まにあっく懐パチ・懐スロ

古いパチンコ・パチスロ、思い出のパチンコ店を懐古する
(90年代のパチンコ・パチスロ情報がメイン)

懐かしの高田馬場 早稲田通り「ダイナム」

2011-08-21 02:37:09 | 思い出のパチンコ店

前回、白鳥会館について振り返ったわけだが(コチラ)、もう1軒、高田馬場の思い出の店を書いてみたいと思う。


高田馬場駅から早稲田通りを小滝橋の方向へしばらく歩いていくと、レストランのロイホが道路の右側に建っている。




あの場所には、1990年代末まで「ダイナム」という大手チェーン店が存在した。

(在りし日のダイナム高田馬場店。「DYnAM」の赤いロゴと、入口の太い円柱が特徴だった。)


周りには「N拓EO」「東陽会館」などといった競合店が営業していたが、その中にあっても人気を博していた優良店であった。


定量制が主流であったハネモノにおいて、珍しく無制限営業をしていたのが特徴的だった。


まぁ、それはそれ、当然無制限仕様の釘であったから、極端に甘いといえる状況ではなかったが、運良く開放台に座る事が出来れば、足元に2箱、3箱とドル箱を積み上げることも可能であった。


記憶が前後しているが、当時ダイナムで打った台を振り返ると、デジパチは「居酒屋2」(京楽)、「フィーバーマキシムEXⅢ」(三共)、「フィーバーレジェンドⅠ」(同)、「プリンセス物語」(平和)等、ハネモノでは「エンタープライズ」「道路工事」「マジックカーペット」(いずれも三共)、権利モノでは「エポック」(平和)、そして一発台は「メガトロン」(藤商事)「サイクロン」(平和)などが思い浮かぶ。

フィーバーマキシムEXⅢ(三共)

※Fマキシムシリーズは、EX、EXⅡ、EXⅢ、GP、GPⅢ、DXの6種類がリリースされているが、「GPⅡ」については、新台記事を読んだ事も、設置を見かけた事もない。多分お蔵入り機種だろう。

 

プリンセス物語(平和)…ダービー物語の後継機。保留連チャンも健在(保連率22.3%)。


それと、この店の特徴として挙げられるのは「J-NETシステム」という、貯玉システム&商品交換のサービスをいち早く取り入れていたことだろうか。


当時、このタイプの貯玉システムが導入され始めた時期であり、ダイナムは高田馬場エリアで初めてこのシステムを導入して話題となった。TVパチンコ特番や攻略誌の特集などでも度々登場。


このダイナム、私が学生時分であった1990~1994年当時は非常に人気があったのだが、その後は徐々に客足が遠のき、21世紀を迎えることなく、1998年に残念ながら閉店となった。


かつて、テレビ東京系列で放映された「TVチャンピオン・全国パチンコ王選手権」の予選がこの店で行われていたことは、ほとんどの人が知らない事実であろう・・・。