goo blog サービス終了のお知らせ 

まにあっく懐パチ・懐スロ

古いパチンコ・パチスロ、思い出のパチンコ店を懐古する
(90年代のパチンコ・パチスロ情報がメイン)

ザ・拳法(西陣、ハネモノ)

2012-10-11 19:21:08 | ハネモノ

1987年(昭和62年)に西陣から登場した旧要件ハネモノ

「ザ・拳法」

★賞球:オール13、最大8ラウンド継続(9カウント)

 

大当り時のテンポ良い「中華風」BGMが耳に残る一台。息の長い人気を誇った。

役物キャラが、某・龍玉系アクション漫画の登場人物に似ている事でも話題となる。

後は、 頭に「焼印」があれば完璧である(笑)。

 

大当り中、この「クリ〇ン」ソックリなキャラが左右に動き、ヤクモノ内の玉は多彩な動きで手前Vゾーンに向かう。この時、足下に玉を1つ挟んで貯留する特徴があった。ダメな台は貯留がヘタクソだったが…。また、ステージ両サイドのストッパー部分にも貯留機能がある。

 

当時の西陣ハネモノは、キャラ選択の妙、耳に残るBGM、ヤクモノのコミカルな動き、財布に優しいゲーム性…と、ファンを魅了する要素が存分に詰まっていた。まさに、「西陣ハネモノ黄金時代」ではなかったか。「レッドライオン」「スーパーブラザース」「魔界組」「赤兵衛」「ちんどんや」「アフリカンボーイ」「マッハシュート」「パチンコ大賞」「おジョーズランド」「すし五郎」「ドッカン島」「Mrフォール」「スケボーキッズ」「もちあげ隊」etc…今考えても垂涎モノの名機が揃っていた。

 

なお、兄弟機には11個戻しの「ザ・カンフー」がある。平成2年頃、歌舞伎町・東通りの「ニューメトロ」で見た事があったな。あの店、新要件時代にも大同のマイナー機「フィーバークイーンDI」を入れたりして、なかなか面白いラインナップだった。

 

「ザ・拳法」と言えば、故・田山幸憲プロの「パチプロ日記」にもたびたび登場した。池袋のS店(山楽)でメイン機種の1つにしていたからだ。ローリングマシーン(三共)、スーパーレーシング(三共)、ビッグシューター(平和)なども同時期に打っていた。

印象的なエピソードは、田山プロがS店で一発台「ジェットライン」(西陣)を6回も打ち止めして、快勝した翌日の話。

田山さんは朝イチで「ザ・拳法」の甘釘台を見つけるが、前日に勝ったジェットラインの釘が据え置きだったので、一発台の方を選択。結局、これが裏目に出て、前日の勝ち分を全てジェットラインに返してしまった。

茫然として地下のハネモノコーナーに戻ると、最初に目を付けていたザ・拳法は、しっかりと3000個程出ていた…。一流のプロでも、時にはこんな展開も喰らうのか、と考えさせられたエピソードである。



3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (あなろぐ)
2012-10-11 20:56:59
この台.その日の晩飯代を稼ぐ為仕事帰りに市が尾、藤が丘、青葉台で打ちました、目標はプラス3000円でした(笑)
マジックカーペット、道路工事、スタジアムなんか好きで、、、
ローリングMはなかなかV入賞しなかった‥
返信する
どうも。 (世田谷耕せ)
2012-10-11 23:18:10
こんばんは。


ザ・拳法と、くれば→レーシング

やはりと言うか?
田山さんを思い出しました。


古きよきパチンコ
西陣黄金期‥
パチプロ日記(ベストオブパチプロ日記上下巻)は、今でもたまに読み返します。



そういえば池袋まで田山さんに会いに行ったこともありましたっけ‥
返信する
人生劇場にて (サンドイッチ)
2013-07-22 00:04:06
1991年の冬だったと記憶していますが、神田の人生劇場で良い釘の台に座りました。200円で小箱2つまで出したところで寄りが急に悪くなり、3時間かけて閉店直前に打ち止め。
店を出たら一面の雪景色になっていて帰れなくなったという忘れがたい想い出があります。
返信する