夕べ20日からの天候が悪化するとの情報で海上も強風と高波が予想されるとの事で急きょ3泊4日に変更して20日には相生に帰ることに決定し今朝は早朝出港で松山まで向かいます。
7:30出港、航行距離250キロです。
9時間弱の長旅です。
ビジネス旅館の窓から
明るい内に松山堀江港に入港しなくてはいけません。
燃料補給も必要です。
土佐清水沖はまだ波は無く豊後水道を北上
沖ノ島母島漁港に入ります。
ここは石垣で有名な島です。
愛南町船越の船越運河に向け航行中
穏やかな宇和海を多数の島や運河をめぐりながら宇和島沖から八幡浜沖
愛媛県愛南町船越にある船越運河航行
佐田岬半島に沿って九州大分方面に方向転換し先端佐田岬を目指します。
八幡浜~大分臼杵港や佐賀関港を結ぶ宇和島運輸や九四フェリーと行き交います。
佐田岬半島先端部の三崎港からも大分佐賀関港を結ぶ国道九四フェリーが行き交います。
佐田岬が見えてきました。
この岬周辺は潮の流れが速く「関さば」の漁獲くが有名ですね。
潮の流れも速く少し波も出てきています。
佐田岬を一気に旋回し瀬戸内海伊予灘に入ります。
すると風が東風に変わり正面からの波が出てきています。
少し船速を落とし航行します。
少し時間がかかりそうです。
途中右舷に伊方原発を眺め写真を撮って愛媛長浜港に向けて航行します。
相変わらず正面からの波が続き減速して航行です。
伊方原発を過ぎて佐田岬半島付け根部分を過ぎると波も穏やかになり増速し長浜港を目指します。
長浜港
長浜港入港係留し小休止で再び松山堀江港に向け出港です。
風はありますが波は無く通常船速で伊予市沖、松山沖から松山堀江港に向かいます。
途中堀江海の駅桟橋の一泊係留依頼をすると同時にスタンドに燃料補給の依頼の電話を入れます。
何とか明るい内の17:00に松山堀江入港です。
早速燃料補給です。
航行距離133マイル、250キロです。
燃料320リットル補充完了、これで明日相生まで十分です。
給油中、中村さんは岸壁前にある松山港湾局の現地窓口である「みなと食堂」に立ち寄り係留手続き完了
ところがここでハプニングが!
給油が終わりスタンドの人と岸壁を上る時、船と岸壁の高低差があるので岸壁を上がりやすくする為、少し引き上げてもらおうと中村さんに手を取って引き上げてもらったところ勢い余って二人が転んでしまいました。
丁度後ろに車止めがあり中村さんの足が引っ掛かったようです。
私は無事だったのですが中村さんが顔面に名誉の擦り傷を!
申し訳ない。
大事にならなくてよかったですが。
船を岸壁から傍にある海の駅浮桟橋に移動し係留
松山港湾局の現地窓口である「みなと食堂」に立ち寄り夕食を頂くことに
ついでに傷の手当てのためリバーテープがないかおたずねすると大判のテープがあるとの事で快くプレゼント頂きました。
早速伊藤医師が応急処置を施し夕食に
近くに宿泊場所がないのでJR堀江駅から3駅目の松山駅前のホテルを予約
夕食後電車で18分移動です。
駅前すぐのホテルで便利です。
20日は高波になる予想なので出来るだけ早く出港するため一番電車で港に向かいます。
おやすみなさい。
ではでは
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