
僕も初回から見ていますが、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』が好調に滑り出しました。
ニホンザルが北限の猿と言われますが、海女さんにも北限があったというのは知りませんでした。その「北の海女」のいる岩手県久慈市(劇中では北三陸市)の三陸鉄道北リアス線(北三陸鉄道:北鉄)の街を舞台に、東北出身の人気脚本家宮藤官九郎さんの楽しい台詞展開のドラマとなっています。
劇中の北三陸市観光協会のHPが作られていて、ドラマのリアリティーに一役買っています。その中で正統派アイドルのミス北鉄ユイちゃんと、海女の卵「あまちゃん」(海女と「まだ半人前で甘い」を掛けている)アキちゃんの動画も見られます。アキちゃんの動画の人気が沸騰してきて、海女の季節が過ぎると共にドラマの新たな展開が予想されます。
ヒロインを演じる能年玲奈さんは朝ドラの庶民的で明るいキャラクターのイメージそのものですが、横顔は特に上品で美しく多くの可能性を秘めた女優さんだと想います。
僕の故郷である徳島県美波町が舞台となった、朝ドラ『ウェルかめ』はもう4年前の出来事になってしまいました。ちなみに美波町でも特に阿部地区で海女の人達が活躍していて、帰省した時にウニの瓶詰めなどは由岐駅の土産物販売コーナーで何個か買います。混ぜ物無しの塩詰め100%の本物でとても美味しいです。
たま~に遅くなった時は軽快なオープニング曲に元気付けられています。
好みもあるでしょうから余りとやかく言いたくはないですが、朝からこんな歌聴きたくないよなあ~、という連ドラオープニング曲も過去にはあった中で、能年さんの笑顔とともに弾むような今の曲が結構気に入っています。
よく食堂で会うKさんもこの曲のファンということでした。
「とやかく」言いますと(笑)、楽曲はセクションという文章で言うと段落にあたる部分が幾つか集まり出来ています。
通常はAメロ、Bメロ、サビなどと言われますが、それらの構成や変化そしてまとまり感などが大切で、『あまちゃん』のオープニング曲もそんな風に一度聴いてみて頂くとまた面白いと想います。
今朝も見ましたが、今日はいつものオープニングよりも長いバージョンだった気がします。
ブラウザさんに言われたことを意識して聞いていると、最初の弾むような管楽器のパートから、途中で三陸沖の海が眼前にパ~ッと広がるような感覚になる弦楽器の部分、そして最期にまた最初の管楽器のセクションになって余韻を持たせた終わり方、という感じでしょうか?あってますかね?
能年さんの演技があの吃驚した表情のワンパターンなのですが、それがかえって可愛くて、目を剥いて「じぇじぇっ」と言うのが癖になりそうなくらい楽しく拝見しました(^o^)丿
僕は「G-clef」さんのリハーサル室を借りての録音と、ミックス調整の音楽漬けの日々でした。
『かつて生きていたもの』というロックな曲と、『潮騒の街』という歌謡フォーク・タッチな曲の2曲でしたが、まったく違うテイストのものでしたので何とかメリハリが付きました。
何気なく無心に聴くのも良いですが、気に入った音楽を分析的に聴いみると、より深くその素晴らしさが分かってくる部分もあります。
朝ドラのオープニング曲は月曜日は少し長めのバージョンが使われる場合が多いです。平蔵さんの感性も「途中で三陸沖の海が眼前にパ~ッと広がるような感覚になる‥‥」なんて素敵なとらえ方ですよね。プロの作曲家はリズムやメロディーそして音色など総動員して耳と想像力を惹き付けながら展開していきます。
能年さんの「じぇじぇ」は確かに可愛いですね。前顔はおきゃんな感じですが、横顔のラインは上品で美しいですよ。大人になるとまた良い感じになっていきそうですね。