伝統文化★資料室

東京成徳大学・日本伝統文化学科の学生と教員が「伝統文化資料室」から、情報発信します!

増尾先生を語る(2008年)

2014-07-26 00:57:21 | 増尾伸一郎先生

増尾先生の三大特徴

1,酒と食とともに楽しむ友人

 安くて美味しいお店をとってもよくご存知です。それも日本中どこでも。いったいいつ勉強するのだろうと思えるほど、連日酒類で体中をリフレッシュしていらっしゃいます。
 そして、すばらしい飲み仲間がたくさん。そのうちの一人は、私の仲良しの一人である前回登場の関幸彦さん。本当に、どこでどのように知り合うんだとと 疑問になるほど、不思議な交友関係の広さです。

2,本  蔵書と著作

 誰もが認める著作量の多さは、圧倒的です。蔵書数も圧倒的。ホンの一部でしかない研究室の本の数にも驚きますね。地震で本が落ちてきて、ドアが開かなくなったのも事実です。中には、詩集のようなちょっと違和感があるものもたくさんあります。

3,アナログ

 ファックスは使えるそうです。コピーは得意です。でも、コンピュータは一切関係なしです。必ず手書き。それもきれいな手跡です。祝儀袋の表書きを頼んだら、筆ペン、墨汁などではなく、ちゃんと墨をすって書いて下さいました。(金丸和子先生)

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アナログ世代の意地。愚直な増尾さんに敬意。パソコン音痴のドン・キホーテ。赤、青、黄色信号のセンサーを体内に潜ませ、学生の皆さんをリードする手腕は才能、止まる、進む、注意、全てが変幻自在。その笑顔に接すれば何だか幸せにしてくれる。そんな先生。冷静と情熱の間を往来できる先生です。面倒見だって最高!歴史、古代史にとりつかれ頭が最先端技術からおいてけぼり。そんな雰囲気もいい味かも。(関幸彦先生)

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青柳です。増尾先生に初めてお会いしましたのは、本学の非常勤講師のころ、留学生のことでご相談があった時かと存じます。爾来、先生の謦咳に接して参りましたが、何と申しましても、先生の、該博なる知識と人脈の広さ、そして旺盛な好奇心にはいつもただただ瞠目するばかりであります。ご専門の広さ(歴史から宗教、文学まで)もさることながら、ごく最近の作家に至るまで、知らざる所なし、といった博識ぶりで、学会等でひっぱりだこということが頷けます。あまりにお話が面白いので、ご専門の、例えば陰陽道のお話などはまだついぞ伺ったことがないくらいですが、今後、そういった機会をぜひ得たいと思っております。斗酒なお辞せず、一時病を得てドライな日々を送られていましたが、最近はまた従前の如く復活されております。ほどほどにして戴きたいと思いつつ、やはり酒席での談論風発を楽しみにしてしまうのは、やはりご人徳(?)と申すべきでございましょう。先生のますますのご活躍を、衷心よりお祈り申し上げます。

(青柳隆志)


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