「地方から、国を変えよう会」

中央集権を打破し、地域主権を確立しよう!!

「三田市議会議会基本条例、ちょと待った!」

2012年04月05日 | 日記

◆ 三田市議会は平成24年7月「三田市議会基本条例」を施行するとしているが、その前にやることがあるその理由について申し上げたい。

「議会基本条例」は2006年北海道栗山町で初めて施行された、その後各地方議会は競い合うように「議会基本条例」を提案、本年度末までには200議会で成立の見込みだ。その背景には、市民から議会は一体どんな仕事をしているのか分からない。議会としての役割を果たしているのか、議員としての責任を自覚しているのか、議員定数は多すぎる、議員報酬が高すぎる等々がある。追いかけるようにマスメデイアから地方議会は、行政からの提案をハイ、ハイと受け止める「丸呑み議会」監視機能・情報公開・政策立案がない「3ない」議会が殆であると酷評され、1部市民からは議会無用論まで飛び出す始末だ、三田市議会も「3ない議会」と言われたことは誠に残念なことである。また昨年は市民から議員定数削減の直接請求が出され、結局は2名減の22名で本年9月改選を迎える。現職議員は既に臨戦体制に入り朝早くから主要駅には多くの議員が並んで立ち通勤者に「行ってらっしゃい」の連呼が始まった。また市政報告の投げ込みも始まり、紙面は、開かれた議会「三田市議会基本条例が施行」の見出しが踊る。議会基本条例案はどこの議会も似たりよったりでそれ程違いはない、評論家からは議員の「生徒手帳」だ言われる所以だ。しかし今回「開かれた議会」として議員基本条例を提案したことは1歩前進と評価する。問題は同時期に「まちづくり基本条例」が進行していることだ。この条例はまちの憲法とも言われ市民の皆さんがいつまでも元気でいきいきと暮していくために、市民、議会、行政、が協力し、どのようにして三田まちづくりを進めていくかについて、基本的な考え方やルールを決めるものですと明記している。言わば三田市の最高規範である。一方議会は独自で「議会基本条例」を議会の最高規範と位置づけている。これはでは市民はどちらが優先条例なのか理解できない。加えて議会は「まちづくり基本条例検討特別委員会」を設置し2011年8月12日に委員会の骨子を議長当て提出している、しかしその内容は公募で選ばれた市民からの「まちづくり基本条例市民検討委員会」の骨子素案と大きな隔たりがある。その中で市民検討委員会の「地域自治会協議会」の項では地域自治協議会は、一定の予算と権限を市から委譲され、地域課題の解決を主体的に担いますとある。
これは予算委譲という議会以上の権限を主張している訳で、法で定められた2元代表制を逸脱しているのではないかと危惧するものだ。また「市民参加の原則」の項には市民参加はまちづくりの主体者であり、まちづくりの企画、予算、事業実施、評価の1連の過程に参加する権利を持ちますとある、このことは議会制民主主義を否定することになりませんか?その他にも考え方と主張に多きな問題点がある。問題点を整理、整合させない中で「三田市議会基本条例」を施行する事はいずれ大きな問題が生じる事は明らかだ。改選を目前に控え何とか議会としての面目を保ちたいことはわかるが、もう少し慎重に慎重を重ねた上で結論を出すべきではないだろうか?・・・
その他にも問題点がいくつかありますが、また後日にしたいと思います。




「橋下市長が怒る!!」

2012年04月04日 | 日記
今朝の読売新聞で「大阪市営地下鉄の助役喫煙、列車遅らす」の記事が載っていた。

大阪市交通局は3日市営地下鉄四ツ橋線本町駅の男性助役(54)が全面禁煙の駅構内で

喫煙して火災報知器が作動し、列車の遅れが生じたと発表した。同局は2月に発生した御堂筋線

梅田駅での火災を受け、各駅に禁煙の徹底を強く求めていた橋下大阪市長は助役を厳しく処分

する方針を明らかにした。又報道陣に「ミスではなく、故意犯だ、服務規律の厳格化という

市長メッセージを明らかに無視している」と指弾した。


◆この問題はいくら職員の処分を厳しくしても事件の再発は防げない、原因はニコンチンによる

薬物依存症だからだ。まず、喫煙者の病気を治すことから始め、関係者に対し徹底した

「禁煙教育」を行なうことが喫緊の課題である。今回の事件を契機に「たばこの真実」について

多くの人が気づくことになればと思う。