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まにあっく懐パチ・懐スロ

古いパチンコ・パチスロ、思い出のパチンコ店を懐古する
(90年代のパチンコ・パチスロ情報がメイン)

下北沢 パチンコ「下北レジャー」の記憶

2011-08-27 09:49:40 | 思い出のパチンコ店

小田急線の下北沢駅、線路沿いの細い小道を新宿方向へ進んだ辺りに、「カレイド」という名のホールがある。



このパチ屋が出来る以前、同じ場所で営業していたのが、「下北レジャー」という中型店であった。


近くの踏切前のホール「ワールド」と並び、下北沢駅前のツートップに君臨していた人気店だった。


地上階がパチンコ、地下がパチンコとパチスロというシマ構成になっていた。


私はこの店でパチンコはたまに打つ程度で、大抵は地下のスロットコーナーへ直行していた。


今からだいぶ昔、1990年~1991年頃の話であるが、当時のシマ構成を思い返してみると・・・


「ドリームセブン」(高砂電器、3-1号機)

 


「ワイルドキャッツ」(アークテクニコ、3-1号機)

 

「ムサシ」(パイオニア、2-2号機)


まあ、他にも設置機種はあったかもしれないが、とりあえず記憶に残っているのはこの3機種だ。


確か、ドリームセブンとムサシはノーマル、ワイルドキャッツは貯金タイプのBモノとなっていた。


当時は連チャン機全盛の時代だったが、この店では、安全(な筈)のノーマルドリセブを良く打った。


ただ、青7やリーチ目の美しさは、他の機種にはない独特の「味」があり、その面白さに低設定濃厚であっても深く打ち込んでしまう事が…なけなしのバイト料を、良く溶かしたものである。


ムサシについても、当時は裏モノが有名だったが、この店のムサシはノーマルだった(後にムサシ2が入った時は、連チャンの激しい裏モノだった記憶がある)。


ノーマルムサシは、ビッグ成立後に一枚掛けで15枚役の「MUSASHI」絵柄を狙う「ムサシ抜き」攻略が通用した。しかし、営業中の店内でそんな技を使ってコインを増やそうものなら、速攻で店員に張り付かれて、出玉没収と相成ること受け合いであった(実、この店で一度だけムサシ抜きをやって、案の定、物凄い剣幕で怒られた…幸い、出入り禁止にはならなかったが)。


一方、ワイルドキャッツは、貯金タイプの連チャン機で追っかけにくい面があり、なかなか腰を据えて打てる台ではなかった。ただ、この店のキャッツは非常に客付きが良く、たまにハマリ台を捨てていくおいしい客もいたので、初期の頃はハイエナ戦法も結構通用した。


こうして平成初期の2号機、3号機の名機を堪能していた下北レジャーだったが、しばらく下北を離れているうちに、いつの間にか現在の「カ〇イド」へと変わってしまった。


踏切前の「ワールド」も閉店してしまい、私にとって思い出の下北沢のパチ屋は、もうその姿を見る事は出来ない・・・。


あ、そういえば、老舗の「ミナ〇」だけは、今も健在だった。あまり相性の良い店ではなかったが…。