伝統文化★資料室

東京成徳大学・日本伝統文化学科の学生と教員が「伝統文化資料室」から、情報発信します!

富津の正覚院

2011-08-31 19:22:28 | 日本文化

八千代にある池證山鴛鴦寺は「正覚院」と呼ばれますが、この名前は真言宗豊山派の寺の名前として全国に分布しています。千葉県富津市にも「正覚院」がありますが、何となく八千代の正覚院とテイストが似ているのが興味深くあります。


中西月華資料展 最終日

2011-08-30 20:42:33 | 青柳隆志先生

最終日になってようやく、望月定子美術館を訪れることができました。「向上会」と名付けられた地元文芸グループを中心とした多くの文人、芸術家との交流の様子が一覧できる展示となっていました。内村鑑三、押川春浪、志賀重昂、山路愛山など、かなりのビッグ・ネームの来訪があったようです。


夏のおわり(第二十二回)

2011-08-30 08:25:51 | 学生ブログ

突然ではありますが、今日が夏の終わりとみつけたり!!


多分、使い方間違ってますね(^O^)/
「武士道とは~」の様に格好良くいきたかったのですが、どうやら私には程遠いです。

処暑もすぎて秋らしい気配を感じたり感じなかったりで、夏の終わりは何処だろうと探しておりましたが、どうやら明日からは台風の影響で激しい雨の予報ですね。
8月も終わりますし、一気に秋になりそうな予感が。


正直、残暑は勘弁して頂きたいもんです。
そして、台風。お手柔らかにお願いしたいもんです!

毎度のことですが、比較的強い雨が長引くと玄関前が水没する我が家。
いつもなら、どうにでもなれっ!と思えますが、日本語教員の実習真っ最中なものですからそうもいきません。
何とか、無事に終えられます様にm(_ _)m

教材として使おうと思っている日本の玩具たち。
家の中を探してみると意外に見つかるもんですね。

だるま落とし、久々にやったらめっきり腕が落ちてました。
一昔前はこれで兄と賭けをして荒稼いでいたというのにφ(.. )
何を賭けてたか、なんて言えませんが(笑)


そんなだるま落とし君、母曰わく50年ものなんだとか(^^)

さて、姉がくれたこれは何に使おうものか(笑)


五劫のすり切れ

2011-08-28 23:13:37 | 庄司達也先生

奈良では、大蔵流狂言の宿として知られる「旅館松前」
http://www.matsumae.co.jp/index2.html
さんにお世話になりました。
奈良町では、ならまち振興財団が「ならまちナイトカルチャー」という企画を起
ち上げ、地域文化の振興につとめています。僕たちが泊まったその夜は、宿の裏
手にある「ならまちセンター」で大藏流狂言会奈良篠基会
http://www.nara-kyogen.com/
による「寝音曲」の公演がありました。出演は、竹内 寛氏と25世大藏彌太郎の
次男大蔵基誠氏
http://ohkurakyougen.jp/index.html
。とても分かりやすい演目で、狂言を観るのは初めての我が娘も、全身を躍らせ
ながら大きな声を出して笑っていました。
写真は、正倉院の北にある「思惟山 五劫院」。ご本尊は、螺髪が長く伸びた
「五劫思惟阿弥陀仏坐像」です。思惟行を修められた天文学的に長ぁ~い時間
(五劫)を螺髪の長さで表しているのだそうです。


ショージですっ!!(その46)

2011-08-28 23:09:06 | 庄司達也先生

8月初旬に、奈良に行ってきました。法隆寺から明日香に向かい、室生寺を巡っ
て奈良市に入る、3泊4日の小旅行でした。京都は仕事やプライベートで幾度も
訪ねているのですが、奈良というと何故かその機会が少ないのです。
昨年は平城京遷都1300年ということで大いに盛り上がったとのことですが、今夏
も、まだ、その余韻はいろいろな処で感じられました。
写真は、明日香の地にある「亀石」。この「亀」が西を向くと奈良盆地は泥の海
になると云われているそうです。しかしながら、ご安心ください。現在は南西を
向いています(以前は北、そして次に東を向いていたそうです・・・もちろん、言
い伝え)。

また、奈良では、奈良公園を舞台に20,000本以上のろうそくに火が灯
された「なら燈花会」というイベントが催されていたので、夜の散歩に出掛けま
した。写真は、その折の一葉「興福寺の五重塔と月」です。