愛犬耳袋

 コーギー犬・アーサーとの生活と喜怒哀楽

草むらマーキング

2006年11月30日 | 愛犬の日常




 愛犬アーサーは草むらが好きだ。
 ボーボーの雑草の中を、草をよけながら走ると勝手にテンションも上がるようで、「ワッホイ、ワホホイ」のタイミングで、ギャロップのようにジャンプしながら駆け巡る。
 近所の堤防が草ボーボーで、アーサーは喜び勇んで走り抜けていたのだが、最近茂りすぎてきて、とうとう人も歩けないほどになっていたので、このところあまり足を踏み入れていなかった。
 ところが今日、その堤防に行ってみると



「あっ!」


 なんと、全部刈られてました。





 自治体の方がお手入れして下さった模様。ありがたいことである。
 これでスムーズに散歩が出来る、と思いきやアーサーは走り回る代わりに、刈ったばかりの草の青臭さが気になるのか、



しきりに匂いかぎ


 そして



何度もマーキング


 アーサーはマーキングを始めたのが早く、お散歩デビューの4ヶ月ごろには、誰に教えられるでもなく、サッサと片足をあげはじめ、バンバン匂いも嗅いぎはじめていた。

 さすがに民家やお店の前で排泄させるのは気が引けるので、町中では匂いかぎもマーキングもしないようサッサと歩くようにしているが、こういう所ではその分タップリやってくれる。
 ちなみにアーサーは家でもトイレをする子なので、部屋の中もでガマンせずやる。サンポに行っても。それはもう、何回も。
 200枚入りのペットシーツがひと月ぐらいしか持たない。というのも一度汚れたところでは、絶対重ねてしないからである。
 潔癖なのか、これもマーキング癖のひとつなのか。とりあえずこのペースだと膀胱炎の心配はなさそうである。



「何か文句でも?」

サッカー犬

2006年11月29日 | 愛犬の日常




 今日はあったかい一日で、ひなたぼっこする野良猫も多数目撃。迷彩の力を試す時が来た! とばかりに、愛犬アーサーに先日作った迷彩パーカーを着せて歩いてみた。



「こんにちわ」


 まずは、白猫とハチワレ君、ダブルで遭遇。いつもより心無しか接近できているような。





 引き続き、キジトラ白の公園猫と「こんにちわ」。いつものように、しばらくお見合い。
 今日は逃げられないぞ! ブラボー!! 迷彩ってすばらしい。

 道行く人も、猫と向かい合う犬は珍しいのか、あれこれ声をかけていく。
 面白いのは、男性と女性では状況のとらえ方が違っていて、
「あらぁ~、仲いいのねえ。ニャンコ好き??」
 などと話しかけてくるのは大体女性。
「おっ! 猫、腰抜けて動けなくなってるぞ! ハハハハハ」
 とはやし立てるのは男性。犬は猫を見たら襲いかかる。猫は逃げる、と決めてかかっていんだろう。



 さて、公園では、誰かが忘れていったサッカーボールを発見した。





 ちょっとだけ拝借して、試しに軽く蹴ってみると、



追跡!


 アーサーはサッカーボールがいたくお気に召したようで、必死の形相でじゃれ始めた。







 取ってこいのボール投げよりも、一つのボールを奪い合う、サッカーのような遊びの方が、アーサーは好きなようで、ガウガウ言いながら飛びつき、噛めもしないのに、口を広げて噛み付こうとする有様。
 あんまりエキサイトしてはボールの持ち主に悪いので、ボールを引き離して退散。
 しかし、



今度は野球ボールが落ちてた。


 みんな忘れ物多すぎ!

トリプルルック

2006年11月28日 | 愛犬の服




 11月9日「悪趣味ウエア」で愛犬アーサーの為に作ったコブラ柄のパーカー。大の大人用の着分生地があったので、アーサー分を取ってもなお、赤い生地が残った(コブラ部分は無くなったけど)。
 なので、その部分でご近所の犬仲間さんとペアルックにすることにした。
 お揃いメンバーは、アーサーと同じコーギーのレイナちゃんと、ミニチュア・ダックスのベルちゃん。共に同じ家庭のお嬢さん方だが、二匹とも着る服のサイズで飼い主さんが頭を悩ませているという。
 レイナちゃんは、コーギーながら恐ろしく小柄で、体重7kg前後、体の大きさもシーズーサイズ。
 ベルちゃんの方は、長さはダックスSサイズなのだが、胴回りは1つ上のサイズになり、ダックス用でもピッタリサイズが無いのである。

 というわけで、飼い主のレイベル母さんに採寸をして頂き、出来上がったのがこれである。





 左がレイナちゃん、右がベルちゃん用である。
 アーサーと違い、年頃のお嬢さんなので、チェックのプリーツスカートを付けてみた。ブリティッシュ風?
 女の子用の服なんか初めてなので、スカートの具合がうまくいっているのか、イマイチつかめない。
 試しにアーサーに着せてみようと思ったが、とうてい無理なので



乗っけてみた。


 レイナちゃん用でもこのツンツルテン具合。同じコーギーとは思えない。
 ちなみにベルちゃん用だと



もう何やらわからない。


 いつまでもアーサーに乗っけてても仕方が無い。
 今日のお散歩で、レイナちゃん・ベルちゃんにお渡し。早速着ていただいた。
 まずはレイナちゃん。





 おっ? 結構イケてる? と思いきや……





 スカートズレズレ。
 あー! もうちょっと幅があった方が良かったか~。
 そして、ベルちゃんは、





 おおっ! これはいいんじゃないのか?!




 
 と思ったけど、上から見たらお尻がプリ~ン……。
 こっちは丈が足りなかったか……。
 素人仕事炸裂だな、こりゃ(レイベル母さん、スミマセン)。

 デザインを変えたせいで、かなり雰囲気は違っているが、一応アーサーとペアルック(3匹なので、トリプルルック?)である。
 3匹一緒のところを一枚ほしかったのだが、なかなか一緒に撮れない。ようやく押さえたのが、



この一枚。


 お尻かよ!
 冬の日没は速いなぁ。

コタツ登場

2006年11月27日 | 愛犬の日常




 またしてもスッキリしない天気……。
 雨に降られてはかなわないので、朝の散歩も短めに切り上げて帰る。
 愛犬アーサーも運動不足気味、欲求不満気味。家でもゴソゴソと動き回り、人の仕事を邪魔して回る。

 今日はリビングにコタツを出す予定なのだが、まずアーサーの抜け毛をきちんと駆除しなければならない。というのに、



掃除機に興味津々


 アーサーは地を這う動きをするモノが大好きで、コロコロと、クイックルワイパーと、モップは1本づつ破壊した。
 無論、掃除機のヘッドも大好きだ。が、我が家の掃除機は去年フンパツして購入したダイソンなので、ヘッドをカチ割られてはたまらない。



ああ! 噛んでる!


 あわてて用具入れにしまい込むのだが、



遮二無二追跡してきて



「ココ! ココに入ってる!」


「入ってんのは分かってんだぞ!」


 用具入れのドアにしばらくケンカを売って帰ってくると、



コタツ登場~
 

ヒャッホ~イ


 いきなり布団にダイブだよ。
 それからグルリとコタツ布団のフカフカ具合を確かめて踏み回ると、おもむろに一番いい具合のポイントで、



フフン
 

 寝始めた。満足そうな顔で。
 こうして、出したばかりのコタツセットが、毛まみれになっていくのである。

迷彩デビュー

2006年11月26日 | 愛犬の服
 先日、真っ赤なパーカーを愛犬アーサーに作って着せたところ、その色のせいか、形のせいか、はたまた醸し出すヤンキー臭さのせいか、アーサーが好きな野良猫たちに逃げられまくってしまった(「赤い秋」参照)。その折、nonさんに
「今度は迷彩服なんでいかがですか?」
 というコメントをいただき、「コレだ!」と生地を入手。
 そして今日、迷彩柄ウエアが完成した。
 


迷彩柄ノースリーブパーカー


 アーサーはやたらと長いウナギ犬体型なので、ウエアも縦に長い長い。背中の生地がなんだかベローンと長くて間が持たないので、飾りのポケットを付けたのだが、それでもなんだか寂しい。

 なので、ポイントにアーサーの名前にちなんだ、飾りを付けることにした。



ほい


 モチーフはアメリカの製粉会社、KING ARTHUR FLOURのコーポレートマークを、そのまま拝借(個人的な非営利利用なので著作権的なことはお目こぼしを)。
 「アイロンで貼るコットン布シール」にプリントして、背中にペタ。念のため上からステッチもかけておいた。多少縫い目がガタついているが、まあいいや。

 で、さっそく着用。





 ちょっと背中のマークが明るすぎ?
 それさえなければ、もっとレンジャー部隊っぽかったかも……。

 レンジャー隊員風アーサーは、あちこちを積極的に探索。



草むら


端の下


 しかし、今日に限って野良猫がいないのである。
 曇りがちで、あったかい日だまりに恵まれないせいか、いつもゴロゴロしている猫も、どこかにひっこんでいた模様。
 せっかくの迷彩パワーも威力を試せずじまいか。
 かわりに見つけたのは



腐ったパン。


 すんでのところで、アーサーが拾い食いしそうに。ヤバすぎ。誰だよ! 捨てたの!

 代わりにいいこと(?)もあった。
 先般より撮りたい撮りたいと言い続けていた、アーサーの耳垂れ写真、今日ようやく激写に成功したのである!
 その感動の一枚がこれだ!



デローン


 なんか、表情微妙……。
 アーサーは顔の皮があまり気味で、あまり走らせすぎると顔の皮が垂れてくる。耳が垂れるということは、顔も垂れるという可能性に、なぜ気付かなかったのだろう。

 せめて、これぐらいの表情で、耳だけ垂れてほしかったのに。



舌なめずりしているのは、オヤツを期待しているから

スポーツマン好き

2006年11月25日 | 愛犬の日常




 めっきり寒くなって、しかもいつ降り出してもいいような天気のせいか、レガッタの練習を目にすることも減った。愛犬アーサーもかなり寂しそうである。





 誰に指示されるまでもなく、いつものレガッタ、ウォッチング・ポイントに座りこみ、誰もいない川面の方向を期待を込めて凝視していたが、やはり待っている人たちは現れない(しかし、この角度だと口角の垂れ具合がモロバレ)。

 しかしレガッタに代わる、あるスポーツをアーサーは発見した。





 それは



ローラースキー


 板とストックにローラーが付いてる、雪の無いところで滑るスキーである。雪が無いので、転ぶとハンパなく痛いらしいが、河川敷で練習しているプレーヤーたちは、恐怖をものともせず軽装備である。
 その辺もアーサーのお気に召したのかどうか分からないが、『ゴーッ』と滑り去った方向を凝視し、帰って来るまで動こうとしなかった。



「あの人たち、どこ?」


 もっとも、帰って来ても、跳ね飛ばされてはかなわないので、引きずって歩いて帰ったが。




 最近大阪の河川で、ウォーターレタスなるものが異常繁殖している。 水草の一種で、池などに浮かべて楽しむ水生観葉植物なのだが、これがまた繁殖力がスゴイ。雑草並みで暖かければバンバン増え、水面を覆い尽くして、水生生物を酸素不足に陥れる。
 間違っても河川に捨てては行けないシロモノなのだが、してはいけない事をするのが人間というもので、かくのごとき有様
 もっぱら問題になっているのは淀川なのだが、か細い近隣の河川敷でも、とうとうお目にかかるようになってしまった。



プカー


 気温が下がると枯れるものらしいが、冬本番到来が先か、その前に増えに増えるか、河川敷散歩者としては少々気になるところである。

巨大涙の正体

2006年11月24日 | 愛犬の日常
 ちょっと肌寒かった今日、アーサーはいつになくテンションが高く、やたらと走り回った一日だった。お散歩仲間のレトリバー、アーク君は寒くなるとテンションがあがってはしゃぐらしいが、昔の人が言う「犬は喜び庭駆け回り」は本当だったようだ。

 ひとしきりはしゃぎ回ったアーサーをふと見ると、



「あれ?! 泣いてる?」


 アーサー、ちょっとおいで。



「何?」


 うわ、なんだこれ。
 どうやら正体はヨダレ。風にあおられて、ブラーンと口の端から飛んで顔についた模様。
 ビックリしたよ。マンガみたいな涙だから。
 持ってたティッシュでキレイキレイしてやる。



手間のかかる子だ。


 最近、アーサーのよだれの粘着力が強くなった気がする。
 大型犬はヨダレのネバネバパワーがすごく、フードボウルなど洗っても洗っても、ヌルつきが取れないと飼い主さんはコボしていたが、アーサーもガタイが良くなって、ヨダレパワーが強くなり出したのだろうか。フードボウルを洗う時間が長くなってるんだよな……。

 ちなみに、今日はアーサーもよく走ったので、例の耳タレ写真にまたチャレンジしたのだが、ことごとく失敗。
 見ていると、耳がベロンベロンするのは、ダッシュを始める走り始めの一瞬だけということが判明。
 そこまで分かっていて、シャッターチャンスを逃しまくったと言うことは、とりもなおさず腕の問題である。あとはひたすらトライ&エラーあるのみか。

 仕方が無いので、アーサーの耳が垂れていた最後の写真をアップ。



こんなころもありました。

悪趣味ウエア(2)

2006年11月23日 | 愛犬の服




 くもってスッキリしない天気だが、愛犬アーサーは散歩に出られるだけで大喜びだ。





 今日着用のノースリーブは、またまた人間用Tシャツのリメイクである。しかも元をたどれば300円均一ショップの品。縁取りのテープも含めて、総額400円ぐらい? 安上がりな上、面積の関係上袖まで生地が取れなかったという、チープな仕上がりだ。それでも最低限、よく汚れる部分は隠れるので重宝している。

 ちなみに、背中の模様は



ヘンな顔のクマ


 時々見かけるモチーフなので、名前があるとは思うのだが、そんなことはどうでも良いほどのニヤけっぷり。
 初めて見た人は「面白い顔のクマ(プッ)」みたいな反応を示してくれる。



「俺の背中に何かついてる?」


 自分で犬服を作り出してから、めっきりアーサーは衣装持ちになってしまった。アーサーを飼う前はこれでも
「犬に服なんて不自然な! 軽い虐待!」
 とか思っていたなんて、自分でも信じられない。
 犬服は、飼い主が楽しいという部分がまず大きいが、アーサーの場合、毎日のように寝転ぶので実用面でもかなり役に立っている。先日、着せるのを忘れて出かけた時、カラカラに乾いた砂地で寝転び、毛の間に砂のジャリジャリを混ぜ込んで帰ってくれた。その後の処理の大変だったことといったら。

 そして、今日もやっぱり、やりました。




コロコロ

2006年11月22日 | 愛犬の日常
 室内で犬を飼っているお宅、 室内犬、特にダブルコートの犬は抜け毛との戦いである。
 愛犬アーサーもここの所ヘビーな抜け毛祭りを迎え、部屋や敷物が真っ白であった。
 そんなお宅に必ずあるといってもいいのがこの、



コロコロ


 である。我が家にももちろんある。しかも二代目だ。なぜ二代目かというと、



アーサーが飛びつくから。


 しかも目の色を変えて。
 どうも地面を素早く移動するものを見ると、本能的にウズウズするらしい。それで飛びつき、齧り、ヘッドといわずハンドルといわずボロボロにして初代はその役目を終えざるを得なくなった。

 さて、コロコロと言えば、床やラグに付いたホコリや抜け毛を取るものだが、ここだけの話、我が家では、



直接犬にも使ってます。


 あまりにも抜け毛が酷かった時、逆切れのように直接コロコロしたことがあったのだが、意外にも粘着力が強くなく、ちょうどいい具合に抜け毛や抜けかけの毛を取ってくれる事を発見。
 それ以来、時々は直接コロコロしている。アーサーも体に使われている時は、不思議と抵抗しないのである。

 大体、この写真でも分かるように、毎夜、飼い主の布団にサッサと乗り込み、人のマクラで寝ようとする。そして布団やマクラを抜け毛まみれにしてくれるから、寝室にもコロコロは必須。
 今日も布団に上がられたので、嫌がらせ半分で直接コロコロを当ててやったのだが、



なんか、ウトウトしてる。

 
 逆に気持ちよかったのか?! そして、そのままここで寝るつもりなのか?
 ちゃんと自分用の天井付きベッドを持っているというのに、やっぱり人と一緒に寝たいのか?ちょっとホロッとくるぞ、コンチクショー。
 でも、これでは人間が寝る場所が無いし、毛まみれだし、せっかくのベッドも無駄になるので、うつらうつらし始めたころを見計らい、抱き上げてアーサー用のベッドへ移動させてやる。
 コタツでうっかり寝ちゃった子供を、布団に移動させるようである。





 それでも翌日になると、やっぱり人間用の布団に潜り込むのだろうけど。

普段着散歩

2006年11月21日 | 愛犬の日常




 今日は暖かいので薄手のタンクトップで散歩。一番登場回数が多い服かもしれない。
 ただ、袖ぐりがかなり深く、露出が妙に多いので、我が家では「坂本一生服」(もしくは「新・加勢大周服」)と呼ばれたりする。この呼び方一つとっても年がバレそうだが。

 昨日のヤンキールックを脱ぎ捨てた効果は絶大で、



早々におなじみの野良猫と再会。



近づいてもOK

ついでに


アップ撮影もOK


 という、手のひら返した反応が帰って来た。
 おなじみの猫だけではない。今日は、





 やたらと、





 野良猫に遭遇しまくり。そして撮影出来まくり。
 中には昨日脱兎のごとく逃げた猫もまじっていた。
 赤色とは認識してなくても、やっぱり自然界に無い色味の生き物は、警戒されるんだろうな。