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千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

阪急レンタサイクルMAP

2011-10-25 00:01:57 | 千里山ウォーカー

 阪急電車の沿線情報誌『TOKK』10月15日号では阪急レンタサイクル・サービスの特集が載っています。歴史のある酒蔵や魅力的なお店も多い西宮と、最近注目されているエリアである北摂のレンタサイクルで巡るMAPが紹介されています。
 ところで電動アシスト自転車の普及により、坂道の多い千里山でも自転車に乗る人達が増えているような気がします。子供を後ろに乗せたママさんが電動アシスト自転車ですいすいと峠道を越えていったり、知り合いの高齢のご夫人が自転車を元気に乗り回されているのもよく見掛けます。電動アシスト自転車の価格がもっとリーズナブルになれば、今まで厳しい地形のために限られていた自転車人口が増えるのは目に見えます。
 現在千里山で進行中の駅周辺再開発工事により、ちさと図書館から千里山駅に通じるメイン道路が、両側歩道付きで街路樹が並ぶ幅広いものに変わる予定です。広くなった道路では自転車のスピードもアップするでしょうから、専用歩道もできるとはいえ歩行者との接触の危険度も高まりそうな予感もします。先日のテレビニュースでも御堂筋の歩行者の間を、スマートホン片手に擦り抜けて走る危険な自転車が問題視されていました。千里山の新しい道路が完成する頃にはそのような悪しき光景は改められているようにしたいものです。

南千里駅散歩『TOKK』7月1日号

2011-06-29 16:00:22 | 千里山ウォーカー

 阪急沿線のタウン情報誌『TOKK』7月1日号で、毎回楽しいイラストで紹介されている特集「ちょい駅散歩」で、千里山のお隣の南千里駅が採り上げられています。ちょうど2年前の2009年7月1日号には千里山駅が載っていました。
 南千里駅が千里ニュータウンの団地群とともに開かれるまでは千里線の終着駅は千里山でしたが、北の丘陵を左右に切り通して新千里山駅(当初の駅名)として延長・新設しました。その駅ができるまではニュータウンのサラリーマン達は、千里山駅までバスや徒歩で来なければならなかったようです。現在は交通の便利さもあり南千里駅の利用者はとても大きなものとなっています。また現在は老朽化した団地群を建て替える再生計画が、民間マンション開発も含めて急ピッチで進められています。
 記事の中で面白かったのは、阪急沿線では唯一と言われる山岳トンネル(わずか462メートルですが)があることや、まだ33年前のアナログ投影機で運営されているレトロなプラネタリウム館の紹介です。かつて天文サークル「満天の星」に参加していた僕も色々回りましたが、さすがにこの直近の小さなプラネタリウム館は訪れていません。今度週末散歩に立ち寄って“観”ましょうか。

『バーズアイ』に千里山MAP

2011-04-25 19:44:05 | 千里山ウォーカー

 北摂地域で20数年続いているタウン情報誌『バーズアイ』5月号に、千里山MAPが見開きで掲載され幾つかの新しいショップも含めて紹介されています。
 『バーズアイ』は創刊以来フリーペーパーがたくさん出てくる中で、社会や人生そして自然などのテーマに真面目に取り組み地域情報を提供し続けていますが、数年前に出筆関係者やCM掲載の企業・ショップなどの支援を中心に、NPOの形で再出発してからもロハス的生活環境の視点で広いネットワークを広げています。
 今回は僕も参加している千里山まちづくり協議会が、昨年末に『作法集 千里山の暮らしと住まい』Vol2(マンション・集合住宅編)を発刊し、お陰で千里山住民の方達にも好評配布中ということで、北摂地域に広く知られている『バーズアイ』に採り上げて貰おうということになりました。今回のMAPの中で数年前に既刊のVol1(戸建て住宅編)と共に載っています。他の吹田市や北摂の地域やまちづくりにも参考・活用して頂ければと想います。

※『バーズアイ』5月号はCMを掲載している千里山駅前のカフェ「CARDI'S CLUB COFFEE」にも置かれています。ラックに無ければレジの後にストックが有りましたので(25日確認)言えば貰えると想います。

【追記】mac清水さんから頂いたコメントにもありますように、今回の千里山MAPにCMを出されているお店には置かれていると想います。手に取って読み応えのある他の記事もぜひご覧下さい。

千里山桜ウォーク

2011-04-02 23:29:16 | 千里山ウォーカー

 まちづくり協議会が企画した「千里山桜ウォーク」に午前中参加し、暖かい陽気のもと3分咲きほどに開いた桜の中を歩いてきました。今年の桜ウォークは花見だけではなく、折から住民の防災意識を高めようという目的もありました。
 9時半に第1噴水で集合し地下に100トンの防火水槽があるという説明を受けた後で、単立千里山キリスト教会の礼拝堂(建築家ボーリスの設計)を見学し、千里山団地内にまだ残されている桜坂のトンネルを降りていきました。街の何処からでも見えるシンボリックな白い給水塔が、解体されずに存続するという話を聞き嬉しく思いました。
 ちさと図書館の横を通り松が丘の公園の桜を見ながら、関西大学の北口から構内に入りましたが、その建物の地下には540トンの防火水槽が造られており、災害時などには飲料水も井戸から汲み上げられる場所があるのを教えて貰いました。広いキャンパス内の広場は災害時の避難場所に指定されており、また救急ヘリの離着陸には関西大学のグラウンドが使われるそうです。
 昨日が入学式だったということで、クラブ・同好会の新人勧誘が行われていました。多くの学生が構内の道路に溢れている中を、今日の桜ウォーク・コースの解散場所である学内レストラン「紫紺」へと向かいました。

※ 途中に博物館の「簡文館」に立ち寄り、関西大学の歴史展示室を見学しました。フィギュア・スケートの高橋・織田選手のメダルなども飾られていました。この建物は文化勲章も受章した建築家村野藤吾の設計になりますが、ちょうど先日発行され千里山でも各戸配布されている『すいた市民しんぶん』Vol.21(PDFの14~15面)に興味深い特集が載っています。

浜屋敷の市民講座(フィールドワーク)

2010-11-08 00:01:25 | 千里山ウォーカー

 日曜日の午後、千里山駅前のカフェを出ると改札口付近で多くの人が集まっていたので近づいてみると、皆さん小さなバックパックなどを背負い、これから街探ウォークに行かれる風に見えました。
 顔見知りの方も何人かおられたので少しお話ししてみると、吹田市の郷土歴史文化センターとなっている浜屋敷で行われている市民講座の一環で、講義と合わせて何度かのフィールドワークをしているということでした。今回は千里山から佐井寺にかけて歩く中で、吹田三名水と言われる水脈や地質的な特徴を学ぶそうです。
 千里丘陵の伏流水が佐井寺辺りで浸み出し、それを江戸時代に地下用水路により釈迦ヶ池に導いたり、近代ではアサヒビールがその豊かな地下水脈を活用したといったことも良く知られています。
 古生代からの吹田の地層形成には、遠く九州や日本アルプスの火山活動などによる、堆積物が運ばれて何層にも積み重なっていることを、以前千里丘の吹田市博物館脇の地層観察地で知りました。千里山や佐井寺の起伏のある地域には、そのような地層に含まれた水脈が顔を出す場所が多く見られるようです。
 僕も皆さんにその場で誘われましたが、月曜日朝までに資料を仕上げなければならないワークがあったので、面白そうに想いましたが今回は見送らせて頂きました。

「千里山ウォーク」雨天決行

2010-10-31 00:01:29 | 千里山ウォーカー

 日本列島直撃かと想われた台風14号が南海上を沿って動いてくれたお陰で、まちづくり協議会主催の「千里山ウォーク」が雨天決行(正確には曇天)できる状態となり参加してきました。
 全員で30名に近い参加者はあやふやなお天気を考えると上々でしたが、やはりその分参加された人達は我がまち千里山のことについて、案内ガイドの話すことに皆さん熱心に耳を傾けて下さる方ばかりでした。途中、まちづくり協議会の松岡・中野さんや自治会の藤木・川崎さん達の解説が面白く、午前9時半から3時間のウォークの行程が意外に短くも感じられました。
 集合場所の第1噴水で千里山開発史を簡単にお復習いしたあと、2班に分かれて出発しました。住宅街の中では開発当初の面影を残した住宅が幾つか見られ、何本かの街路樹と共に往年の千里山の佇まいが彷彿とされました。
 千里山神社では普段は鍵が掛かっていて入れない三角点(約70M)の置かれた場所に入り、大阪市内や生駒の山並みなども曇天を押して望むことができました。
 最後は関西大学の構内に入り、千里山在住の著名な日本画家村居正之さんの幽玄な『アクロポリスの月』を尚文館内で鑑賞したり、博物館前に設置された高松塚古墳のリアルな再現陶板レプリカを見学しました。
 お昼過ぎのウォーク解散後は、希望者が学内のバイキング・レストラン「紫紺」で食事をとりながら談笑を楽しみました。
 千里山は約70Mの高低差とはいえ坂道・石段の連続で、個人的には明日以降に予想される筋肉痛を心配しております。

※ 村居正之さんの日本画作品は他に、千里山・佐井寺図書館で『デルフィの星』が、またレストラン「紫紺」のある関大100周年記念ホールB1Fにも秀作が見られます。

『ウィークリー☆てくてく』千里山~緑地公園

2010-10-20 00:01:02 | 千里山ウォーカー

 先週は吹田ケーブルテレビの『ウィークリー☆てくてく』関大前~千里山の放送がありましたが、今週もその続編として千里山~緑地公園が見られます。9月30日に僕が千里山駅の西改札口で目撃した撮影現場は、今回の千里山~緑地公園編のタイトル・トークだったというわけです。
 画面では同じ雨模様のロケでしたので、どうも1日2本撮りで番組制作をしているようです。タレントを午前と午後の2回撮影することで、2週間分の番組を効率よく費用も削減できるのでしょうか。
 司会のキラキラ☆せりかこと彼方芹香さんは、前のウォーク番組『ウィークリー吹田』で何度も千里山ロケをしていたので、他の街には珍しい噴水のことや面白いお店のことなどもたくさん知っていました。いつになく相方の芸人なおきさんにリーダーシップを発揮していたように思います。
 目的地である緑地公園に通じるレッチワース・ロードを、ロイヤルマンションの方へ降りていく途中にある、手作り家具・雑貨の「WORK SHOP」に気づき懐かしく立ち寄ります。「WORK SHOP」では以前の『ウィークリー吹田』の取材では無かった2Fのカフェに上がり、アップルタイザーを飲み干しながらその居心地良さを紹介していました。
 緑地公園駅に着く頃にはすっかり天気も快復していました。2週間分の雨の千里山ウォークどうもお疲れ様でした。

※ 放送時間(吹田ケーブル番組表)は午前11時・12時半・午後4時・9時の4回で25分間。

『ウィークリー☆てくてく』関大前~千里山

2010-10-12 00:01:50 | 千里山ウォーカー

 先日(9月30日)のお昼過ぎに千里山駅の改札口付近で、吹田ケーブル・テレビで放送されている『ウィークリー☆てくてく』の撮影があいにくの雨の中で行われていました。
 以前、テレビ通販CMで有名なやのぱんと天然キャラ・タレントの彼方茜香さんのコンビで、『ウィークリー吹田』という街角情報番組があり、千里山やお店が何度も紹介されていましたが、JCOM系列に統合されてから池田市や三田市など、より広域の北摂一帯のウォーク番組へと改編されています。
 広域となってからは吹田市の方は回ってきても、中々千里山までは撮影に来なかったので残念に思っていました(放送の中で千里山は2回目という2人の会話がありましたので、僕が見なかっただけのことかも知れません)。それがいよいよ先日撮影されたものが今週月曜日から放送されています。
 放送ではおじさんなおきとキラキラ☆せりかのコンビが、関大前駅から出発し関西大学正門を通りながら、千里山駅の東改札口までの間を散策します。
 途中には関大前の「大蛸焼秀吉」の塩マヨネーズや、パブ「WOOD STOCK」(しょうじき村・うそつき村)のじゅうじゅうスパゲティーなども紹介されていました。「WOOD STOCK」のマスターのインタビューでは、開店以来32年の間の交流や時の流れを話されています。
 放送時間(吹田ケーブル番組表)は午前11時・12時半・午後4時・9時の4回で25分間。

※ 写真の千里山駅西改札口のカットは使われなかったようです。

千里新田地区『まもりたいものマップ』

2010-09-13 00:01:56 | 千里山ウォーカー

 千里山の南千里寄り一帯に広がる千里新田地区は、千里山駅を挟んで阪急千里線沿いにある千二・千三の両地区に比べ、どちらかと言えば少し地域性が違う感じがしていました。
 子供達は千里新田小学校を卒業すると南千里中学校の方へ通うので、千二・千三の小学校を出て吹田一中に通う両地区の子供達とは接点が余りありません。かなり以前(昭和24年から)には現在のジャスコのある場所に中学校があり、一帯の子供達が勉強と遊びに一緒に生活をしていたようですが(昭和39年に現在の場所に移転)。その頃はもっと千里山として一体感覚があったのではないでしょうか。
 その千里新田地区で独自に活動しているまちづくり協議会が、関西大学環境都市工学部建築学科の学生の協力を得て、『まもりたいものマップ』というパンフレットを作成・配布しています。
 『まもりたいものマップ』というタイトル通りに、“もの知りのおじさん&おばさんの座談会”のような、古い由緒ある民家や住民の溜まり場となっているお店など、様々な地域の情報の詰まった身近な案内となっています。
 また旧・下新田村(現在の春日)の江戸時代からの歴史や、時代の影響を受けて現在に至る変遷が、分かりやすく解説されています。そして都市計画道路の一部開通により、将来的な地域変貌への懸念も覗わせています。

※ 9月14日現在、千里新田地区公民館にも『まもりたいものマップ』は置かれています。

ついに熱中症か?

2010-08-19 00:01:17 | 千里山ウォーカー

 今日のお昼ご飯を千里山東の画廊喫茶「ル・パルク」で食べようと思い行くと、今週中お盆&夏休みという張り紙が入口ガラスに出ていました。ついでにと近くの千二地区公民館へ立ち寄り、マンション自治会で掲示する公共情報チラシを貰った後、久しぶりに足を延ばし関大前通りにある「餃子の王将」へ向かいました。
 途中あまりの炎暑(大阪は今夏一番の37.3℃)に引き返そうかと想った程でしたが、もうかなりの距離を進んできていたので、そのまま歩き続けやっとの思いでお店に辿り着きました。夏バテに最高(酢&豚肉は疲労回復の黄金コンビ!!)とお薦めがあった酢豚セットを注文しましたが、いつもは何でもない豚肉の量が疲れからか少し持て余す感じです。隣のテーブルの生ビールが美味しそうでしたが我慢です。
 食べ終えても涼しい店内から出たくない気持ちでしたが、夕方4時までに仕上げてメール送信しなければならないデザイン画が2枚あり、ゆっくりしている暇は一時も有りません。一大決心をして夏の強い日射しの中に再び出ました。途中のスーパーで夕食の買い物を簡単に済ませ、良く冷えた人参ジュースの缶を額や首筋に押し当てながら、最後の試練として月が丘の地獄坂を一気に昇り切り自室まで何とか帰りました。
 午後の仕事中に軽い頭痛を感じました。ついに熱中症か?と想いましたがそのまま作業を続け、何とか無事に2枚のデザイン画は仕上がり送信できました。夕食時のビールの美味しかったこと‥‥。

※ 写真は歩いていた途中に見上げた入道雲です。輝くような白い雲と下のグレーの色が重なり、背景の鮮明な青空と相俟って美しく、一瞬暑さを忘れて(ウソです)撮りました。

ベンチにアームが付きました

2010-06-14 00:01:14 | 千里山ウォーカー

 以前にブログでもお知らせしていましたが、千里山まちづくり協議会がレッチワース・ロード沿いに設置した、ユーカリの木製ベンチに立ち上がりの時に便利なアーム・テーブルが付きました。
 先週末の土曜日に漆谷工務店の作業により付けられたばかりで、まだ半分は塗装などの仕上がりが出来ていません。第一噴水近くの写真のものはユーカリの座板の古び具合に合わせて塗装され馴染んでいますが、駅に近いベンチはまだ自然色の木そのままです。目地のシーリングもまだのようです。
 以前に付けられた物を置くための木テーブルと今回のアームが二重になっているところもあり、木テーブルの方は別の所に移動してスツールとして使用しても良いのではないかと思いました。
 実際のアームテーブルの使い心地としては、ベンチに座って腕を置き斜めに構えるとしっくりくる感じがしました。これからの季節は暑くなりますが、夕涼みがてら座ってみて頂ければと思います。

まちづくり作法集の写真撮り

2010-06-02 00:01:36 | 千里山ウォーカー

 今日の午前中は小冊子『まちづくり作法集PART2 集合住宅編』の編集で使う写真撮影のため、千里山のマンション周辺をまちづくり協議会のプロジェクト・メンバーの有志4人で廻りました。
 千里山駅東改札口で待ち合わせ少し計画を話し合った後で、千里山団地内に建てられた大きな民間マンションを皮切りに、今回は阪急線路の東側を重点的にリサーチしながら撮りました。冒頭の写真 (拡大)は千里山団地内にある、阪急不動産のプラウドのアプローチ斜面に群生している黄色い野の花の風景です。マンションのアプローチ付近にも緑と草花が配されていますが、その延長のゾーンにも野生の草原が豊かに繋がっています。
 またメゾン千里山の公園から通り抜けできる快適な小径や、千里山東市営住宅のセンター・ガーデンなどは、住民の憩いの公共空間として素晴らしいものではないでしょうか。
 『まちづくり作法集パート2 集合住宅編』はこれからマンションなどが増えると想われる千里山で、「千里山らしさ」とは何かということをフォーラムやアンケートなどを参考に議論し考える中で、先人の想いを継承し新たな夢価値を感じる地域開発を、住民はもちろん業者にもアピールできるものと位置づけています。
 発刊の際にはまたご案内致しますので、その時はご高覧のほどよろしくお願いします。

※ 昼食に立ち寄った画廊喫茶「ル・パルク」でTさんが特別注文した冷やしうどんがさっぱりとして美味しそうでした。

まちづくり作法集の調査

2010-05-30 00:01:56 | 千里山ウォーカー

 今日は朝から一日中の予定で、千里山まちづくり協議会の小冊子『まちづくり作法集PART2 集合住宅編』の調査のため、UR浜甲子園さくら街や阪神間地区の御影山の手の住宅地を歩いて回りました。
 『まちづくり作法集PART2 集合住宅編』の編集プロジェクト・リーダーの高津章雄さんは、浜甲子園さくら街の設計に当たったゼネコンに勤める建築家です。ここは関西大学工学部の江川直樹教授のコンダクターの下に、大手3ゼネコンがそれぞれ個性的な表情をデザインする新たなまちづくりが採用されました。
 4階までの部屋の色は従来から馴染みのあるオフフォワイトですが、その上階は濃いグレーや微妙に差違のある壁色となっており、街並みが画一的でなくより自然な感じが演出されています。また立派な樹木もシンボル・ツリーとして何本か残されたということでした。建物の角度も敢えて少し斜めに振ったものがあり、中央の緑地空間を歩いていてもスカイラインの変化(親空性と説明)が楽しめます。
 UR千里山団地の建て替え工事が始まろうとしていますが、浜甲子園さくら街の近くにはまだ千里山団地と同じような古い建物も残っていたので、その対比から千里山団地のリニュアル・イメージが何となくで想像できるように思いました。
 昼食後に御影山の手の住宅地に移動する途中で、阪急電車の高架道路が一面にツタの葉に覆われているのを見ました。千里山駅ホームの上に架かる予定の跨線バイパス道路は、コンクリートの無粋なものであってはならないと思っていますが、千里山らしさの参考ということであれば、こういった表情のものであっても良いのかも知れません。
 久しぶりに歩き回った一日でしたが、夕方5時に千里山に戻る頃には、足腰に心地良い疲れを感じました。

【追記】御影山の手の坂道を上り下りしましたので、翌日に軽く足の筋肉痛がありました。日頃の運動不足を“痛感”しました。

阪急沿線ちょい駅散歩『千里山』

2010-05-27 00:01:14 | 千里山ウォーカー

 阪急沿線情報『web-TOKK』に「ちょい駅散歩」というコーナーがあり、その15番目の駅として『千里山』がイラスト入りでMAP紹介されています。気付くのが少し遅くなりましたが、昨2009年の7月1日号に掲載されたものです。
【千里山・駅】
竹林に覆われ、「ちさとやま」と呼ばれた丘陵地は、常に住宅開発の最先端を走ってきた。駅の西には大正時代に開発された閑静な住宅地、東には高度成長期に生まれた公団住宅・千里山団地が広がる。町を歩けば、それぞれの時代の記憶がちょいと顔を出す。
【第一噴水】
・この町に潤いを与え続けて約80年
大正10(1921)年頃から、英国の田園都市・レッチワースをモデルに開発された千里山住宅地。噴水から扇状に広がる区画は、モダンな印象を与えたという。この広場では、戦時中には配給があり、戦後は紙芝居の来る遊び場、今はママたちの憩いの場に。今も昔も扇の要のように、人々をつないでいる。
その他、オリジナル布地と手作りショップ「もめんや NANACO」や、手作りカツサンドの「ライト兄弟」そしてフルーツ・カフェ「TOOBOO」といったお店が、魅力的なイラストと共に紹介されています。

※『関大前駅』も2008年10月1日号で掲載されています。

吹田再発見 (2)

2010-05-17 00:01:20 | 千里山ウォーカー

 吹田市の広報誌『市報すいた』5.15号の特集は、「吹田再発見(2) ひとが好きまちが好き」と題して、千里山住民でもある落語家の桂雀々さんと、関西大学出身でABC朝日放送の高橋大作アナウンサーとの、楽しいまち歩き対談が掲載されています。
 二人の対談は旧校舎の面影が残るちさと図書館の多目的教室から始まり、文化踏切をわたり先日落語寄席が開催された千里寺本堂へ、またレッチワース・ロードを上がって第一噴水まで歩きながら、千里山界隈や吹田を想い街並みや人との巡り会いへと話題は尽きません。
 桂雀々さんは千里山に引っ越してきた28才から50才になる今年まで22年間を振り返り、愛すべき人との出会いに恵まれたことやホッと出来る場所の大切さを語られています。コテコテの大阪とは違うお洒落で落ち着いた住み心地が気に入られているようです。
 また高橋アナウンサーは関西大学在学中に吹田まつりの実行委員会に係わり、その司会にぶっつけ本番で臨む中で得た観客との一体感や反応を忘れられず、現在のアナウンサーという仕事に繋がったルーツを話しています。身近な吹田ケーブルテレビの市民リポーターもされていたようです。千里山には多くの大学の友達も下宿していたということもあり、心温かくまた時に厳しい吹田のまちと人に育てられたと述懐しています。
 『市報すいた』はWEBサイト(PDF)でも見られますが、千里山駅改札口付近でもラックで配布されています。千里山の街並みもたくさん撮影されていますのでぜひ手に取りご覧下さい。

※ ブログでも以前ご紹介しましたが、『市報すいた』の「吹田再発見」特集は市制施行70周年を記念し、吹田市の歴史や文化・生活や環境など、いろんな面から振り返り紹介をしていこうという企画で、5回シリーズで編集される予定です。「吹田再発見(1) まちの魅力360度」は昨年10.15号で掲載されました。