愛犬耳袋

 コーギー犬・アーサーとの生活と喜怒哀楽

リード製作(後編)

2007年07月31日 | 愛犬の服




 さて、リード作り、ようやく本番である。
 ダックスとチビコーギー用なので、リードの幅は2cmと細め。
 しかし、ツインリード+別にリード1本(両方とも長さ調節可バージョン)、さらに首輪3つを作ろうと思うとかなり長さがいる。
 アーサーのは、長さ調節無しで、必要な長さは2.1mだったが、このおちびさんたちのはトータルで5.5mも必要になる。
 ここまで長さが必要だと、飾りにチロリアンテープなど使うと、コストが跳ね上がるので、今回はプリント生地を使う。





 生地選びで気をつけたのは、柄の大きさ。なにせ2cm以下の幅に切り取って分かる模様となると、かなり細かくなる。
 が、生地屋にいくと、プリント生地の柄は案外でかいものが多い。かわいいと思っても2cmの幅で見ると何が何だかわからないことも。ネットの首輪やさんを見ると、チェック・水玉が多いのはこういう理由からか。

 というわけで、目をつけたのが、パッチワーク用の輸入生地。これだと細かい柄が多いし色目も豊富。
 今回選んだのは、ブラウンに小さいイチゴとイチゴの花が散ったプリントだ。
 土台のテープは女の子なのと、汚れが目立ちにくいように、暗めの赤。イチゴとの相性もいい。





 さっそく生地を縦長の短冊にカット。両端を内側に折り込んでテープに縫い付けていく。
 個人的に、両端から土台の色が少し見える方が好きなのでプリント生地は心持ち細めに。





 一本になったところで、金具を通し、要所要所を折り曲げ固定し、ガッチリ縫い合わせる。





 この辺りで、飼い主がミシンに釘付けになるので、アーサーが飽き始める。
 なにせ3匹分なので、ひとつ出来てもまた次、また次と反芻のように同じ作業が続く。
 アーサーの単純リード4本分の時間をかけ、



ツインリード&リード&首輪3つがようやく完成~




 健闘のあかしなので、しばらく渡さず部屋に飾っておいたりして。

リード製作(前編)

2007年07月30日 | 愛犬の服
 ご近所の犬仲間にRBK母さんという人がいる。
 度々このブログにも登場しているのでご存知の方も多いと思うが、補足説明すると猫2匹、犬3匹の大所帯のグレートマザーである。
 犬の内訳はコーギー・ダックス・ダックスと女の子の小型犬のトリプル。毎日、ツインリードと普通のリードを駆使して、3頭ズラズラと連ねて散歩をしているのだが、そのRBK母さんから「娘たちのリード作って」なるリクエストを貰った。

 調べると、カバンなどに使うゴツめの綿ベルト1本に、ナスカンなどのパーツを通して、要所要所を折り返し、しっかり縫い合わせる事で作れるらしい。
 服と違ってリードは下手をすると犬の命に関わる為、ショップで商品化するかどうかは未定。
 しかし興味がわいてきたので、とりあえずチャレンジしてみる事にした。





 いきなり納品分にとりかかる前に、まずはアーサー用のリードで試作してみる。
 用心して、大型犬並みの2.5~3cm幅のベルトを使用。
 ラフ~な設計図を書き、ゴツくてまち針が入らないため、縫い合わせる部分はクリップで仮止め。
 あとはひたすらしっかり、縫う、縫う、縫う。
 まっすぐ縫いや、バッテン縫いしか無いので、ああ~~っと言う間に完成。





 無地のベルトでは殺風景なので、飾りにチロリアンテープを縫い付けてみた。
 飾りが土台の4倍ほどするが、まあいいや。

 しかし……面白い。
 リード作りは、ハマる。
 単純作業で、作業時間が少なく、すぐに完成して達成感がデカい。
 そういうことで気がつけば、





 なぜか試作品が5つも。
 夏休みの自由研究にいかがでしょうか。 ちょっと注意してミシンを使えるお子さん(高学年?)なら、ゆっくり縫いでも一日で出来ます。

 ちなみに、我が家で使うタイプは、長さ調節無しで、2m強の長さを端を折ったり輪にしたりするシンプルなタイプ。





 脚側訓練で、左手でアーサーをコントロールするため、左手の位置に親指をひっかけるワッカ。
 市販のモノにもこのタイプはあるのだが、大型犬を想定しているのか、体高の低いアーサーに使うとワッカの位置が低く使いづらいので、そこを調整。

 さらに





 リードを外して体に引っ掛けるとき、ナスカンの先をひっかけるDカンを端につけた。
 これでテープ生地をねじまげて無理矢理入れなくて済む。
 
 ただし、気をつけなければいけないことが。





 服とのコーディネートを忘れると、えらい組み合わせに。
 今まで無地のリードだったから、服との兼ね合いをすっかり忘れてた。

 というわけで、うれしがって山ほど作って疲れちゃったので、RBK母さん用のリードはまた明日(あれ?)。

初体験づくし

2007年07月29日 | 愛犬の日常
 アーサーにとって初体験てんこもりの日曜日だった。
 というのも、はじめてのトリミングを経験することになったからだ。
 アーサーの訓練をお願いしている先生のところは、訓練の他にトリミングと犬のスイミングも手がけている。アーサーも1歳を越え、毛質が落ち着いたので、お願いすることになった。
 万一暴れても、アーサーを知っていて制御できる先生がいるので安心だ。



送迎車のバリケンで落ち着かないアーサー。


 こうして盛りだくさんのアーサーの日曜日がはじまった。
 まず、トリミングの前になぜか(?)スイミング。アーサーにとっては、初めての水泳である。
 普段散々、水遊びをしているので、なんとかなるかと思いきや、



(右の□クリックで小さいサイズに。その方が見やすいです)

 溺れてます。
 全力で溺れてます。

 しかも、要領を掴む前に、





 プールの幅に足をつっぱらせて、休憩する方法に気づくアーサー。
 しかも、ライフジャケットの能力にも気づいたアーサーは、足を動かさずにボエーッとただただ浮いていたらしい。
 40分ほどのスイミングの間、10分は溺れ、30分は浮いていた計算になる。
 あまりにも、あまりにも情けない結果である。





 スイミングの後はシャンプー・ドライ、そしてカット。
 ハサミを振るうのは、訓練の先生なので、アーサーも大人しく身を任せている。





 すばらしいハサミさばきで、アーサーの犬生、初の桃尻形成中。





 仰向けにしての腹バリカンもクリア。
 しかし、どうしても我慢できなかったのが、



ヒゲカット。


 ヒゲのカットは飼い主のお好み次第。初めてついでにお願いしたのだが……。
 マズルの近くで小さなハサミがチョキチョキするのが、どーしても、どーしても気に触るらしく、唸るわ逃げるわ、歯向かうわで大抵抗。
 先生の手腕でなんとか、今回は最後までカットしたものの、
「そんなに嫌がるなら次はムリやね。そこまでして切るものじゃないし」
 という先生の意見に同意。

 というわけで、



アーサーの犬生、最初で最後のヒゲなし顔。


 貴重なショットになってしまった。

水飲み写真

2007年07月28日 | 愛犬の日常
 「ペットを撮る写真術」の放送の中で、水を飲む仕草で舌を写す、という回があった。





 これをバーディままさんが実践されていたので、うちでもマネしてやってみた。

 コメントのレスで透明の器の方がいいと教えていただいたので、



百円均一で買ってた花器を利用。


 ただの水では飲まない可能性大なので、この季節アーサーが喜ぶ氷を入れてみた。
 作戦が当たって、器に顔を近づけてはきたのだが、





 舌でチロチロせずに、なぜか鼻ごと突っ込み、ブクブクブクと盛大に泡を立てるアーサー。
 小学生男児か?!

 一応、舌も出すには出した。



ただし、器の外で。


 そのうち、どんどん溶ける氷にイラだったのか



前足でガタガタ揺らし始めた。


 もう、床ビチョビチョ。





 ちっとも思い通りに動かない。
 そこが、動物写真の面白さでもあるのだけど。

ロープでトッテコイ

2007年07月27日 | 愛犬の日常




 アーサーのロープを丸形にしてから、ちょっと考えた事がある。
 これをフリスビーの代わりに出来ないか? と言う事だ。

 投げたディスクを颯爽と取って戻ってくる姿にあこがれがあり、大きいディスク、小さいディスク、プラスティック、布と色々試してみたものの、どうも反応が芳しく無い。
 ディスクに興味が薄いせいかもしれない。

 これが、大好きな引っぱりロープだったら、追いかけるのでは?
 試しに近くで投げてみると、



見事ジャンピング・キャッチ


 取ろうという気迫ですっごい顔してるが、まあいい。成功だ。
 今度は少し遠くに投げてみる。





 おっ、追いかけて取った!
 そのまま『モッテコイ!』と呼びかけると、ちゃんとくわえて帰ってくるではないか!



でも、途中まで。


 なんだ、この微妙な距離感。

 どうも気分の乗せ方が足りなかったらしい。
 今度はもうちょっと飼い主がノリノリでやってみるか。


 ちなみに、我が家では今日が今年のエアコン初稼働日だった。
 いつもは





 こんな感じでノビて寝てたアーサーも、今日は久々に





 キュッと縮んで静かに寝息を立てていた。

ジャガイモLOVE

2007年07月26日 | 愛犬の日常




 少し前から、アーサーがしきりに鉄のラックやゴミ箱などを舐めて困る。
 時には錆びてるものもベロベロしてたりするので、目が離せない。

 もしや、鉄分不足?!
 と、今日のばんごはんは、鶏レバー煮込みにしてやる。





 大鍋で魔女の様に煮まくった。冷凍保存でしばらくは鉄分集中補給だ。


 それはそうと、23日にジャガイモを使ったオヤツを作って以来、アーサーがジャガイモ料理に異常に反応するようになってしまって困っている。

 ・人間がコロッケを食べている横でもだえる
 ・人間がポテトチップを食べている横でもだえる
 ・人間がジャーマンポ(以下略)

 という具合。
 これがジャガイモを含まない料理だったら、どんなに肉が入っていても、
『自分は貰えない』
 と手っ取り早くあきらめて寝てたりするのだが、ジャガイモにだけは自制心が吹っ飛ぶらしい。

 訓練のモチベーションは急激にアップしたから、いいと言えばいいんだけど……。




天神祭を家で

2007年07月25日 | 愛犬の日常
 今日は大阪の大祭・天神祭の日である。
 地元大阪テレビではゴールデンタイムぶちぬきで、中継番組を展開する。



今年のゲストは美川憲一と小林幸子。でも衣装は地味。


 天神祭といえば花火。テレビでは今年は5000発とかなんとか。
 実は、我が家からもこの花火が見える。
 といっても、花火が見えるハイグレードマンション、バルコニーはあなたの特等席、とかでは全然なくて、



ギリギリなんとかレベル。


 音もなんとなーく、聞こえる程度。
 これより低い位置だとビルに隠れてまるで見えない。
 てか、見えない部分の方が多いわけで。

 これが中継だと



こんなに派手派手なのに。


 アーサーはというと、外の騒ぎもテレビの中継もわからないので、



ただただ、退屈
 

東京出張

2007年07月24日 | 愛犬の日常

 火曜日は東京日帰り出張だった。
 アポの時間まで余裕があったので、ちょっと早めの新幹線で東上。そして日本最大の繊維問屋街、日暮里へGO!
 そう。仕入れである。





 手に持てる限界まで買いあさった結果がこれ。





 お分かりだろうか。
 ワシャワシャしてそうな生地感。
 そう、レインコート用生地である。
 試作分を含めかなり買い込んだので手が重い重い。

 今から開発しても、もう梅雨も開けるのでは? という気もするが、日暮里価格で買い込める機会もそうそうないので気にしないで置く。

 さて夜に家に帰ると、アーサーが眠そうな顔でお出迎え。
 そして両手のでかい荷物を見て、目を輝かせた。





 オヤツ? オミヤゲ? オヤツ? オミヤゲ?

 ……ごめん。アーサー用の買うの忘れた。
 てか、両手塞がってて、暑いわ、重いわ、それどころでは……。



ぶー。

スペシャルなおやつ

2007年07月23日 | 愛犬の日常




 自家製ジャーキーにも目新しさがなくなってきたので、スペシャルなおやつを開発し、アーサーの訓練モチベーションアップを狙う。
 作っているのはマッシュポテトに、ラムミンチをまぜ、つなぎに小麦粉と水を少々混ぜて練ったもの。これをせんべい状態に焼くのだが、試作品なので、今日のところはお手軽にフライパンで焼いてみる。





 じゃがいものお焼きのような、でんぷん質多めのお好み焼きのようなモノが完成。
 フライパン焼きなので、水分が残ってやわらかさがある。保存用のオヤツにするには、やっぱりオーブンで水分を飛ばしてカリカリのクッキー状態にしないと。

 味付けはしてないので味は淡白なはずだが、じゃがいもが焼ける匂いがかなり美味しそう。
 冷めた物をアーサーに見せてみると、



目がランラン。


 そして





 我慢できず勝手にフセマテ解除して飛びついてきた。
 しかも、試作品を食べ尽くした後だと言うのに、



※音がでます


 もう、ずーっとこんな具合。
 ためしに部屋の中で脚側をしようとしたが、興奮しすぎて飛ぶは走るわ、ちゃんと歩きゃしない。
 新作オヤツ、効果ありすぎ。

かみませんマーク

2007年07月22日 | 愛犬の服
 お友達のRBK母さんからオーダー頂いた服が今日出来上がって、無事お渡し。
「うちの子は人を噛まないから、『噛みません』マークを考えて、それをつけた服を」
 というご注文。
 で、デザインしたマークがコレ。





 このマークを刺繍データにして、作った服がこちら。





 緑の安全おばさん(失礼!)をイメージした、ライトグリーン色の生地で仕立てた。
 色は派手だが、生地は厚すぎず、薄すぎず、しっかり伸びるいい生地です。
 早速、実際に着ていただいたら。



よくお似合いです~


 鮮やかなライトグリーンも、ワンコの色になかなか映えます。





 グリーンはグリーンでも、自然界には無い色合いなので、緑の中でも目立ちます。





 夜になったら見つけにくい、黒いコもすぐに分かります。