とある設計事務所のスタッフダイアリー

兵庫の輸入住宅建築設計事務所・セルビーハウジングのスタッフがふと感じたこと、つぶやきを日記にしてみました。

姫路市書写の里・美術工芸館を訪ねて 『青磁の魅力』

2014-01-17 10:04:39 | 旅行記・遊び・レジャー情報
こんにちは、塩津です。

今日は姫路市書写の里・美術工芸館の紹介です。

静かな山すそにある小さな美術工芸館です。



私は年に3、4回は行ってると思います。

いつ行っても人が少なく(怒られそうですが、、、)自然に囲まれたとても綺麗なところで、『癒しの空間』として最高の場所です。


建築としてもなかなか良い建物です。

そして、私がこの場所が大好きなもう一つの理由がこれです

網干 魚吹八幡神社の秋祭りの『やったい』が常設展示されています。
現在18台のやったいが祭りを盛り上げていますが、その中でも網干祭りを代表する宮田村の旧やったいがここにあります。


現在の新しい宮田のやったいは私の中では魚吹ナンバーワンのやったいですが、そのモデルとなったこの旧やったいも最高に美しいです。


屋根の形状、狭間、泥台、飾り金物すべてにおいて隙のない播磨の伝統工芸品として一級品だと思います。
東(姫路南東部)の灘とか飾磨のかつぎ屋台とは違った西(網干など)の飾り屋台の代表格のやったい(屋台)です。・・・・・やったいに関して話し出すと止まらないのでこの辺で。。・・・・・


今回訪れた目的はやったいでは無く、1月7日~2月16日まで開催されている新春特別展示『青磁の魅力』を観るためです。


もともと私は建築学科出身ではなく、美術学部工芸学科陶芸専攻でした。学生時代作っていたのは前衛的な作品が主でしたが、伝統的な物にも大変興味があります。特に焼き物の釉薬は大好きです。

もちろん青磁に関しても、中国、朝鮮より日本に伝わったものですが、それを日本の陶工たちが日本独自のものとして作り上げてきたところにも魅力を感じています。

今回の展示は中国の龍泉窯など5世紀~17世紀頃の作品から、姫路の東山焼や三田焼の江戸時代後期作品が展示されていました。

古代中国のものは青ではなく完全に緑色です。そして東山、三田焼も私がイメージした『青磁』とは色合いがかなり違ってました。
私の中では透き通るような乳青色と言った感覚でしかなかったのですが、いろいろな青磁に出会えて陶器(青磁)の歴史の深さを感じた展示会でした。



写真を撮りたかったのですが、特別展示のコーナーは撮影が禁止になっていて紹介できないのがとっても残念です。・・・・・この件に関しても深く入ってしまうのでこの辺で。。・・・


他の展示を紹介します。



姫路こまです。私も昔を思い出して廻してみました。一回目は失敗してしまいました。



これは姫路城天守の鯱のレプリカ?です。


姫路はりこです。


実演コーナーもあり、日によっては職人さんのお仕事を観たり体験も出来るようになっています。


私はあまりよく知りませんが、姫山人形です。

後、姫路出身で元東大寺管長 清水公照さんの泥仏とか絵画などが館内展示の半分以上を占めています。

この工芸美術館の初代館長が清水公照さんだったので仕方ないかも分かりませんが、ある意味清水公照記念館になってしまっているのが私個人としてはとても残念です。
私はいつもこのコーナーは素通りです。もう少し美術工芸館にふさわしい常設展示が増えれれば嬉しいなって思います。・・・・あくまでも私個人の意見です。ごめんなさい。

でも、本当に素敵なところなので皆様も行ってみてはどうですか?

癒されますよ


お問い合わせは  得々情報  まで


  人気ブログランキング!参加中!ワンクリック、ご協力お願いいたしま~す         みなさーん、ココを押すんですよー有難うございます。Facebook始めました!


(株)セルビーハウジング | Facebookページも宣伝


西播地域でこだわりの家を建てるならお問い合わせは  得々情報  まで


最新の画像もっと見る

コメントを投稿