7月30日で授業期間は終わり、本日からは補講期間となりました(~5日)。演習(日本文化Ⅱ)では、朗詠「嘉辰令月」を唱っています。けっこう様になっていて、平安の雅びが蘇ります。
本日、13時よりAVホールにて、「千葉のいまを知るプロジェクト」の第五回学習研究会が、千葉県商工労働部観光課 観光企画室副主査の斉藤正宏さんをお迎えして行われます。来聴を歓迎いたします。賑々しくご来場下さいませ。
7月27日、比較伝統文化論の最後の授業に、女流義太夫の竹本越孝さんと、鶴澤寛也さんがいらっしゃいました。
草や木にも仏性を認める日本的な感性が生み出した、柳の精と結婚するお話『卅三間堂棟木由来』「平太郎住家より木遣音頭の段」を抜粋で演奏していただきました。
AVホールが即席演奏会場になりました。
見台や尻ひきを組み立てるところや、三味線を分解してしまうところまで見せていただき、皆びっくりでした。
美しい夏装束のお二人の演奏の迫力に圧倒されました。
学生達の感想では、ひとりでいろいろな人物を語り分けていてすごい、三味線で弾く斧の音、柳の葉の雰囲気が伝わってきて面白い、など、意外に内容がよく伝わっていました。
物語の内容の独自性より、演奏の迫力に強く印象づけられたようでした。
夏も盛りに近づき、ほうぼうで夏祭りが行われています。学生支援課の酒井課員が、地元埼玉県小川町の「七夕まつり」で、伝統の屋台を曳いてきたとのことです(写真・円内)。
三山の七年祭では、大和田・萱田の二つの時平神社から、神輿・山車の担い手を募集しています。10月20日まで募集しておりますので、伝統文化資料室ポストまたは4年生の村上貴晃さんまでお申し出下さい。
西澤さんの佐倉市立美術館での実習が始まりました。今日は月曜日で休館日なのですが、この時とばかりに企画展の準備が進みます。今年の実習生は3名で、8月1日からの企画展「日蘭交流400周年記念 オランダデザイン展 挑発する色とかたち」の展示準備です。作品をつり下げるワイヤと錘の整理ちゅうです。天井が高く、なかなか作業が大変です。
教育実習に行っていた乙丸くん、ある日、教え子だったクラスの子たちから感謝の手紙が届いたそうです。でも、住所は知らないはずなのに・・きっと、いろいろ探し回って届けてくれたんだなぁ、と思って、うれしくなったそうです。
いろいろ大変なことも多いけど、真心で子どもたちと触れあえる機会でもある教育実習、皆さんも、がんばってください。