房総地域文化プロジェクトの機関誌「房総を学ぶ」7号が刊行されました。内容は次の通りです。
「2年間の活動」
「学生部会2012年度のあゆみ」
「学生部会2013年度のあゆみ」
「九十九里を訪れた文化人たち―片貝の曉聲社・向上会同人と「名士」の交遊」
「江戸時代における庶民の旅ー取手の農民の坂東札所巡りを中心に」
「上総山辺郡山口村・雄蛇ヶ池関係の古文書」
「房総地域の竜神信仰」
房総地域文化研究プロジェクトのブログができました。
房総地域文化研究プロジェクトは、「地域に密着した教育・研究機関」としての大学・学科を創造することを目的に、2001年度に本学人文学部日本伝統文化学科に設置された学内研究プロジェクトです。大学の設立・教育理念は共生とコミュニケーションに集約できますが、その具体的な実践を学科の性格にあわせておこなう研究プロジェクトで、地域社会とそこで生活し、研究する方々との交流を深めながら、地域の文化や歴史を学び、研究し、学科の教育に反映させると同時に、その成果をまた地域社会に還元し、地域文化の発展や保存に寄与することで、本学の社会的役割を拡大・充実させることを、目標としています。
具体的には、地域研究者や市民を招いての研究会・学習会・講演会を学外に広く公開する形で、継続的におこなっています。そこは、新しい研究成果の発表の場であると同時に、地域研究者と市民(=地域住民)、教員、学生の四者がともに机をならべて学び合う場としての意味もあります。 また、学生による自発的な共同研究の場としてプロジェクトが機能するよう配慮していて、学生の研究・学習能力の向上や、情報発信力や企画力の育成を企図しています。
成果は、報告集『房総を学ぶ』で公開しています(現在、第6巻まで刊行)。
江東区には、深川江戸資料館や中川船番所資料館、芭蕉記念館など、多くの文化施設ありますが、2009年に開館した深川東京モダン館副館長の龍澤潤氏による特別講義「関東水上交通と中川番所」が行われました。市民の方も多く参加されました。
日本伝統文化学科房総地域文化研究プロジェクトの公開講演会をおこないます。
今年度最後の公開企画です。どうぞ、お出かけください。
「関東水上交通と中川番所」
2013年1月17日(木) 午前10:40~12:10
講 師 龍澤 潤氏(深川東京モダン館副館長)
会場 東京成徳大学八千代キャンパス AVホール
東京成徳大学日本伝統文化学科
房総地域文化研究プロジェクト
日本伝統文化学科房総地域文化研究プロジェクト見学会「鬼来迎を見る」
鬼来迎は、横芝光町虫生の広斉寺で、施餓鬼のあとにおこなわれる鬼舞(仏教劇)で、国の重要無形民俗文化財にされています。学生部会の今年度テーマですので、見学会を実施します。
2012年8月16日(木曜日)午前9時00分~午後6時00分
勝田台駅北口集合です。