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シオラー30実戦データ(2002年)~大勝ちと大負け~

2017-06-29 22:40:10 | パチスロ4号機

パイオニア4号機「シオラー30」で喰っていた、人生最初で最後の
「専業時代」。その頃の実戦データを、小出しに公開するシリーズ。
今回は「大勝ち」と「大負け」、対照的な2つのデータを紹介したい。



~実戦店~
東京・町田「さくら屋」(閉店)

★大勝データ

2002年(平成14年)7月2日(火)


「イベント」とメモってあるが、イベントの中身がサッパリ思い出せない。
「沖スロ祭」…辺りかな。金シーサーの23番台に着席。知らない人の為に
説明すると、この店は各台の頭上(ドル箱を置く棚)に「金、銀、黒」と
3種類のシーサー人形を置いた時期がある。高設定を示唆する印みたいな
ものだ。基本的には、金>銀>黒の順に期待できたが、裏をかかれる日も…
(人形の置いていない台に、当日No.1のお宝台が眠っていたり)。




投資9本で食いついた後、順調にボーナスを重ねていく。100G以内の連が
妙に多い。ストレスの溜まらない良好な展開。途中、バケ2回挟んで1128G
ハマっているが(345R⇒320R⇒463B)、ハマリ抜け後にBIG5連ですぐ回復。
ノーマルのシオラー(多分…)でも、こうして一旦出始めると、見事なまでの
ポテンシャルを見せてくれた。

トータルで6523P回して、ビッグ35回のバケ13回、6430枚の獲得と相成った
(等価)。最後の所に「189ヤメ」(再投資1K)とあるのは、コインをいったん
全部流した後で、再び千円だけ投資した、という意味である。そこで食いつけば
儲けもの…という、少々オカルト的な行動が見てとれる。また、読みづらいが、
その下には「後日チェック…400オーバーB単発ノマレ」とメモってある。本来、
閉店まで打ち切るべき優秀台にも拘らず、6000枚以上出た事に満足してしまい、
少し早めに切り上げた格好だ。まぁ、後釜の人は、単発のビッグ1回だけなので、
ヤメ時は良かった感じもするが…。

総プレイ数 6523P
B35(1/186.4)
R13(1/501.8)
投資:10K(初期投資9K、再投資1K)
換金:128.5K
収支:+118.5K





★大敗データ

2002年9月6日(金)


この日勝負したのは、前日不調だった30番台(銀シーサー)。
普段は金シーサーを狙う事が多かったが、前日に「狙い目」
と感じる台があれば、銀でも黒でも朝から積極的に座った。


因みに、この店は「台予約システム」を採用、前日に端末で
好きな台番号を選んで予約しておくと、翌日、優先的に座る
事が出来た。予約台の場合も、店側が金シーサーを置いたり、
他のシーサーを置いたり、何も置かなかったりと様々だった。


ただ、金シーサーだからとむやみに粘ると、店に裏をかかれて
こっ酷い負けを食らったりもした。まぁ、設定5判別や6判別を
行って、落ちなければ即捨てというテもあったが、勝負になる
設定4まで捨てるのは勿体ないので(金シーサーは、4と思しき
展開になる事も多かったのだ)、ヤメるか否かの判断を展開に
委ねるケースが少なくなかった。


それはともかく、30番台は前日の挙動が非常に悪く、ボーナス
3連後、バケを2回挟んで1400回転以上もハマって閉店。前日の
ヘコミ台の上げ狙いで朝一から勝負をかけた訳だが、ご覧の通り、
この日も結局、惨憺たる結果終わった。1000P以上のストレート
ハマリを2回喰らってしまい(1359P、1233P)、現金投資の嵐。
タネ銭が底をつき、休憩札を入れてJR町田駅そばの三菱信託銀行
ATMで、忸怩たる思いで金を下ろした事をハッキリと覚えている。


結局、4800G回して「ガセ銀シーサー台」の結論を出してヤメ。
もっと早くに引くべきだったが、シーサーに拘りすぎた感がある。
メモには、「BONUS11回中、音なし光のみは0(回)、太鼓音
Bigが4(回)、ゴー(轟音)Bigが4(回)」とか「この音(註:
太鼓や轟音)で連しない…悪い台」などとある。「翻訳」すると、
様々なボーナス告知がある中、(1)無音で光のみの地味な告知が
多く発生したら好調台の証し、(2)太鼓や轟音など派手な告知の
ビッグが連チャンしないパターンが多いとダメ台…という意味だ。
明らかに「オカルト」の類である。大敗を喫した日には、なぜか
このテの怪しげな検証作業に走りがちだった。気分転換の一種か。

総プレイ数 4881P
B8(1/610.1)
R3(1/1627)
投資:82K
換金:0
収支:-82K


なお、収支ノートを見ると、この30番台に妙な執着を見せていて、
翌日以降もずっと座り続けて「リベンジ」を果たそうとしている。
その結果…

 9/7…30番台(銀シーサー、予約台)-56.5K
 9/8…30番台(金シーサー、予約台)+29K
 9/9…30番台(金シーサー、予約台)+89K
9/10…30番台(金シーサー、予約台)-20K
9/11、9/12…データなし(休んだ?)
9/13…30番台(銀シーサー、予約台)+3K
9/14、9/15…データなし(休んだ?)
9/16…30番台(金シーサー、予約台)+40.5K

(9/17は予約台28番台で+90.5K。30番を諦めた途端、大勝ち)

と、こんな具合だった。30番台では9/7以降、実働6日で収支+85Kと
芳しくない。9/9に89K勝った時点で、サッサと見切るべきだったかも
しれない。


ただ、こんな大負けを食らった9月のトータル収支は、

総プレイ数:107464P
Big回数:412回(1/260.8)
Reg回数:145回(1/741.1)
投資:339K
獲得枚数:730.5K
収支:+391.5K

と意外にも健闘している。ビッグ確率が設定4(1/256.0)と3(1/273.1)
の間でこの収支だから、通常時の8枚役狙い、ハサミ打ちで連チェリー狙い、
リプレイハズシなど技術介入を駆使した時のシオラーが、いかに甘かったか
お判りだろう。


仮に、「判別して5、6が落ちないから即ヤメ」の優等生的な立ち回りを
この店で行っていたら、収支はどうなっていただろう。同店では、来店
ポイントを沢山貯めると設定5,6を打てるサービスがあったが、単なる
台予約の時とは比べものにならないほど、大量のポイントを必要とした。


したがって、通常営業の予約台で5,6を期待するなど、虫の良すぎる
話であった。それでも店側の「良心」を信じて、「ただの予約台でも、
3か4くらいなら、時には入れてくれる日だってあるだろう」と勝手に
想定して、予約台やシーサーに拘って立ち回った結果、上記のような
収支となって表れた。


あくまで結果論だが、判別に頼りすぎない立ち回りだったからこそ、
あの店で約2年間、シオラー一本で喰えたのかもしれない。自分で
気づかない内に、「店に合った立ち回り方」をしていたのだろう。
(但し、店長が変わったのを境に、収支はガクンと落ち込んだ…)。



(シオラー30実戦データ~大勝ちと大負け~の項、了)