昨日の続きです。筋膜について勉強をかねて書きたいとおもいます。
●結合組織は筋膜、靭帯。健、膜、骨が含まれます。今日は筋膜のお話ですが、正常な状態の筋膜は、繊細で弾力性に富んだ、半流動体の薄膜です。
筋膜は身体の各部分を包んでいます。そして体の動きを滑らかに、自由な動きを可能にしています。長く圧縮されると弾力性を失って堅い膜になり、自由な動きを妨げるようになります。そして、身体の各部の動きを制限してしまいます。このような変形が起こるのは、筋膜の主な成分のひとつにコラーゲンの存在するためです。このコラーゲン線維の中にペプチドの間の分子結合によって密着しています。
筋膜は体に入りめぐらされています。その筋膜が捻られることで手の動きが悪くなる実験があります。いずれご紹介いたします。ところで筋膜の可能性の現象の原因を書いて見ました。
●外傷(怪我)
外傷による組織の破壊、瘢痕。
痛みと筋の抑制は持続することにより可動性の異常と、結合組織の変化をきたします。
手術の傷のあとも!
●姿勢
習慣的な癖や姿勢、作業内で影響をあたえます。
●オーバーワークによる緊張
慢性の痛みや、同じ筋の持続的な収縮は、筋の過緊張おこします。過緊張の長期間の持続は筋の可動性の減少をもたらす。
筋膜の記憶
ここからは自己満足の世界なので退屈かも知れません。興味のある方だけどうぞ!
●筋肉が持っている心(ストレス)の解放
過去に受けた肉体的なもの、または精神的なものでも衝撃やストレスが筋肉にその状態を記録してしまいます。まるでそれは、頭に記憶してとっておくことと同じように、体の組織である筋肉も同じように記憶するとオステオパスの世界はかんがえられています。
筋膜解放テクニックにより、筋肉の解放が行われたとき、そのストレスを受けたときと同じ精神状態がよみがえってくることがあるようです。オステオパスではその筋肉が開放されることで、再体験をおこし、体の筋肉に残るその過緊張などが解放されることで、精神的な感情面の圧迫から脱出すると記載されています。 しかしこれもある条件付けが行われているのではと考えます。 パブロフの条件付けの理論を用いて理論的に考えたいわたしです。 オステの方のお叱りを受けるかもしれませんが、こじ付けでそのうち考えたいとおもいます。
筋膜はストレスを記憶している・ 精神的抑圧は体の異常を起こし症状を起こす。それぞれいろんな考え方、観点があるのだとおもいます。