先日、梅田のNU茶屋町5Fにあるイシバシ楽器店で雑誌とギターのピックを買ったら、赤いショップ袋の中に面白いチラシが入っていました。それはギタリストで作・編曲家・音楽プロデューサーの西川進さんがが中心となって、楽曲制作の有料サービス「興奮プロジェクト」を起ち上げたという告知チラシで、僕自身歌作りを長く趣味として続けてきており興味を持って読みました。
アグリゲーター(iTunes Storeや携帯電話の着うたフルなどに登録・販売などの手続きを仲介する)を兼ねた音楽配信サイト「viBirth」が運営しているようで、こちらにその想いと主旨が掲載されています。
昨日僕も最新オリジナル曲の『音 -Standing Day-』のデモテープをMySpaceにアップさせて貰いましたが、曲の完成度をある水準まで上げていくのは決して簡単なものではありません。その為に僕の場合は簡易的に伴奏自動生成ソフトの「Band-in-a-Box」を利用することもあります。
このように例え作詞・作曲が一応できたとしても、アレンジや演奏・歌唱が伴わなければ多くの人達に聴いて貰うことは出来ないし、またその演奏レベルによっても楽曲の価値は左右されるのが現実です。そこで作詞・作曲の段階からクォリティーを高めるアドバイスを行ったり、構成やアレンジそして演奏・歌唱の協力まで有料で引き受けるという、新しい音楽制作支援のサービスが求められているのだと想われます。
また最近「viBirth」は音楽SNSの「MySpace」と提携して、そこに登録している楽曲の販売ができるシステムも提供し始めています。手数料は決して高くもなく、かといって無料ということではないという設定なので、いわゆる冷やかしや遊びでの利用者を対象としていません。一日に一曲は売れるという自信が無ければ使う意味が無いのです。今後はこのようなインディペンデントな楽曲販売サービスが普及し活発になりそうに感じています。
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