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メキシカンCT2(北電子、4号機)

2013-04-08 00:12:21 | パチスロ4号機

 

2000年(平成12年)に北電子から登場した4号機「メキシカンCT2」

 

当ブログで扱う機種としては、かなり「新しい」部類に入るが…それでも、登場から既に13年という長期間が経過している。

この時期の北電子は、本機や「キングオブザタイガー」など、技術介入性の高い機械を相次いで登場させた。定番のジャグラーとは一味違った複雑なゲーム性が、新たなファンの獲得に繋がった…かどうかは定かではない(汗)。

 

(ボーナス確率)

ビッグボーナス(設定1⇒6の順):1/348、1/327、1/309、1/287、1/264、1/241

レギュラーボーナス:1/1260(全設定共通)

CT突入率(設定1⇒6の順):39.2%、39.6%、40.0%、40.4%、40.8%、41.2%


赤7揃い又は白7揃いでビッグ

 


赤7・赤7・白7でバケ。1/1260と低確率だが、ストレートハマリの回避に一役買っていた。それでも、ハマリ時のバケはダメージ大(笑)。

 


 

初打ちは、JR蒲田駅西口のアーケード商店街にあったパチ屋の2階(名前は失念…恐らく「かまんた」というパチ屋があった所だと思うが、当時その店名だったかは不明※)。それから、渋谷駅・井の頭線ガード近くの小さなスロ屋「ファイン」でも遭遇した。
※その後の調査で、自身が本機を打った頃は「かまんた」になる前で「大野屋(008)」だった事が判明。

本機は、「アステカ」「ワードラ」「マンクラ」といった人気CT機の陰に隠れたものの、適度な技術介入要素もあって、個人的に嫌いではなかった。もう少し設置が伸びても良かったと思うが…告知機能などを含め、やや地味な印象はあったかもしれない。


下パネルのメキシカンな女の子が、「CT」の文字をかたどったカギをクルクルと回す…さりげなくオシャレなデザインである。


 

北電子初のCT機(B-CTタイプ)

 

完全告知機…ボーナス成立プレイの第3リール停止後、左下のCHANCEランプ点灯


北電子伝統の告知ランプは健在。完全告知ではあるが、7絵柄の一直線形、0枚役(タコス)揃い、黒CT揃いといったリーチ目も存在。7の一直線形はビッグ確定で、黒CT揃いはレギュラー目。その他、「7・7・チェリー」(BR共通目)などの形もあった。

 

・先告知アリ…スタート音の「遅れ」はボーナス確定(フラグ成立プレイの1/8で発生)

 

・ビッグボーナス中の高い技術介入性…15枚狙いとリプレイハズシで獲得枚数大幅アップ


ビッグ中は、左リールにメイン小役となる黒CT(ビッグ時9枚…角停止で15枚)を狙う。左リールに黒CTは1個だけなので、目押しは簡単。

 

・簡単リプレイハズシ⇒ジャックイン絵柄は「ヘビ・ヘビ・ヘビ」と「マラカス・マラカス・黒CT」の2種類。ジャックイン成立時は、順押しすると「マラカス」、変則押しだと「ヘビ」がテンパイする特殊制御になっていた。この制御により、ビッグ中は押し順を変えるだけで、ジャックインとハズシの両方に対応できた(「ビンビンカミサマ」や「サハラ」などと同システム)。

 

(ビッグ中の手順)

1回目の小役ゲーム…左リールに黒CTを狙い、黒CTが停止しなかった時は、ハサミ打ちでヘビをテンパイさせて、ジャックインを優先させる(ハサミ打ちでヘビの取りこぼしはない)。

 

2回目の小役ゲーム…左リールに黒CTを狙い、黒CTが停止しなかった時は、順押しでマラカスを左・中とテンパイさせる。右リールにも黒CTは1個しかなく、リプレイハズシは非常に簡単だった(残り7Pからハサミ打ちに戻す)。


マラカスがテンパイしたら、黒CTが通過した後に右リールを止めれば、ハズシ成功。手順が簡単な割にハズシ効果は高く、適当打ち比で約70枚の獲得枚数アップとなる。

 

CT(チャレンジタイム)機能搭載(北電子初のCT機)

⇒ビッグボーナス終了時、デジタルによるCT抽選タイムがある(CT突入率は約40%、設定差あり…既述)。

上パネル右側の7セグが、変動後に「3」か「7」で停止すれば、ファンファーレが鳴ってCTに突入する。


デジタルの停止パターンには、高速(加速)変動や交互点滅がある。アステカやワードラと比べると地味な演出だが、7セグ独特の「妙味」があった。

⇒CT中は、基本的に全リール「無制御状態」となる(両ボーナス絵柄は、フラグが立たない限り揃わない。リプレイ成立時は、スベリ制御が働く)。

⇒CT終了条件=(1)純増201枚以上 (2)CT中にビッグ当選 (3)CT99プレイ消化時

⇒CT中は、左リールに黒CT(通常時7枚…角停止で14枚)を狙い、純増189枚以上になったらチェリー(1枚役)狙いに切り替え、現状維持でパンクを防ぐ(200枚ギリギリでの現状維持もアリ…後述)。

なお、現在の大まかなCT獲得枚数は、7セグの上にある2個のランプで表示される。


(獲得枚数の状況を示す赤ランプ)
「1」(左側)が点灯=純増100枚以上
「2」(右側)が点灯=純増170枚以上
「1」「2」が両方点滅=純増189枚以上

※実戦向けの現状維持打法…ランプが「2」点灯(170枚-188枚)から「1」「2」点滅(189枚以上)に切り替わったら、パンク回避の為にチェリー(1枚役)を狙い「2」点灯状態に戻す。「2」点灯になったら、黒CT14枚を一回だけ取り(純増11枚)、MAX200枚に近づけてから再びチェリー狙いに切り替える。以下、ランプが「2」点灯に戻ったら14枚を1回取ってチェリー狙い…の繰り返し。

⇒レギュラーボーナス揃い時の払い出し15枚は、CT中の純増枚数としてカウントされる。その為、純増186枚以上の状態でレギュラーを揃えると、ボーナス終了後にCTが終了してしまうので、揃える前に枚数調整が必要な場合もある。なお、飛びこみでレギュラーが揃う危険については、現状維持の時にチェリーを狙っていれば、その心配はない。



1 コメント

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感服です。 (公営の鬼)
2013-04-11 11:35:01
記憶にある様なない様な・・・
自身のホームグラウンド中心には設置が
なかった気がします。
当時の北さんからすると冒険の台ですね。
主流は?プチマーとか大漁の時代かな??
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