今日は午後2時~4時半まで千里中央で開催された「千里ニュータウン・市民フォーラム」に行ってきました。
前半はイギリスの郊外型田園都市で世界的に有名なレッチワースを視察した報告と、ロンドン市街の一郭で市民主導で進められている街作りの調査、それと比較しての千里ニュータウンについての街作りの在り方などを、取材写真やインタビューなどをたくさん折り込みながら興味深いレクチャーが行われました。
レッチワースは民間主導で始まり、経営にあたる財団法人がこれからの街作りを考え続けてきたということが、公共開発が主体であったがNPOなどがそれにどう絡んでいくかを模索している千里ニュータウンとの違いなのかと感じました。
ロンドン市街の一郭テムズ川沿いのバンクサイド地区で、NPOや企業といった民間が主体的に街作り・環境づくりに関わっている様子も、市街での再開発の在り方に参考になる部分をたくさん感じました。
フォーラムの後半では参加者が8つのテーブルに分かれて、千里ニュータウンや自分の住む街の「良いところ・悪いところ・これからしたいこと」などを自由に話し合いました。それを通じて親睦も図れ、何人かとメール交換などもさせて貰いました。
また、明日の日曜日には同じ千里文化センター「コラボ」で、大阪大学工学部の学生による千里ニュータウンの街作りについての研究発表があるようです。