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身体のお仕事をしています。商売関係なく、本音で独り言

身体を整える仕事をしていますが、なんとなく自分の日記をかいています。
覚書をかきこんでます。

筋肉と膜

2007-07-04 | 健康・病気

今日は筋膜の癒着について少し書き込みます。

20代女性の症例です。彼女はひどい肩こりの症状を持っています。特殊な勉強をしていて、毎日オーバースタディとストレスを抱えています。

不眠も以前はあったのですが 彼女の場合は頭蓋、仙骨リズムを整えても寝れる夜と寝れない夜がありました。 了解を得て心身条件反射療法で検査の結果、一日の始まり、サーデカルリズムの狂いが原因でした。原因がわかり以降は改善

 今回は腰痛でこられたのですが、肩こりもひどい状態でした。 施術はアクティベータと仙骨リズムを整えたあと、どこか気になる場所をたずねたところ 肘から下が重いとのことでした。

ひじから下の筋肉が「屈筋群」異常な硬さでした。手首に手術の形跡があり、癒着していました。 皮膚の可動性がなくつまむと皮膚が浮き上がらない状態です。

そこをリリースすること2分程度肘は見る見るうちに柔かさをとりもどしました。手術は3歳のときからだそうです。 肩こりが膜との癒着とみつに関係する場合も考えられます。Nec_0061 Nec_0060

盲腸の手術で肩が上がらなった人の事実も有ります。

深い傷は瘢痕形成を起こして筋肉や筋膜に癒着し可動性を制限します。 丁度私たちが足から頭までのスーツを着ているとイメージしてください。 そしてスーツのすそを捻ると体が動かしにくくなります。このように筋膜(膜)という概念は大切なのです。

(膜=筋肉を取り囲む薄い膜のことです。 鶏肉についていますよね!)

筋肉や骨格に目がいきがちですが、膜は全身を連なり、筋膜は全体として身体の全てを表層から深層まにいたるまで体を取り囲んでいるのです。

あらためて膜の概念は大切だと感じた1日でした。

あすは膜について少し書き込めたら・・・いいなぁ~? かけなかったらすみません