とある設計事務所のスタッフダイアリー

兵庫の輸入住宅建築設計事務所・セルビーハウジングのスタッフがふと感じたこと、つぶやきを日記にしてみました。

セルビーからのお知らせ

3/4(土)・5(日)TOTO姫路ショールームにて『TDYお客様感謝祭』が開催されます。3/10(金)姫路支店にてワークショップを開催します。詳しくは弊社HPをご覧ください。ご予約いただければ、工事中の現場見学や既に住んでいらっしゃるお客さまのお家を特別に見せていただく事もできます。ご予約・お問い合わせは tel:079-230-2111またはE-mail: info@selbee.co.jpまで。

U様と造る!夢の建築日誌・・地盤改良工事

2006-10-05 11:15:41 | 工事報告 2007~2008
こんにちは、10月に入り播磨地方は祭りの雰囲気で盛り上がってきましたね U様も週末の祭りの準備に忙しいようです。
そういう私も子供会の祭りに出て、屋台を担がないといけないので少し憂鬱・・

さて、U様邸です。 昨日「地盤改良工事」が行われました。
セルビーでは、新築工事前に必ず「スウェーデン式サウンディング試験」という「地盤調査」を行います。
そして、その結果地盤が柔らかくなんらかの改良工事をしなければいけないという結果が出た場合は、地盤改良工事を行います。

ツーバイフォー住宅がいかに強いかということは、このブログでも、ご説明してきましたが、いくら丈夫な2×4でも、地面が傾いてしまってはしかたありません。長く安心して暮らすには地盤改良に2×4が最強なのではないでしょうか。ただし調査の結果地盤に問題がなければそれが一番いいのですが・・

そこでU様の建築予定地、地盤調査の結果残念ながら改良工事が必要ということになってしまったので今回の地盤改良工事となったのです。

U様邸の土地に最適な改良方法は「湿式柱状改良工事」です。
この工事は強い地層の深さまでドリルで掘り進み、次に特殊なセメントと土を混ぜながらドリルを抜けばコンクリートの柱が出来上がるという工事です。


まずは、直径500ミリの巨大なドリルで下穴を開けます。


↑注入用ドリル、黒いチューブからセメントが送り込まれ、ドリルの先から注入する仕組みです。

次にセメント注入用のドリルに交換し、指定の深さまで掘り進みます。次にドリルの先からセメントを注入しながら現地の土と混ぜ合わせ徐々に抜いていけば強力な柱が出来上がる仕組みです。


作業全景、右のトラックで注入用セメントを混合しています。


注入直後の穴です。柱の頭部が見えています。この上に基礎がのるようになります。



基礎の形状にあわせ、今回はこの杭を33本打ちました。
見学に来られた近所のおじさんが、「ここら辺はやらかい地面やけど、ここまですれば大丈夫やな~」と関心されていました。

次回は「基礎工事」です。


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