
はやくも第5弾です。
オーストラリアへの研修旅行の内容も書きたいので、万博奮闘記に続きまた長くなりそうです。
今回はレンガ住宅の施工方法の続きです。
基礎から一段一段積むことは
前回お話しました。
さて、
開口部です。サッシやガレージドアなどの開口部の上はどうやって積むのか・・
正解は、
鉄板を使用するのです。レンガに鉄板を渡し、そしてその上にまた積み始めます。
写真のサッシの上部、赤い部分が鉄板です。開口部の大きさや、上部の荷重によって鉄板を厚くしたり、
L型の鉄板を使ったりします。
現在の写真です。鉄板はレンガに近い色で塗装しています。
また、
出窓や
バルコニーなどどうしても積めない部分はレンガをスライスして
タイルのように貼ることもあります。
神戸異人館の
風見鶏の館です。この建物も外壁にレンガを使っていますが、ここの開口部には
石を使っていますね。豪華な仕様です。
レンガ部分の上から2段、塗り壁との境の部分は、外にちょっとふかしたり、向きを変えたりして変化をつけています。ここだけレンガの色を変えてもおもしろいですね。
さらに、レンガの
最上段は塗り壁部分より外に出るため、写真では見えませんが
水切りの板金を施工しています。
二階の窓も、レンガ部分の重厚感に負けないようにカットしたレンガを
窓台として貼り付けました。
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