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なつめ、つぼつぼ。

「お茶を気軽に楽しみたい」という仲間でお稽古をし、
お茶会を開いています。いつでも遊びに来てください。

2月8日 お稽古日記

2024年02月10日 | ご挨拶

初釜後の初めてのお稽古です。

3日の節分が終わりましたが、初釜で旧メンバーのお母様より頂きましたお茶碗を使いたいので

節分です。

鬼のお茶碗 楽入窯

お茶が入った時

そして、お茶をいただいた後はお福さんが見えます。

しっかり全員で何度もlお稽古で楽しみ😊ました。

ありがたい事です。

主菓子はねじ梅(千寿堂春蘭製)  黄身あんでした。

残念ですが、もう一つ下萌も有りましたが写真忘れました。

次は22日 布施です。

 

 

 


初釜2024

2024年01月24日 | お茶会したり、旅行に行ったり。

1月21日は、初釜でした。

 

週間予報通り、朝から土砂降りの雨でしたが、

成穂会の日頃の行いのおかげか(笑)、集合時間には小降りになり、

午後からは雨もあがって薄日がさすほどに回復しました。

そのようにお足元の悪いなか、10人ほどのお客様をお迎えし、

今年の初釜を無事に終えることができました。

お運びいただいた皆さまには、あらためてありがとうございました。

 

毎年、さほど変わり映えしない私たちの初釜ですが、

今年は少し趣向を凝らし、話題の大河ドラマ「光る君へ」にあわせて、

『源氏物語』ゆかりのものをできるだけ集めてみました。

ご参加いただいた方にはお楽しみいただけたでしょうか。

 

待合のお床

掛物は「和敬清寂」黄梅院 小林太玄筆

お香合と扇子は、【第9帖「葵」の巻】の車争いから「御所車香合」と、

「姿絵扇子」です。

床のお花には、

【第32帖「梅枝」の巻】にちなんで、梅の枝をいけました。

 

そして本席。

掛物は「一期一会」黄梅院 小林太玄筆

お香合は「貝合せ香合」鈴木龍虎堂作

古袱紗の文様「青海波(せいがいは)」は、

【第7帖「紅葉賀(もみじのが)」の巻】で、

光源氏が頭中将と『青海波』を舞う姿が描かれています。

 

 

広沢写しの茶入れは、【第4帖「夕顔」の巻】に関係したものとして、

Y先生に教えていただいたエピソードにちなみました。

京都の広沢池は昔から月を愛でる名所として知られていますが、

紫式部の父・藤原為時とも交流のあった具平(ともひら)親王が観月のため遍照寺を訪れたときに

物の怪に取りつかれて亡くなった愛人の大顔が夕顔のモデルとされたというエピソードです。

 

主菓子は成穂会初釜の定番「福寿草」(鶴屋八幡御製)。

濃茶は【第6帖「末摘花」の巻】から「末摘花」(玉翠園)

末摘花とは紅花の別名で、先の方が少したれて赤い鼻をした姫に光源氏がつけた愛称です。

 

今年4年ぶりに登場した嶋台でしたが(しかも、塗り替えた初めての年です)

まだ不安に思われる方もいらっしゃるだろうと、飲み回しはやめて各服点としました。

この大きなお茶碗にお一人様分を点てるのは大変難しく、お稽古でも苦労していたところです。

続きお薄でのお干菓子は、干支「辰」(甘春堂御製)と、

「松風(まつかぜ)」(正観寺 丸宝御製)。

【第18帖「松風(まつかぜ)」の巻】にちなみました。

お薄席のお茶は、【第1帖「桐壺」の巻】にちなみ

「桐壺」(玉翠園)

 

お薄席で使用したお茶碗はそれぞれ(写真を撮り忘れましたが)

「笹」は【第9帖「葵」の巻】で出てくる六条御息所の歌

「『笹の隈』にだに、あらねばにや、つれなく過ぎ給ふにつけても、なかなか御心づくしなり」から

「千鳥」は【第12帖「須磨」の巻】で、光源氏が一人寂しく詠んだ歌

「友千鳥 諸声に鳴く暁は ひとり寝覚(ねざめ)の 床もたのもし」から

「やり梅」は【第43帖「紅梅」の巻】にちなみました。

 

点心は、いつもの「料亭さえき」さんが

その日はいっぱいいっぱいと断られたのは残念でしたが、

同じ百貨店の別のお店でお願いしました。

 

そして、記念のお土産は「源氏窓」(亀屋廣房御製)。

 

紫式部が参籠中に着想を得たとされる石山寺の「源氏の間」の窓をかたどったお干菓子です。

 

今回は嶋台茶碗の各服点などイレギュラーな点が多く、

いろいろ不手際なところもあったと思いますが、

社中一同、「楽しんでいただきたい」という気持ちで精一杯の準備をしました。

 

そして、毎年のことですが、もう20年以上前のお稽古仲間も

今も初釜に顔を出してくださるのは本当に嬉しいことです。

また、来年もお元気なお顔が見られますように。

 

(S・K)

 


2024年1月11日のお稽古。

2024年01月14日 | 今週のお稽古日記

新年最初のお稽古でした。

もちろん、初釜のお稽古です。

 

主菓子は「蝋梅(ろうばい)」(福壽堂秀信御製)。

 

今週は初釜直前、最終のお稽古です。

 

(S・K)

 

 

 


2023年12月14日お稽古終い。

2023年12月16日 | 今週のお稽古日記

今週は、2023年最後のお稽古でした。

もちろん、今週も初釜に向けてのお稽古です。

 

来年の初釜では、4年ぶりかで嶋台茶碗が登場します。

嶋台茶碗とは、金銀の重なった赤楽茶碗で、

江戸時代に表千家7代目の如心斎が好まれて造られたのが最初とされます。

おめでたいお茶碗ということで、新年の初釜の時にお濃茶で使用されます。

 

私たち成穂会の嶋台茶碗は何年か前に金銀を塗り直し、

きれいになったお茶碗で初釜!というタイミングで

新型コロナウイルスの感染拡大。お濃茶の飲み回しのをやめていました。

というので、いよいよ来年の初釜ではきれいに塗り直した嶋台茶碗の登場です。

 

実際には下のように重ねてお席に運び出します。

(画像は表千家公式サイトからお借りしました)

 

とはいえ、コロナも完全収束ではなく、

まだまだご不安な方もいらっしゃるだろうと、

来年の初釜も各服点(お一人ずつ点てます)としました。

金と銀のお茶碗はその一碗としてご覧いただきます。

 

初釜まで、お稽古はあと回。

気を引き締めて頑張りましょう。

 

本ブログをご覧いただいている皆さま、

いつもありがとうございます。

どうぞ良いお年をお迎えください。

 

(S・K)

 


初釜稽古。

2023年11月30日 | お茶会したり、旅行に行ったり。

この日曜、26日は初釜に向けてのお稽古とお道具の確認のため、

初釜のお席を設ける東大阪美術センターで朝からお稽古しました。

 

上記のお茶器などは初釜で使用するものではなく、

お道具は当日のお楽しみとします。

 

お菓子は出雲のお菓子の「錦小倉」(一力堂御製)。

 

朝の9時からう夕方まで長い1日かと思いきや、

社中全員が一通りのお稽古をすると、あっという間の1日でした。

 

帰りの「鹿電車」から沈むゆく夕陽が望めました。

 

初釜まで、あと回のお稽古。

頑張りましょう。

 

(S・K)