昨夜、テレビで女性管理職を特集した番組を見ました。
途中から見たのですが、女性管理職の皆さんはたいていがやりがいのある仕事、仕事が面白い、というようなことを話されていましたが、その忙しい日常を見るにつけ、痛々しく見えて仕方がありませんでした。
おそらく彼女たちが無意識のうちに漠然とした不安を抱えているから、そう見えるのではないでしょうか。だからストレスもたまるのでしょう。
確かに女性として男社会で競い合うのは大変なことだと思います。犠牲にしていることも多いでしょう。しかし、本当にそれに見合った成果を得ているのでしょうか。
忙しさに逃げ込んで、そのことに気付かないまま時間が過ぎてしまった時、何を思うのでしょうか。
その仕事に打ち込むということが自分の信念に根ざしている、生き方そのものならば充実感に満たされた人生になるでしょう。
しかし、そうでないならば、後で失ったものの大きさに後悔の念を抱くことになるでしょう。
そうなる前に、立ち止まって考えてほしいのです。決して、女性の社会進出に反対しているのではありません。仕事以外の人生も充実させてほしいのです。