10月28日から31日までカミさんと3泊4日の北海道ドライブ旅行。フクがいるので3泊は久しぶり。日程は千歳から
レンタカーで釧路、網走、旭川と北海道の東側を一周する予定。28日月曜、朝6時前電車にて大曽根、金山経由セントレア
へ向かう。最寄駅までは土砂降り。セントレアには7時半前に到着。雨は上がっていた。
8時40分発のANAにて千歳空港を定刻に到着。曇がちな天気で風が強く吹いてる。思っているほど寒さは感じない。
レンタカーの手続きを済ませて11時半頃今日の宿泊先釧路を目指す。釧路までは道東自動車道を使っても260km超、
3時間半以上もかかるため今日は釧路に到着するだけとなる。道東自動車道は空いていた。片側1車線が大半だったが
天気も良くなってきて結構気分よく走ることができた。この時期、紅葉はほぼ終わっている感じ。
食堂とかあるサービスエリアが少なく、ほとんどパーキング。軽食など売っているところもあった。
休憩を取りながら15時半頃には、今日の宿泊先「釧路プリンスホテル」に到着しチェックイン。
ホテルから港方面。
買物がてら釧路駅まで散歩。北海道の大きな町はだいたい碁盤の目のようになっていて分かりやすいのだが、どうも方向
感覚がちがって北と東を間違う。釧路駅は45年ほど前、厳冬の2月、会社採用の関係で北見や網走の高校を回ったことがある。
雪と列車移動のためほとんど何も覚えていない。釧路駅はたぶん当時のままだろう。
大通りにある釧路の中央図書館。
夜は、名物の炉端焼き。ネットで調べてホテル近くのフィッシャマンズワーフに隣接する「岸壁炉端」に向かう。ここでも
南と西を間違い、到着までかなりの時間がかかってしまった。岸壁炉端は、事前にチケットに換金し、そのチケットで
並んでいる食材を選んで購入。それを炉端まで持っていって自身で焼くという方式。ちょっと予想と違い戸惑う。
食材とかは良いものだったが、お酒をおかわりしたり、食材を取りに行ったり、チケットの勘定を考えたりなんか年寄り
には面倒な方式だった。帰りに味噌ラーメンでしめる。
29日朝、釧路12.8℃/2.9℃。快晴。風は収まっていた。朝食前に付近の散歩。釧路川沿いの幣舞橋を目指す。
漁船は集魚ライトを装備していたのでサンマかイカ漁用だろう。
幣舞橋(ぬさまいばし)、5回ほど建て直されている。夕日の名所らしい。
ホテルに戻ってチェックアウト。朝食は和商市場にて「勝手どんぶり」。釧路駅近くでホテルからも500mくらい。
海鮮市場の中でご飯に各鮮魚店の具材を乗せて食べる。
ご飯:左小100円、右中200円
カミさん、ご飯残して2回おかわり。
残念なのが、このご飯があまり美味しくない。地下駐車場から上がってきて
近くの店員に誘われるまま、指定された店で
ご飯を購入。どこで買ってもいいらようだが、ご飯の味だけはレベルを維持していて欲しい。
朝食を済ませて、根室経由網走に向かう。朝は快晴。厚岸湾
厚岸からちょっと内陸に入り、牧場のような畑が広々と広がる。道もどこまでも直線。
厚床から根室、風連湖。道の駅「スワン44ねむろ」。白鳥の姿は見えなかったが、鳴き声が聞こえる。
根室市街へ。結構時間がかかっていて、カミさんの買い物を済ませて、ほとんど観光はせず、網走方面を目指す。
途中、先ほどの道の駅で昼食。花咲ガニラーメン650円と貼紙あり、安い!と思ったらカップラーメンだった。
タラのフライ定食、これ白身で美味しい。カミさんはラーメン。
また厚床に戻り北上して網走方面へ。この付近も広々とした牧場のような牧草地帯がずっと広がる。元会社で三重支店時代、名張の
農機具メーカーの顧客が中標津に支店があって、何故この地区なのかがよく理解できていなかったが、この広い農地でよくわかった。
海岸線から国後島が見える。
野付半島
網走に行く途中で知床半島の羅臼に寄る予定だったが、時間的に無理なので網走を目指す。
斜里岳
知床半島付け根の海別岳
斜里岳。海はオホーツク海。
網走市外に入り、「網走刑務所」を目指す。現地に到着したが、本物の刑務所で観光客は進入禁止。
観光用は山の上にある「網走監獄」。到着は15時過ぎとなった。
「網走監獄」は17時閉館なのだが、入場は16時までとなっていて、後からも外国人数人が走って入ってきていた。
今日の宿泊先は「ルートイン網走駅前」。網走駅の前だけど飲食のできる繁華街は、1km程東へ行ったところ。
ホテルの人に聞いた情報とネットで調べたものを合わせて居酒屋「吉田三八商店」に向かう、徒歩で。魚介類中心で
ホッケなどは焼いてくれるのだが、ホタテや他の焼き物はテーブルに置いてある七輪で焼く方式で苦笑い。
30日晴。網走13.2℃/3.4℃。朝は少し冷える。朝食を済ませ。サロマ湖経由で旭川を目指す。隣接する能取湖。
ネットで調べたサロマ湖展望台。順調に展望台入口に到着する。ナビでも出てくるので安心していたけど展望台入口を
入って走っていくと徐々に登っていくのと、途中から舗装がなくなり道もだんだん細くなっていく。熊注意の看板、
ぽつんと一軒家状態。徐々に不安になってくる。かなり登ったところで鹿の群れに遭遇。カミさんから引返そうと言われて、
途中でUターン。なんかホッとした。戻った途中に道の駅「サロマ湖」がある。木立が高くてなかなか全貌が見渡せない。
サロマ湖から旭川ー紋別道の遠軽ICに入り旭川を目指す。比布JCTで道央道に合流しお昼頃旭川到着。昼食を済ませて
陸上自衛隊旭川駐屯地脇の「北鎮記念館」を見学。入場は無料。北海道は屯田兵による開拓の歴史があるので軍隊と関係が強い。
古い展示物はなかなか興味深い。
常盤公園内にある道立旭川美術館見学。暖かいのか紅葉の真っ最中。展示の目玉は木彫家「藤戸竹喜」。
アイヌの木彫技から作粋を広げた作家とある。
今日の宿泊先は旭川駅前の「ホテルウィングインターナショナル旭川駅前」。16時過ぎチェックイン。
旭川駅
食事はうろうろ見回ったが結局普通の居酒屋。しめはラーメン。これが量が半端なく多い。カミさんはハーフだったが、
これが普通サイズ。結局半分残しで降参。
31日晴。旭川14.1℃/5.4℃。早朝ににわか雨が降った。気温は高い。このホテルは朝食の海鮮バイキングが有名らしい。
帰りのフライトは17時なので14時半にレンタカー戻しと決めて、見物できるところを探した結果、札幌近くの
エスコンフィールドに行くことにした。9時前にホテルを出て、道央道で札幌方面へ走る。片側2車線で車も空いている。
江別東ICで降りて10時40分頃到着。野球のやっていないときは外野など無料開放されていて、観光客もたくさん来ている。
広々としていて、気持ちがいい。野球を見に来たくなる。
エスコンフィールドを終えて、札幌芸術の森に向かう。50分ほど走って到着。たまたまだったがロートレック展が
開催中だった。慌ただしくロートレック展を見ることになった。早く気づいていたらと後悔。
14時過ぎに千歳市内に戻り給油を済ませて、レンタカー店に戻る。空港は到着する人が多いようで、レンタカー店に
移動する行列がどこも長く伸びていた。
ANA17時定時発、18時55分名古屋定時着。
利用したホテルは、1日目、釧路プリンスホテル、2日目、ルートイン網走駅前、3日目、ホテルウイングインターナショナル旭川駅前。
利用は旅行会社のプランから選んだもので、1泊ツイン朝食無し。使い勝手の良さをみると。広さ、ベッドの大きさなど、
プリンスホテルとルートインは変わりなく広くてセミダブルのベッドだった。ウイングインターナショナルは広さも非常に狭く、
ベッドがシングルサイズでシングルの幅も狭い。非常に使い勝手が悪かった。アメニティでは、ルートインとウイングは
ほぼ揃っていて。プリンスホテルが無料は歯ブラシくらいで髭剃りなど有料となっていた。駐車場は、ルートインは無料。
それ以外は1000円だった。
今回の旅では、ルートイン旭川駅前が駐車場、朝食無料で、大浴場もあり、ベッド、部屋も広く快適なホテルだった。
レンタカーも、旅行会社が指定のものから選択。昔会社でよく利用したトヨタレンタカー利用。車はヤリス。走りやすい車だった。
赤信号で止まっていて青信号で少し遅れると、青信号ですと注意がくるのにはビックリした。
北海道はの道路は広くて走りやすい。道東道などの自動車専用道路は、片側1車線が多い。これまでニセコ方面の西側ばかりで
山の中を通る事が多かったが、東は牧場風景が広がり景色が良くて気持ちがいい。これが2日、3日目となると慣れて、いい景色
でもだんだん単調になってくる。
千歳、釧路、網走、旭川とだいたい同じような距離で、意外と時間がかかった。若干時間の見積もりが甘かった。