まにあっく懐パチ・懐スロ

古いパチンコ・パチスロ、思い出のパチンコ店を懐古する
(90年代のパチンコ・パチスロ情報がメイン)

レトロパチスロ台 ストップ音ベスト3

2011-08-19 01:09:45 | 昔のパチスロ台

普段はそれ程気にしない事だが、パチスロ機のリールを止める時、何らかの効果音=ストップ音が鳴るのが一般的である。

このストップ音には、色々なタイプがあって、派手な電子音の出るモノ、人の声を擬したモノ、申し訳程度に聞こえる地味な効果音、無音に近いタイプ、etc・・・


そして、これは「レトロ台」といわれる古いパチスロ機にも同じことがいえる。私の場合は90年代前半の2号機・3号機に思い入れがある世代だから、レトロ台といえば、専らこの時代のスロのストップ音を、あれこれと思い浮かべる。


で、「個人的にストップ音の好きなレトロ台は何か?」、と聞かれればおそらくこう答えるであろう。


まず、ベンハー、ウィンクル、スーパーセブンなど高砂系の「チャッ・チャッ・チャッ」というマッチを擦るような音は、味気ない感じであまり好みではない。ニイガタ電子の3号機「リノ」も、同様の「マッチ音系」である。


それから、スーパーバニーガール(オリンピア・2-2号機)が発する「ポッ・ポッ・ポッ」という馬のひずめが鳴るような音も、少し寂しい印象を受ける。


また、センチュリー21やリバティベルⅢといったユニバーサル系の「ピポ・ピポ・ピポ」という電子音は、何か安っぽい感じがしていただけない。まだ、リバティベルⅣやアメリカーナマグナムのような「ハデハデサウンド」の方が、いくらか面白味がある。


一方、山佐のビッグパルサーやスーパープラネットなどのいわゆる「ノッカー音」(ガチャ・ガチャ・ガチャという金属音)は独創的で面白いのだが、台が劣化してくると音が聞こえにくくなる、という欠陥があった。


このように、個人的には「これはホントに良い音だな」と思えるストップ音の機種がなかなか出て来ない。しかし、その中でも「ベスト3」を挙げろといわれれば、次のようになる。


第3位・・・オリンピア・2号機「バニーガール」




この機種の甲高いストップ音は「ピュン・ピュン・ピュン」とでも擬すればいいのだろうか、大変個性的な電子音である。ストップ音を押すたびにこの軽快なサウンドが聞こえるので、打っていて非常に気持ちがいい。


第2位・・・北電子・3号機「アポロン」


(「チェリー・7・7」は、超高確率でビッグボーナスのリーチ目。稀にガセる。)


ストップ音に限らず、この台のサウンドは洗練されている印象があって、大変素晴らしいと思っている。同じ電子音ではあるが、ユニバ系のような「安っぽさ」は感じられず、非常に上品な音に聞こえるのが好印象である。


第1位・・・日活興業・3号機「スペーススペクター

(レギュラーボーナスの左リール一確リーチ目)


「ピチュ・ピチュ・ピッチュ~」という独特の停止音は、あたかもエイリアンを狙う光線銃の音をほうふつとさせる。数あるレトロ台の中でも、この機種のストップ音は非常に個性的で面白かった。先行機である「スペースバトル」も同様である。


このように、全くの独断と偏見で選んだストップ音ベスト3であるが、当然、他の機種の音の方が良い、と思われる向きもあろう。それはそれで全く問題ない。これは、あくまで当時の思い入れなどを含めた、個人的な趣向で選んだ結果である。


レトロパチスロのゲームセンターなどで過去の名機を打つ際には、普段何気なく聞こえるストップ音に耳を傾けてみると、なにか面白い再発見があるかもしれない。