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(90年代のパチンコ・パチスロ情報がメイン)

パルサーXXII、パルサーXXΣの設定変更判別

2014-11-02 03:52:35 | パチスロ1.5号機以前

パルサーXXII、パルサーXXΣ
(※日活(現NET)、1.5号機)の「設定変更判別」について

※開発製造は山佐





今更情報。。。。



      
 パルサーXXII(1.5号機、改修用)       パルサーXXΣ(1.5号機、新規導入用)

※「II」と「Σ」の違いについては、コチラの記事を参照。ネットの多数説とは「真逆」の解釈をしているが、キチンと根拠も明示してある。
http://blog.goo.ne.jp/selfconfide777mc/e/833369127349aa7bfb9422ef45b00cd9
(パルサーXXIIとパルサーXXΣ)


(変更判別の方法)

(1)朝イチで店に出向き、本機のシマへ直行(モーニングを入れる店なら、開店前に並ぶ)。

(2)シマに着いたら、一応、全台の出目をチェックして、「リーチ目」を探す。朝一なので落ちていない場合も多いが、前日のリーチ目放置台があれば座ってみる。

(3)ここから本番。各台を見回る際、リール窓上の「ボーナスゲームランプ(LED)※」をチェックする。


(「殿堂」上野店にて撮影。大ピンボケで恐縮だが…)

※ボーナスゲームランプ(JACランプ)
山佐系でお馴染み、リール上部・横一列に並ぶ12個のLEDランプ。主に1枚掛けJACゲーム(ビッグ時は最大3回、REG時は1回)で活躍。1回のJACゲーム(最大12回)で、ランプは6個点灯(3号機まではJACの払出し回数「6回」。4号機から「8回」に増加)。
本機は、1リール停止毎にJAC抽選があり(センターラインに「XX」停止でJAC当選)、払い出し(15枚)がある度に、対応する数字のランプ(1~12)が順次点灯する。
このランプはボーナス終了後も点灯を続け、次回ボーナスまで状態は不変。よって、直近のJAC払出しパターン(12回のうち、何回目と何回目にJAC当選したか)が、一目で判る。
また、他の台をチェックする際、しばらく台から目を離してしまっても、LEDの点灯パターンに変化があれば、その間最低1回はBRが入った事が判る。
当時は、ゲーム数やボーナス回数を示すデータランプのない店が大半(シマの端っこに貼られた表に、店員が「正」の字で当日の各台ビッグ回数を書き入れたり、過去1週間の全台ビッグ回数が表に書いてあったりした)。なので、こうした「地味」な台の変化でも、立ち回りの上で参考になった。
なお、4号機「ニューパルサー」以降は、LEDランプの位置で現在の小役ゲーム数も表示するようになった。一方、山佐系の3号機以前(パルサーXXII(Σ)、プラネットII(V)、アストロライナー、ビッグパルサー、スーパープラネットなど)では、リール窓下の7セグ(払出し表示)を使って、小役ゲーム数を表示していた。


(3)本機には、設定変更(打ち変え)を行うと、新たなLED点灯パターン(12個中6個点灯)が表示される、という特徴がある。しかも、通常のJACゲームには現れない、「設定変更時のみ出る点灯パターン」というのも存在した。
(通常のJACゲームでは、JACの当選パターンが、ある程度決まっていた)

それが、以下の「8パターン」である。




朝イチのLEDランプが、上記何れかの点灯パターン(A~H)だった場合、「設定変更」若しくは同一設定への「打ち変え」が確定する。上記以外のパターンだと、JACゲームによるものか、変更によるものかは判別できない。

よって、前日閉店時のランプ状況をチェックできなくても、とりあえず朝イチで「変更確定パターン」の台を見つけたら、設定がイジられたと即座に察知できる。そして、その台が前日あまり出ていなかったと感じたら「上げ」を、逆に好調と思った場合は「下げ」を考えればいい訳だ。但し、これは「全台打ち変え」を行うホールだと意味をなさず、「万年設定」の店では使いようがない。

因みに、自分の現役時(1990年~)でいうと、本機はかなり年季の入った「旧台」扱いで、設置店もあまり多くはなかった。
たとえば、勝手知ったる新宿・歌舞伎町では、’90年秋の段階で、パチ・スロ併せて18軒のホールが営業していたが、僅か一軒、赤いゲートの一番街通りにあった小さなスロ屋「ニュープリンス」(喫茶「上高地」そば、テレクラ隣、換金所が雑居ビル屋上)だけが、「パルサーXXIIΣ」(新規導入版)をしぶとく置いていた。
但し、本機の設定(出玉)状況は芳しくなく、客付きがゼロの事も多く、とても朝から出向いて打つ気はしなかった。どの台も低設定濃厚で、朝一の変更判別など無意味にも思えた。
因みに、この店のもう一つの設置機種「バニーガール」(オリンピア2-1号機)は、客付きも出玉も割と良かった。また、’91年に「セブンボンバー」(バルテック3-1号機)がこの店に入った時は、7ボンのシマだけが妙に盛況で、他はガラガラだった事を思い出す。

しかも、私自身、旧台のパルサーXXΣよりも、当時の人気台「ビッグパルサー」(山佐2-2号機)の方が、はるかに好物だった(コチラは西武新宿駅前「日拓1号店」、歌舞伎町・さくら通り「トップス」、西早稲田「みよし」、読売ランド前駅「パチンコランド」などで、朝イチからよく打った)。よって、「XXΣ」の変更判別を使う機会は、ほとんどなかった。もう少し早く「スロデビュー」していれば、状況も変わったのだろうが…平成2年の大学入学まで、パチ・スロとは一切無縁の生活をしていたので、仕方あるまい。

「判別」といえば、スーパープラネットは、朝一がフルーツゲームからスタートすると、設定変更が濃厚だった(これを利用した立ち回りも可能)。

また、モーニングの入った台は低設定濃厚だったり、逆に、モーニングが高設定台の「シグナル」だったりと、店の特徴を掴めば、モーニングが設定そのものの判別に役立ったりした。

他にも、シンプルに閉店時の出目をチェックしたり、前日閉店時にコインを1枚入れておいたり、台の開閉部分に細いテープを貼ったり紙切れを挟んだり…と、変更/据え置きを見抜く「技」が色々あった。4号機時代になると、「朝一リールのブルリ」なんかも重宝した。ブルリといえば、2号機アニマルの「ブルリ7テンパイ」はアツかったな…判別とは関係ないが。