Senboうそ本当

広東省恵州市→宮崎県に転居。
話題は波乗り、流木、温泉、里山、農耕、
撮影、中国語、タクシー乗務、アルトサックス。

流木は語りかける

2015年01月12日 | 脱力工房(宮崎)

へなちょこサーファーというものは、サーフボードを抱えて水辺を歩いている時ですら足元に転がっている「貝殻」に気をとられてしまう。波乗りに意識を集中できていないようである。ウエットスーツは波乗りの戦闘服、このいでたちで貝殻を拾うなんて恥かしいことを私は時々やってしまう。

千葉の「部原」「一ノ宮」「鴨川」、神奈川の「湘南」三重の「国府の浜」、和歌山の「磯ノ浦」、高知の「生見海岸」、電車やバスで各地のサーフポイントを訪れたけれど、浜に打ち上げられている流木のボリュームはここ宮崎の木崎浜が突出している。

上記2つの条件が揃ったことで、拾った流木を加工して「オブジェ」や「生活用品」にリストラ(再構築)する作業が始まった。


上の写真は木崎浜で拾った宝の山。ほんの1時間ほどで「ユニークな木の塊」がたくさん拾える。この日はノコギリ持参で出掛け、浜辺で「必要な長さに切り揃える」という作業も行った。アパートに持ち帰ってからだと「騒音」「切りくず」など面倒くさいのだ。
その下の写真は私が始めて制作した「衣服のハンガー」。材料は「流木 3本」「浜で拾ったロープ」「クリップ式のランプ」。インディアンのテント方式、ロープで縛っただけで自立させている。3本の流木のうち2本だけ水性ニスで仕上げ、残る1本は何も手を加えていない。


ヤキゴテで付けたnukuizumiの焼印。
骨董屋がストックしていた大量のヤキゴテの中から見つけ出した。
流木工房の商標らしさ?まるでないのだが「脱力工房」らしさでこれを選んだ。
温泉には「思い入れ」と「苦い思い出」がある。以前勤めていた会社で「温泉情報を客先にメール配信」して大問題に。送る相手をもっと慎重に選ぶべきだった。



コメントを投稿