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千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

鰻丼を頂きました

2010-07-27 00:01:45 | 千里山INFO

 毎年恒例のことですが今年の土用の丑の日も、千里山の仕出し屋食堂「魚伊」で鰻丼を食べました。いつものカウンターが鰻の作業スペースになり座れないので、よく「魚伊」でお会いするガラス店主のOさんと一緒のテーブルです。
 最近テレビ・ニュースでは鰻の稚魚(シラスウナギ)が捕れなくて、国産の鰻の値段も上がるのではないか、将来的には高騰して庶民の食卓から消えてしまうのではと言われています。太平洋上で産卵された鰻の稚魚たちが、黒潮に乗って北上してくると考えられているのですが、今年の稚魚は産卵場所が少し南に振れたことにより、北上せず南下する海流に乗ってしまい捕れなくなったという解説もありました。今夏の偏西風による異常気象などとも関連することなのでしょうか。
 その日に捌く食堂の鰻とは別にスーパー・マーケットでは、卸業者が昨年末に大量に作り冷凍保存していた鰻の蒲焼きが、この時期に店頭に出回るので例年の価格で十分な量が供給されているということでした。
 一方、本マグロの養殖と同じように難しいとされてきた、鰻の完全養殖に成功した日本人も紹介されていました。マグロに関しては世界的な需要拡大が原因ですが、鰻については上述した原因が続けば根本問題としての稚魚不足は残る可能性が高まり、完全養殖の早期の事業拡大が望まれます。
 僕の小学生時代の想い出では、シラスウナギが校舎の前を流れる川で掌でたくさん掬えました。当時はそれを育てて大きくするなどという考えもなく、ただ捕まえて遊んでいたというだけですが、養殖業者に売るということも思い付かなかったところをみると、現在のような値段は想像も出来なかったほど簡単に捕れたということなのでしょうか。

再開発工事が始まります

2010-07-20 00:01:16 | 千里山INFO

 先日の記事で昭和30年に総工費9億円で開発された千里山団地を報じる昔のニュース動画を紹介しましたが、何日か前から一部の駅周辺再開発工事がいよいよ始まりました。本格的に通行止めなどは連休明けの7月20日(火)からとなっています。
 周辺に立てられた告知看板では、先ず千里山駅東改札口を出たあたりの3棟の解体になるようで、既にお弁当屋「ほっかほっか亭」横や大丸ピーコック前の生け垣が切り払われています。先日、電話線工事のため桜の高枝切り作業が行われているのを見ましたが、阪急千里線に沿った道路側の桜並木は残すと聞いています。ただ電話線を守るための黄色いカバーを延長して頭上に並べるのは見苦しく感じます。工事中の一時的なケーブル保護対策とは想いますが、桜並木に沿っては今回の駅周辺再開発を良い機会にして、新たな時代のイメージで電(話)線埋設としても良いのではないでしょうか。
 また公民館からマンション自治会などへの告知では、NTT所有棟(特長ある形のスター・ハウスも一部含まれています)の撤去工事についての、周辺住民への通知とお願い版が配布されています。既にスターハウスの敷地に現場事務所が設置されました。工事車両が千里第二小学校前の道路や、ちさと図書館から和菓子屋「高砂」さんを通過し高塚に抜けていく道路に頻繁に出入りします。児童・高齢の方達には気を付けてあげましょう。

土嚢が積まれていた

2010-07-08 00:01:16 | 千里山INFO

 今日の午後電車を降りると千里山は突然の大雨でした。阪急千里山マーケットの置き傘を利用させて貰い何とか帰ってきましたが、その途中に土嚢が積まれているのを見ました。千里山は起伏に富み坂道も多いので、大雨が降ると短時間で低平地が水浸しになります。今日は実際に雨が流れ込んでいたのか、それとも用意のために積まれているのかは分かりません。
 先週からの九州の集中豪雨に続いて、東京の北部地域でもゲリラ豪雨が襲い、市街の道路や住宅が浸水の被害に遭われました。テレビニュースの画面でも、石神井川がものの10分程の間に3.5メートルも増水していく様が映され、まさに“ゲリラ”豪雨から逃げることは至難の業なのだと思いました。
 東京の北部地域に局地豪雨をもたらす気象背景に、最近の都市のヒートアイランド現象も一役買っているという解説を聞きました。熊谷市が日本一気温の高い都市になっていることが、東京湾から流れ込む風が都市空間で暖められ、熊谷市はそれが集まる場所に当たっているのは知っていましたが、大気の不安定な状況も同じようなことで生まれるようです。
 一方で不思議なことですが、今年はまだ台風が1個しか発生していないという報告もありました。

※ 大丸ピーコック千里山店にも置き傘コーナーがあります。突然の雨降りには嬉しい気遣いです。

高齢者住宅

2010-07-05 00:01:41 | 千里山INFO

 少し前のNHKニュースになりますが、前原国交大臣がUR(都市再生機構)の建て替えの先進例を視察し、公団の高層化などに伴う跡地開発において、民間資金と運営を活用して高齢者住宅を建設することが望まれるとして、そのような施策を考えたいと記者会見で述べられました。
 千里山団地も今後4年間の間に建て替えが予定されていますが、新しい建物に戻ることを希望している住民の為の空間以外の跡地には、民間のマンションなどに売却されることになっています。現在も何棟か民間のマンションが建っていますので、売却された跡地がどのようなものになるかは予想が付きます。
 先日、まちづくり作法集Part2『集合住宅を考える』の編集ミーティングで、有志メンバーが集まった時に筒井会長が、「千里山の住民で夫婦や単身だけになった高齢者が、大きな住まいからスケールダウンする際、なかなか良い物件が見つからないので、住み慣れた街を離れざるを得ない場合が多いと聞く」と問題提起をされましたが、その後このニュースを見て公団の建て替えにおける先進的な考え方に興味が湧きました。
 千里山での駅前周辺再開発でも従来の団地住民や子育て現役ファミリーだけではなく、そのような一般の千里山住民が次の住み家としても、気に入り住み慣れた地域で生活を続けられるように考えることが望まれます。
 最近は民主党政権の事業仕分けのシンボル的な対象にされ、何かと天下りやファミリー企業の温床的な見られ方をしているUR(都市再生機構)ですが、民間と殆ど同じようなスタンスではなく、介護や高齢化を見据えたまちづくりなどの、公共的なテーマへの意識も高めて欲しいものです。

殻付きマカデミア・ナッツ

2010-06-22 00:01:17 | 千里山INFO

 阪急山田駅に隣接するショッピング・ビル「Dew」には、日曜日によく蕎麦を食べに行き、そのついでに1FのKOYOスーパーで買い物をして帰ります。
 野菜・果物売り場でマカデミア・ナッツの試食販売がされていて、殻のままを見るのが珍しいので輪に入ってみました。マカデミア・ナッツと言えば昔はハワイ土産の定番で、今は普通に買えますが他のナッツ類より少し高めです。しかし僕が見るのは大体がローストされて塩味が付いている商品ばかりです。
 試食コーナーでは殻割りの器具が渡され、挟み込んだ丸い焦げ茶色のマカデミア・ナッツをネジ式に締め付けていきます。想ったよりも強い力で締め付ける必要がありました。それくらいしっかりと実が保護されているのです。
 「これは生の実ですか?」
 「いえ、ローストだけしております」
 「堅いですね」
 「そうですね、これは後でクルミなどにも使えますよ」
 「やっぱりハワイのですか?」
 「オーストラリアです」
 「殻を割るのも食べる楽しみの一つですね」
 「有り難うございます」
 綺麗に2つに割れた殻から半球の実を取り出し、口に頬張ると“生の”マカデミア・ナッツの風味が広がりました。
 器具付きのセットと袋入りの実だけの商品が棚に並んでいました。これからのビールの季節に合わせて売れるのではないでしょうか。

全ドリンク100円引き

2010-06-16 00:01:28 | 千里山INFO

 例年より遅い梅雨入り後すぐに昨日は晴れ間があり、また今日の昼頃には厚い雲が立ち込めていましたが雨は降っていませんでした。どうも今年の梅雨は長く続かない予感がします。
 昼食後に千里山駅前のカフェ「CARDI'S CLUB COFFEE」で、いつものエスプレッソ・マキアート(フォームド・ミルクの絵コレクション)を飲んで帰ろうとすると、レジで「今日は全ドリンク100円引きなので250円頂きます」と言われました。聞いてみると強い雨降りの時に来店してくれたお客に、サービスとして飲み物100円値引きのキャンペーンを梅雨入りから始めたとのことでした。
 それでドアの外を見てみると、店前のレッチワース・ロードを流れるような雨にいつの間にかなっていました。店の奥の席に座っていたので気が付かなかったのですが、天気予報通りに午後からまた雨降りになりました。傘は一応準備はして来ていました。
 僕の好みもありますがエスプレッソ・マキアートは、350円という安い値段も気に入っている上に、100円引きで250円になりますと尚のこと嬉しく思います。あるいは日頃気になっているココア・フレーバーが乗った少し高めのメニューにも食指が動きます。
 雨の日は普通の人は余り楽しく感じないと想います。特に梅雨時は蒸し暑さが加わり不快指数も上がります。そのような時にこんなサービスは有り難いもので、「雨の日の楽しさ」というまではいきませんがプチ嬉しい気分になりました。

洗濯機が壊れた

2010-06-07 00:01:55 | 千里山INFO

 知人から貰い受けて以来10年以上、欺しだまし使用してきた洗濯機がいよいよ壊れたみたいです。全自動に設定していても何時まで経っても終了せずに、外出から帰ったらまだ給水し続けていることが頻繁になりました。
 そこで昨年末頃にジャスコの3Fに移転している、ミドリ電化南千里店に新しい洗濯機を見に行きました。僕が今まで使っていた洗濯機は年代物なので機能もシンプルですが、最近の洗濯機はパナソニックが初開発した斜めドラム式を始めとして、除菌や節水・省エネルギーなど高機能・高価格の傾向があります。
 僕は最近濯ぎが一回で従来と同等の性能だと言われる、花王のアタックNeo(濃縮タイプ)を使い始めているのと、ベランダでの太陽乾燥が基本なのでそんなに高機能な洗濯機は要らないのです。アタックNEOとタイアップした戦略的な価格の洗濯機を、学生や単身・シルバーをターゲットにどこかのメーカーが造らないものかと想います。パナソニックや日立といった電機メーカーでなくとも、例えば無印用品やニトリのようなデフレ対応企業でどうでしょうか。
 意外に大きいのは、リサイクル回収・設置サービスなどで5千円程度の諸費用が掛かりますし、良く利用しているヨドバシカメラではポイントも貯まるので、近くのミドリ電化と比較して検討しているところです。

※ 2010/6/3(木)のテレビ東京「ルビコンの決断」で、花王の新型液体洗剤アタックNeoの開発物語が放送されました。

羽根付きたいやき

2010-05-21 00:01:23 | 千里山INFO

 地域情報サイト「千里山.NET」の「自治会」ページで3地区の公民館便りを毎月転載させて頂いていますが、千三地区の公民館は遠いところなので協力して届けて下さっているMさんからのメールで、阪急千里山マーケットの入り口付近で出ている屋台のたいやきがお薦めと聞いたので買ってみました。
 「霧が丘 極薄羽根付き たいやき本舗」と地名が入った名前で売られているたいやきは、小倉あんとカスタード・クリームが入ったものがメインで、1個それぞれ120円ということで物は試しと1個ずつ食べました。振り返ってみれば本当に久しぶりに食べたことになります。伝説の『およげ!たいやきくん』が流行っていた頃に、東京の渋谷駅周辺の屋台で買って以来でした。
 最近は米粉を使った白いモチモチ感のあるものや、中の餡にカスタード・クリームはもちろんチョコレートや抹茶クリームなど、多様なバリエーションが出てきているのはテレビで見知ってはいましたが、十日戎などでも何故かなかなか食指が動きませんでした。
 この千里山のたいやきは羽根付きと書かれているように、全体的には写真のように4角形をしており、中央は鯛の尻尾まで入った餡で膨らみで、薄い煎餅状となる周辺部はその香ばしさが売りのようです。確かに極薄羽の部分で生地の美味しい甘さが2度楽しめる感じでした。

※ 梅田阪急駅から長いエスカレーターを降りたところにあるデリクックでは、女性に人気の可愛い「もっちりミニたいやき」(188円)が売られています。
※ もっと小さな金魚やきがジャスコ南千里店で売られていました。カスタードやチョコなどで粒あんは無かったように思います。

木ベンチに立ち上がりテーブルを

2010-05-12 00:01:40 | 千里山INFO

 毎月第2土曜日は千里山まちづくり協議会の定例会になっています。『まちづくり作法集 Part2~集合住宅~』の編集など、各プロジェクトの活動報告や新たな取り組みの提案・検討が行われます。協議会への参加希望や興味のある方は、千里山会館で夕方7時から9時頃までの間ですのでお気軽に足を運んでみて下さい。
 千里山駅から第一噴水までのレッチワース・ロードの坂の両側に、自然木(ユーカリ)でできた休憩ベンチがまちづくり協議会によって設置されたのはもう5年前になりますが、手荷物がある時など坂道の途中で一休みできるのは助かると好評です。住民の高齢化にともない最近の声として、ベンチから立ち上がるときの手摺りが欲しいという要望がありました。
 早速千里山まちづくり協議会の会員でもある建築家の瀧先生から、木製ベンチの改良スケッチ案が示されましたのでご紹介します。製作・取り付けの費用的なこともありますので一度に全て出来るかどうかは未定ですが、単なるアームではなく手荷物なども置けるようにと、小テーブルが両脇に付く立派なソファのようなイメージです。近いうちにお目見えということになると想いますので、またご利用をよろしくお願いします。

千里山駅ホームの隙間

2010-05-10 00:01:16 | 千里山INFO

 阪急千里山駅ホームの桜並木も久しぶりに降った雨で、すっかり新緑の色を濃くしたように感じられる週末ですが、このホームのことで以前からずっと気になっていたことがあります。
 それは千里山駅の辺りの線路がカーブしているので、ホームと電車の間に隙間ができ乗降にとても危険なことです。電車は直線でホームがカーブを描いているので、必然的に弓の形に空間が出来てしまいます。20cm以上の隙間があり子供や小さな女性や老人などは落ちても不思議ではありません。最後尾の車掌からはカーブしていて多分直接は確認できず、駅員と共にモニターカメラの映像を見て発車の合図を送っているものと想われます。
 以前僕が津雲台のデザイン事務所に務めていた時に、部下だった女性が出勤して怖そうに話したところによると、その朝千里山駅のホームの隙間に落ちてしまい、胸まで落ちたところで気が付いた男の人達に引き上げられて助かったというのです。その女性はかなりの近視でその時はコンタクトも入れていなかったのか、千里山駅で降りる客のために一旦ドア外に出て、再び車内に入る時にうっかり隙間に落ちてしまったようです。近視で足元が見えにくく時々転ぶことがあるとも言っていましたが‥‥。
 駅を直線的な場所へ移動する以外には物理的に良い考えも浮かびませんが、各車両に付いた3つの出入り口のうち、真ん中のドアを千里山駅だけ開閉できなくすると、一番大きくて危険な隙間は回避できるかも知れません。もちろんそんなことが出来ても、その分乗降に少し不便にはなります。とにかく皆さん気を付けましょう。

※ 僕の靴の長さ(29cm)と比較してもその危険度は分かると思います。

【追記】2010年6月16日(火)午後2時頃に、阪急千里線豊津駅でブザーの音が鳴り続け、停車が続いたのでどうしたのかと想っていたら、しばらくして発車後「乗客が電車とホームの間に転落した」という車内アナウンスがありました。結構こういうことが頻繁に起きているのかも知れません。

抹茶クリーム塩あんぱん

2010-04-27 00:01:17 | 千里山INFO

 先日、千里山第1噴水前のセブンイレブンの新発売「ホイップ・クリームつぶあんぱん」のお薦め記事を書きましたが、その後売れ行きが今一つだったのか、残念ながら最近入荷されていないようです。
 それに変わるものとして、千里山駅阪急ビル1Fに入っているコンビニ「asunas」で、「抹茶クリーム塩あんぱん」を見つけたので換わりに買ってみました。Pascoの製造で「味わい茶ろん」シリーズが、4月1日から5月末日までの季節限定で開発されているようで、その一つがこの「抹茶クリーム塩あんぱん」です。昨今の和食の影響もあるのでしょうか、抹茶は国の内外を問わず一大ブームになっているようです。
 前にも書きましたが、身近なあんぱんと牛乳の取り合わせと同様に、ホイップ・クリームと粒あんとは相性抜群の和洋折衷ものだと思います。それにセブンイレブンのは今川焼き風とか、Pascoでは抹茶味とかアレンジしているだけのものです。セブンイレブンの「ホイップ・クリームつぶあんぱん」はむしろ、現在の姿形のままでも構わないので、和のテイストを付けた洋風スイーツ・パンとして売り出した方が良かったのではないかと想います。
 さて、「抹茶クリーム塩あんぱん」の個人的な感想ですが、抹茶の香りがかなりしっかりと感じられて、僕の期待していたクリーム感は却ってあまり無く、想像していたものとは違って好き嫌いが別れると想います。

【追記】セブンイレブンでは最近「抹茶と小倉のホイップケーキ」が新発売されました。小倉あんは少なくホイップクリームが多いので、ややケーキ風のさっぱりした甘味で美味しいです。

講演会『知ろうよ!吹田』

2010-04-16 00:01:57 | 千里山INFO

 千里山まちづくり協議会のメーリングリストを通じて、興味深い情報が回ってきましたのでご紹介します。
 4月27日(火・19:00~21:00)に吹田メイシアターで、吹田市制施行70周年事業として、吹田市と青年会議所が共催で『知ろうよ!吹田』と題し、川崎和男さんの基調講演とパネルディスカッションが開催されます。川崎和男氏は世界的に有名なデザイナーであり、『Newsweek 日本版』(2004、2009)の「世界が尊敬する日本人100 人」に選ばれています。
 僕がデザイン専門学校で学んでいた時にクラスの仲間と一緒に、当時故郷である福井市に開かれていた川崎和男さんの事務所を訪ねたことがありました。代名詞ともなっていた機能的でモダンな車椅子や、一枚の板のようにフラットなスピーカーなどが並んだ狭い部屋で、親しくお話しをさせて頂いたのを懐かしく想い出します。武生のナイフ・シリーズや越前和紙のデザインなど、地方に根ざした商品開発でも当時有名になりかけていました。福井県は禅宗総本山の永平寺があり、道元禅師の『正法眼蔵』が愛読書だと言われたのがとてもユニークで印象的に想いました。
 その後のご活躍は周知の通りで、人工心臓という一見デザインには無関係と想われるテーマにも、新たな発想とアプローチを持ち込み専門研究者も認める構造を生み出されました。とにかく発想が規格外の素晴らしいセンスを持たれたクリエイターです。
 貴重な講演会ですのでお誘い合わせてご参加されればいかがでしょうか。席数400名ですので吹田青年会議所のWEBサイトからの事前登録が必要です。

告知チラシ (拡大)

『千里山のまちづくり』

2010-04-15 00:01:25 | 千里山INFO

 千里山団地の建て替えにともなう工事が今月から始まっています。同時に計画されている千里山駅周辺の再開発については、4年程前から住民参加のまちづくり懇談会を開催し、その進捗状況は市の都市整備室のWEBサイトで閲覧できます。
 昨日の記事の『ちさとの風』2010年春号でも触れましたが、去る3月25日(木)にシルバー人材センター3Fで行われた、UR(都市再生機構)と吹田市による説明懇談会で配布された、計画全体の事業紹介パンフレット『千里山のまちづくり』が、吹田市のWEBサイトからダウンロードし閲覧できますのでご紹介します。
 同じく提示された駅周辺の立体模型イメージを合わせて見ると、どのように変わるのかが一目瞭然のように良く分かります。
 パンフレットを見てこの段階で僕が思うのは、線路を横切り千里山駅ホームの上に架かるバイパス道路の景観と、文化踏切が歩行者専用路となった時に田村書店の前までスクランブル交差点を広げることです。バイパスの景観は費用が少し掛かっても木や鋳物などを使い、千里山らしさがデザインされた美しいものにしなければなりません。またスクランブル交差点の信号については、お年寄りが交通事故で亡くなっていることもあり、安全がずっと等閑になっていたことが問題で、踏切が歩行者専用路になれば今の形では当然もっと危険になります。この2点については個人的にも皆さんと一緒に強く主張し続けたいと思っています。

※ パンフレット『千里山のまちづくり』(PDF・1.2Mb)は6,000部印刷され希望者は貰えます。
※『ちさとの風』2010年春号のWEB版(PDF・3.6MB)がカラーでご覧頂けます。

『ちさとの風』2010年春号を発行

2010-04-14 00:01:54 | 千里山INFO

 千里山まちづくり協議会の会報誌『ちさとの風』2010年春号が発行され、駅の西口改札のラックや図書館・千里山会館・各地区公民館など公共施設、また画廊喫茶「ル・パルク」やペイフォワード倶楽部の「Angel Village」などの、お店のご協力で配布させて頂いております。
 今号では、1面に駅周辺再開発に関するまちづくり懇談会の進捗状況の報告、2・3面の見開きでは7月発行予定のまちづくり作法集Part2『集合住宅を考える』の内容を抜粋しています。4面では「千里山・人ニュース」として千里山に縁のある人やコトの活動をご紹介しており、以前ブログでも書かせて頂いた北欧生まれの室内ホッケー市民塾「インネバンディー」の、三原満里さんに紹介原稿をお願いし掲載させて頂きました。
 その他、秋に行われる企画ですが「山岡順太ウォーキング」のことも告知しています。山岡順太は千里山住宅地開発の中心人物であり、後には関西大学の学長も務められた大正時代の経済人で、足跡に因んだ千里山周辺をご案内するウォーキングです。当日の様子は「千里山.NET」の「ウォーキング」でも提携しコース紹介ページが掲載される予定ですので、今秋告知チラシが掲示板などに出たときには奮ってご参加下さい。

※『ちさとの風』2010年春号のWEB版(PDF・3.6MB)はカラーでご覧頂けます。

チャペル・コンサート2010

2010-04-13 00:01:04 | 千里山INFO

 途中に寒さの戻りもあり長い間楽しめた千里山の桜も、今日の風雨でかなり散ってしまいましたが、これからはまた若葉が心地良く街を彩ることでしょう。
 知人の信者Kさんから今年も千里山キリスト教会の、春のチャペル・コンサートのお葉書を頂きました。
 “シオンの丘”の礼拝堂で毎年開催されており、一昨年はソプラノ歌手そして昨年はサクスフォンの演奏と楽しませて貰いました。
 この礼拝堂はノアの箱舟をイメージし、カーブした太い木の梁が特徴的な空間で、管・弦楽器の生音を柔らかに心地よく伝えてくれるようです。今年の辻井淳さんのヴァイオリン・コンサートでも素晴らしい演奏を期待しています。また、コンサートに先だって吉川牧師のお話しがありますが、音楽に関連させて簡潔で考え深い内容で、牧師の真面目なお人柄が現れているといつも感じます。
 一度春の日曜日のチャペルへ、美しい音色を楽しみに訪れてはいかがでしょうか。
辻井 淳
1978年3月、東京芸術大学附属音楽高校卒業。1981年10月、第50回毎日音楽コンクール ヴァイオリン部門第2位入賞、1982年3月、東京芸術大学卒業、DAAD(ドイツ政府留学生)として、シュトゥットガルト音楽大学入学、1984年4月、京都市交響楽団コンサート・マスターに就任。 1993年3月退団。森正、山田一雄、デビッド・シャローン、小林研一郎、手塚幸紀、十東尚宏、湯浅卓雄、高関健の各氏とコンチェルトを共演。
日本各地でのリサイタルほか、FM放送、新日本フィル、群馬交響楽団他の 客員コンサートマスターとしても活躍。
久保田良三、亀山絹子、山岡耕作、田中千香子、ヴォルフガンク・ミュラーの各氏に師事。
現在、神戸女学院大学助教授、京都市立芸術大学非常勤講師。【エラート音楽事務所】

告知ポスター (拡大) ・『匠の技 バイオリニスト 辻井淳の世界』(YouTube)