とある設計事務所のスタッフダイアリー

兵庫の輸入住宅建築設計事務所・セルビーハウジングのスタッフがふと感じたこと、つぶやきを日記にしてみました。

『健康・省エネシンポジウムINひょうご』に参加してきました。

2016-02-12 11:25:11 | 住宅事情・商品情報
こんにちは、塩津です。

先日第2回目の『健康・省エネシンポジウムINひょうご』が姫路市で開催されました。



このシンポジウムは「健康長寿な社会づくり」をするために住宅関連産業と医療・福祉機関や研究機関が連携をして医療介護費の抑制、地域の再生と活性化を目的とするものです。

住宅においては高気密高断熱の住宅に住むことで、健康で長生きできることにより、医療費、介護費を抑えられるとのこと・・・・かな?

あまり詳しく説明することが出来ないので後で少しだけ具体例を紹介します。



兵庫県の地域では、当社の取引先でもある今村産業の今村社長が会長となり「ひょうご健康・省エネ住宅推進協議会」を一昨年発足されました。

会場には来賓として衆議院議員 渡海紀三朗様、松本たけあき様 石見としかつ姫路市長、県会議員の方など大変豪華な顔ぶれです。・・・・この辺は今村社長のお力でしょう。

誰が来ているかはどうでもいいのですが、私たち住宅建築に携わる者として、また住まわれる方にとって何が必要なのかを少しだけご紹介します。


松尾設計さんのパワーポイントそのまま拝借します。

高断熱の家に住むことで健康寿命が4歳も長くなるといったデータです。
いかに健康で長生きするためには住宅の高断熱化が不可欠かと言う事です。

冬場の死亡率の増加は住宅の高断熱化が進んでいる北海道が一番少なく、次に青森。反対に多いのは温かい地域の方です。温かい地域ほど住宅の断熱化は進んでいなくって、冬の室内での環境は寒い地域の環境よりずっと過酷です。
ちなみに兵庫県は真ん中ぐらいです。


こちらはどこで脳卒中を生じたかのデータです。
脳卒中の8割は自宅で生じています。寝室、トイレ、浴室などがやはり多いですね。

理想的な環境は寝室で18度以上だそうです。暖房もしなくって朝起きたら息が白いっていう寝室で過ごされている方も少なくないですよね。

もちろん住宅内での温度差も重要です。トイレ、洗面・浴室でのヒートショックはよく聞きますよね。


冬場に死亡率が上がるというのは日本だけでなく世界的に見ても同じです。
日本、イギリスなどは18%の増加、温かいポルトガルは30%も増加しているそうです。

そのような中、ヨーロッパでは国策として住宅の高断熱化に取り組んでいます。ドイツの取り組みを紹介しています。

もちろん日本でも高断熱化か進んでいます。2020年には新しい省エネ基準の義務化がスタートします。・・・それが十分な基準かどうかは別ですが・・・・。
ともあれ我が国も健康での長寿社会を目指しています。

新築はどんどん良くなっていきますが、では古い家に住まわれている方はどうすれば良いのでしょうか?

浴室をユニットバスにする。トイレ、洗面などに小さな暖房機を置く。寝室のエアコンを朝まで入れておくと言う事が大事なのかなって思います。電気代はほんの少し高くなるかもわかりませんが、病気で倒れることを思えばずっと安く上がるのではないでしょうか?
脳卒中、心臓病で多くの方が倒れられます。後遺症が残れば本人、ご家族、そして福祉の面で膨大な補助を強いる国や地方自治体にも負担がかかります。

今回のシンポジュウムを通じて住宅環境の大切さを再認識すると同時に、特にリフォームされる方に住環境の大切さを伝えて、健康で長生きしていただける住宅造りを提案させていきたいと思います。

皆さん、健康な状態で長生きしましょう!!





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