まにあっく懐パチ・懐スロ

古いパチンコ・パチスロ、思い出のパチンコ店を懐古する
(90年代のパチンコ・パチスロ情報がメイン)

1990年代の名店~パチスロ専門店「パチスロキャロム」(東京・立川)~

2012-10-15 18:32:02 | 思い出のパチンコ店

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かつて、JR立川駅・南口で営業していたパチスロ専門店「キャロム」(画像は跡地)

メイン通りから入った裏路地にある目立たない店(元はパチ・スロ併設店)だったが、1990年代初頭にはパチスロファンの「聖地」となった事もある。

特に、1991年(平成3年)に行われた「エキサイティングパチスロ大会」(「パチスロ必勝ガイド」主催)は、当時のパチスロファンにとって、思い出深いイベントではなかったか。

同誌の読者イベントとして開かれたこの大会、店内に設置されたパチスロ全177台(地上&地下フロア)がすべて設定6という、まさに夢のような企画であった。

※同企画は、過去にも浅草「国際ゲームセンター3」(ボディコンやバニーガール姿の店員がいるスロ屋)などで行われた。

当日参加者は、事前にハガキ抽選で選ばれた幸運な全国の読者たち(応募倍率は33倍)。開店前、キャンセル待ちを含め約200名のスロッターが、キャロムの周りをグルリと取り囲んだ。ガイド誌の名物編集長・スエイさんや秋山宏一プロ、ルーシー石橋女史、セブン先生、パチプロ負男氏など名だたるメンバーも立ち会った。

当時のキャロムの設置台は、コンチネンタルIII、リノ、アポロン、ムサシ、ビッグパルサーといった人気機種ばかり。6時間の限定営業ではあったが、普段はお目に掛かれない最高設定に必ず座れる上、出したコインはソックリ自分のものとなる。さらに、成績上位者には賞品まで授与される…とあって、参加者達の鼻息は皆荒かった。

しかし、たとえ設定6とはいえ、勝負は時の運である。順調にコインを増やしてドル箱を積み上げる者もいれば、ドハマリで投資がまったく止まらない人も…まさに、悲喜こもごもの様相を呈した。ただ、途中で店内のコインが足りなくなる事態も発生したので、全体的には「ジャジャ漏れ」のお祭り状態であった。

結局、コンチIIIで7000枚という爆裂を見せた埼玉の読者が、見事に優勝を飾る(成績発表会は「キャロム」上のビアバー「ヘリオス」で行われた)。成績上位3名が全てコンチIIIだった一方、大負けワースト3もまたコンチIIIという、ある意味で順当な結果だったとも言える。

この「キャロム」であるが、残念ながらその後は客付きが落ち込み、換金率を頻繁に変えたりしたものの閉店(上記設定6イベントでの超・太っ腹営業が原因だったかは不明…)。

その跡地には、「うま」(馬)という珍しい名前のパチンコ店がオープンした。近くにJRAの場外馬券売り場(立川WINS)がある事にちなんだ店名であろう。

「うま」は、デジパチの春一番をはじめ、ダービー物語、野球拳、ポンポンガール、FパワフルIII、遊ぶんジャーといった人気連チャンデジパチを設置。爆裂ハネモノの「たぬ吉くん2」や、キャロム時代の看板機種「コンチネンタルIII」も並んでいた。一時期は春一番の攻略などで盛り上がりを見せたが、やはり立地の悪さなどが影響して、あえなく閉店した(跡地は焼肉屋に)。

 

(当時、立川駅周辺で営業していたホール)

南口…ナゴヤ、パチスロ夢屋、一千大・駅前店、ミナミ、ニューワールド、パチンコ888、一千大本店、パチスロ一千大、セブンII

北口…あけぼの、パチスロ777、ビッグ1、ニューあけぼの



1 コメント

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Unknown (あなろぐ)
2012-10-15 20:25:13
立川ではないが競馬でやられた後府中本町のパチンコ屋(まだやっているのか?)の2階で回らないデジパチ打ったっす‥今思えば競馬遠征とパチは切っても切れないモノだったみたいです(笑)
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