まにあっく懐パチ・懐スロ

古いパチンコ・パチスロ、思い出のパチンコ店を懐古する
(90年代のパチンコ・パチスロ情報がメイン)

スマイリー2(京楽、デジパチ)

2016-07-28 07:49:45 | 現金機デジパチ

前々回記事のコメント欄で挙がった京楽「スマイリー2」の詳細情報が、
現在、ネット上にほとんど存在しないので、コメ欄を補足する形で、
当ブログより情報供出(大当り確率や盤面画像など、既存情報は僅か)。




京楽「スマイリー2」

・1993年(平成5年)登場

・新要件機

・現金機デジパチ

・賞球…7&15

・大当り確率…1/215

・最高16ラウンド継続

・出玉…約2400個

・同社の先行機「ダービー」等と同種の、赤色ドットマトリクス採用

・デジタル停止順…左⇒中⇒右

・図柄…0~9の数字、ワイングラス、パイプ※(故・竹村健一が持ってたやつ)、
電話、女の子、三日月(顔入り)、スマイリーマーク(ニコニコマーク)の、計16種類
※形がサクソフォンにも見えるので、或いはサックスなのかもしれない

・大当りパターン…各図柄の三つ揃い。さらに「3・3・スマイリー」「7・7・スマイリー」
「スマイリー・スマイリー・3」「スマイリー・スマイリー・7」の4パターンでも有効。
よって、大当りパターンは全20通り。3、7テンパイとスマイリー図柄のテンパイは、
大当り期待感が一気に高まる。

・右デジが通常スクロールするノーマルリーチのほか、ノーマルから約2周で
スローに切り替わり、さらに大当り手前3コマから超スローとなる、
「SP(ロング)リーチ」も存在。SP発展時は、大当りor1コマ手前で停止。
「3、7、スマイリー」テンパイ時は、SPリーチに発展し易いとされた。

・意図的な連チャン性の無い、ノーマルデジパチ(「居酒屋タイプ」)
但し、「1/215」という良心的確率ゆえの「自力数珠連」は発生。

・アタッカーは、左右にカパッと開く開閉型。

・アタッカーVゾーンは、1個入賞で回転して閉じる(連続入賞防止)。
⇒同社の「アップルライン」や「ボクシング5」などと同タイプ。



「スマイリー」の三つ揃い。先述の通り、スマイリーテンパイ時は、この形のほか、
右デジが3か7でも大当り。また、3,7のテンパイ時も、三つ揃いの他、右デジが
スマイリーでもOK。さらにSP発展率も高いと来れば、大いにアツいリーチとなる。




★追記(2016.7.30)

「ニコちゃんクラブ2号店」



1990年(平成2年)登場。
・同社「ダービー」と同時期登場の姉妹機。ダービーと同種の赤色ドットマトリクス採用

・大当り確率:1/225(内部抽選方式もダービーと同じ)

・賞球:7&13

・デジタル停止順:左⇒中⇒右

・図柄:0~9、馬(ペガサス)、リンゴ、鳥、チェリー、ニコちゃんマークの計15種類

・ダービー同様、リーチの瞬間、「リーチ!」の人工音声アリ。リーチ音もダービーと共通。

・リーチ時の右デジ移行コマ数に法則性あり(リーチ後、4~5コマor11~12コマ進む)。

・大当り時、「ニコちゃん、大当り、やったね!」の人工音声アリ。

・最高10ラウンド継続

・アタッカー開放時間:約19秒

・「盤面上部の(シルクハット姿の)ニコちゃんマーク」は、当時流行った
「スマイルマーク」(正確には、70年代に流行った後、80年代にブーム再燃)が
モチーフと思われる。同年にマルホンから登場の一発台「ビッグスリー」も、やはり
盤面にシルクハットを被ったニコちゃんが描かれていた。また、同じ年のハネモノ
「すし五郎」(西陣)も、盤面上部に似たキャラがいた。このニコちゃんマークが、
「スマイリー2」のスマイリーマークに引き継がれたものと考えられる。

マルホン一発台「ビッグスリー」の盤面キャラ


西陣ハネモノ「すし五郎」の盤面キャラ


・兄弟機:「ニコちゃんクラブ1号店」(1990年登場)
(確率は共通。メインデジタルが2桁。「奇数ゾロ目」か
「左ニコちゃん図柄+右奇数」の計10通りで大当り。)