千里山・佐井寺図書館(ちさと)の西館復元教室2F自習室でしかけ絵本の展示が行われています。
しかけ絵本はページを捲ると立体の絵が起き上がってきたり、紙製ハンドルを持って動かすと目が開閉するなど、何らかの仕掛けが施された楽しい本のことです。
子供向けの絵本のイメージがありますが、例えば動物図鑑でその生態を詳しく説明したり、絵画図法のひとつの透視図はどのような理屈になっているかなど、大人にも難しい内容を判りやすくするためにも使われているようです。その他、屏風のように折り畳まれ小さな箱に入ってしまう赤ずきんちゃんの絵本など、2基のガラス・ケースに展示されています。
涼しい復元教室2F自習室では夏休みということもあり、若い利用者が静かに勉強をしている姿が多くなっていますが、散歩の途中にでも子供連れで見学に立ち寄られても面白いのではないでしょうか。