違うの? ホントに??」
正直、もうウンザリである。
そんなうちのアーサーに似ているというサ○ラちゃんに、後日なんと会う事が出来たのである。
何人もの人が見間違えたというその容貌の、謎のベールが今あらわに!
……
……
……。
(似てねえ……)←心の声
まずお詫びしておくと、カメラを持ってなかったので、写真は無い。なので文字解説になるがご了承いただきたい。
サ○ラちゃんは、名前から察しがつくように、女の子であった。
なので、まず体の大きさ、体つきが全然ちがう。ミニマムでコロっとしてて毛吹きがいい。
耳もアーサーより全然小さい。
一応アイラインと、口元に黒い毛がある、いわゆるドロボーフェイス。ここはアーサーと共通しているのだが、顔全体の面積と黒い毛の比率が全然違う。アーサーが黒い毛3割程度だとすると、サ○ラちゃんはガッツリ5~6割はいってる。マックロクロ。
なので、飼い主としては「似てないじゃん!!」が第一印象だった。
しかしコーギーで、アイライン入りとなると、飼い主以外は大雑把に「同じ顔」に見えてしまうんだろうな。なんとなく分かったようで釈然としない。
でも、やっぱり言いたい。サ○ラちゃんとアーサーは似てない。全然似てない。
そして声を大にして言いたい。似ているというのは、アーサーと、イヴちゃんのような関係を言うのである。
イヴちゃんというのは、時々活用している写真投稿サイト
Zorgでご縁が出来た女の子コーギーである。
初めてそのお写真を拝見した時、あまりのソックリぶりに、家中騒然となり、あわてて写真にコメントを入れたら、なんと同じ頃イヴちゃんの飼い主さんもびっくりして、同時にアーサーの写真にコメントを入れていたという、何から何まで恐るべき関係であった。
イヴちゃんのお写真はZorg内、飼い主・
palmoさんエリアのイヴちゃんの
アルバム、もしくはママさんの
ブログでじっくり拝見できる。気になった方は、さあレッツ・ラ・ゴー!(古!)