金沢文庫 特別展「釈迦追慕」
運慶作と判明して国の重要文化財に指定された、愛染明王像が展示されています。さらに、空海請来とされる舎利を納入していた弥勒菩薩像が、納入物とともに公開されています。米粒より小さい舎利への強い信仰が伝わってきます。
また、宣伝していなかったので驚きましたが、興福寺西金堂の十大弟子像のうちの1体が出ていました。天平6年(734)ごろの脱活乾漆像です。
展示ケースに並んでいる称名寺の十大弟子像が、個性を際立たせて、表情豊かに造られているのと比べ、静かで落ち着いた表現です。体部はとくに、他の興福寺の十大弟子像と一具であることがよくわかります。
決して広くない展示場ですが、中身が濃く、見ごたえがある展覧会でした。
いよいよ、市原市の「野外音楽劇 更級日記」の公演になりました。本日は「公開リハーサル」ということで、準備も急ピッチで進んでいます。青柳が菅原孝標役で出演するほか、菅原孝標女(前田麻里氏)の衣装は、大学所蔵の十二単であります。
先週に引き続き、鶴巻先生により、「明治初年の房総~報じられた<房総>を読む~」という講義が行われました。房総地域文化研究プロジェクトの長年の成果が盛り込まれています。「天保水滸伝」のお話なども出ていました。
肌寒さが増して、もう十月も終わってしまいますね。風邪などひいていませんか?私はひきましたよ。やはり不摂生はいけません!
フィールドワーク、文化祭、公演のスタッフと忙しい日々を過ごした今日この頃。夏のインターンシップでも感じたことですが、こうした接客を体験することは、これからどんなことにも役立つと思います。
来年の三年生はもちろんのこと、どんな人でもぜひ、色々なことに積極的になって、視野を広げてくださいね!
小林先生、ありがとうございました(青柳)。
博物館実習の一環として、イベント体験のため、博物館実習生が、品川区立総合区民会館(きゅりあん)で行われた「樂2B」の公演スタッフとして参加しました。主宰の前田さんから説明を受けます。接客対応ということで、全員がスーツ姿です。