神奈川県にあるGottsuというメーカーが出しているマウスピース。商品名 Sepia VI ♯5(VIの意味はvintage) 税込み31,000円の買い物でした。すでに手元に2タイプのマウスピースがあるので、これが3本目。宮崎市内の店には在庫してなかったので取り寄せてもらいました。メーカーにも在庫が無かったらしく、入荷まで1ヶ月ちょっと要しました。
Gottsu Sepia Tone VI
【マウスピース3本の購入履歴】
最初に購入したのが
Vandoren V5/A27 (上の写真右)・・・①
ティップオープニング 1.65mm
↓
次に購入した
Selmer S80 C* (写真中央)・・・②
ティップオープニング 1.55mm
↓
今回購入した
Gottsu Sepia VI ♯5 (写真左)・・・③
ティップオープニング 1.80mm
マウスピース本来のパフォーマンス を確認するためには、奏法の基本が身に付いてることが絶対条件。それとリードやリガチャーのチョイスも重要。 ②Selmer S80 C* の場合、購入した当初は高評価だったのにその後 ①Vandoren V5/A27 へと評価が逆転。ここ最近は①で十分いい音が出せるようになってました。でも欲を言えば、低音の「ド」から下の「♯ド」「シ」あたり、もう少しスムーズに出てほしい。
解決の鍵はやっぱりマウスピース? というモヤモヤが残っていて・・・試しにMeyer の 5MM(ティップオープニング 1.75mm)を店から借り出して試奏しました(実はこれが2度目)→結果は良好(前回は店内試奏室でのトライ)。でも音の深みは①や②と比べると物足りなく感じました。
ならばティップオープニングがこのMeyerと同じものを 他メーカーで試してみたら・・・。そう考え Webでいろいろ情報収集、Gottsuというメーカーから調達することに。「Vandoren」や「Selmer」という選択肢もありましたが、純国産というのが嬉しいし、品質のばらつきも無さそうだったので。ただし値段は今使ってるマウスピースの2倍。店は在庫してないから試奏もできない。不安でしたが、意を決して注文。
いざ組み付けてみて すぐ違いが実感できたわけではありません。むしろ違和感が。いつもの曲を吹いてるのにキーが少し高くなったような気がする。半音~1音下げて吹いたら しっくりきました。何種類かリードを試してみましたが「Vandoren JAVA Red 固さ2.5(ファイルドカット)」「Vandoren V16 固さ2(アンファイルドカット)」との相性がいいと感じました。リガチャーは BG製 (TRADITION Silver Plated L17)を使用。
低音の「ド」から下の「♯ド」「シ」あたり、Gottsuに替えてから少し出し易くなりました。音の深みも感じられます。マウスピースの探求、まだほんの入り口でしかありませんがしばらく封印します。すでに私の中では満足度90%。これでやっと演奏技術に集中できそうです。
(もっとティップオープニングが広いモデルも試してみたいけど、しばらく我慢します)
これは裏側から撮ったもの。左からGottsu、Selmer 、Vandoren。
Gottsu(左端)の形状は Meyer がベースになってます。
写真の上半分がGottsu 下半分はVandoren コルクの部位に注目!
Gottsuの内径やや狭く コルクの浅いところまでしか入りません(Gottsuが全てこのサイズなのかは不明)。
追記:
Gottsu、Selmer 、Vandoren この3本のマウスピースの中でNo.1はどれか? Gottsuを購入して5ヶ月が経ちましたが、未だに結論が出せずにいます。「リード」「リガチャー」を替えた場合の音色や吹きやすさの変化は判別しやすいのですが・・・。マウスピースの違いはそれほど明確に出てくれないってこと? どういう曲を演奏するかにもよる? 分かりません(サックスを吹いて4年目)。なんとなくですが 今はGottsuをメインで使ってます。
↑
もしかして、普段の練習環境とも関係あるかも知れません。野球スタジアムという巨大な構造物の一角で練習しているので、たっぷり音の反響がある。過剰に増幅されてしまうから、なんでもかんでもいい感じに聞こえてるのかも・・・
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