QEX誌の1/2月号が届きました。私が今回興味を持って読んだのは、Drake R4C受信機の改造記事と、10kgに満たない重さ(軽さ)の8877使用の6m用1.5kWリニアです。
R4Cの改造は、ずっと以前にHam Radio誌に掲載されたRob Sherwood氏による改造のアイデアと、W8JI氏の助言とを元に現代的な部品を使って行ったものです。主なポイントはゲイン配分の見直し、最初のフィルタの狭帯域化、AGC回路の作り直しといったところでしょうか。1st mixerまでは元の回路を残していますが、そのあとは周波数関係は元と同じですが、回路はほとんどを変更しており、使用デバイスも、第2ミキサはダイオードDBM、第3ミキサとプロダクト検波はSN602、IFアンプはDual Gate MOS FETとなっています。改造の結果、特にclose spacingのIMDが大幅に改善され160mのDXに強い受信機になったということです。私も以前R4Cをいじっていたことがあったのですが、PTOのダイヤルメカをどうしてもスムーズに動かすことができず、結局今は手元にありませんが、また機会があったら触ってみたいものです。記事中でこれについても簡単に触れており、K1VYによる記事によってチューニングのし易さを大きく改善することができたと書いています。
軽量リニアの方はスイッチング電源を用いて軽量化しているのですが、こういう高電圧のものがあるとは全く知りませんでした。この記事で使用されているのは、Watts UnlimitedのPS-2500Aというユニットで、重さわずか4.5kgだそうです。これについては記事のpdfファイルがARRLのサイトから読めます。また、最近の各号の目次も同じところから見ることができますので、興味のある方はどうぞ。
ARRLの海外メンバーシップの種類とQEX購読についてはまた別のエントリででも。
R4Cの改造は、ずっと以前にHam Radio誌に掲載されたRob Sherwood氏による改造のアイデアと、W8JI氏の助言とを元に現代的な部品を使って行ったものです。主なポイントはゲイン配分の見直し、最初のフィルタの狭帯域化、AGC回路の作り直しといったところでしょうか。1st mixerまでは元の回路を残していますが、そのあとは周波数関係は元と同じですが、回路はほとんどを変更しており、使用デバイスも、第2ミキサはダイオードDBM、第3ミキサとプロダクト検波はSN602、IFアンプはDual Gate MOS FETとなっています。改造の結果、特にclose spacingのIMDが大幅に改善され160mのDXに強い受信機になったということです。私も以前R4Cをいじっていたことがあったのですが、PTOのダイヤルメカをどうしてもスムーズに動かすことができず、結局今は手元にありませんが、また機会があったら触ってみたいものです。記事中でこれについても簡単に触れており、K1VYによる記事によってチューニングのし易さを大きく改善することができたと書いています。
軽量リニアの方はスイッチング電源を用いて軽量化しているのですが、こういう高電圧のものがあるとは全く知りませんでした。この記事で使用されているのは、Watts UnlimitedのPS-2500Aというユニットで、重さわずか4.5kgだそうです。これについては記事のpdfファイルがARRLのサイトから読めます。また、最近の各号の目次も同じところから見ることができますので、興味のある方はどうぞ。
ARRLの海外メンバーシップの種類とQEX購読についてはまた別のエントリででも。
確かに大きくて重い電源部は作るの大変でしょうし、無線機作りとは違った知識が必要なので手っとり早い方法なのかも知れません。
日本でこの電源を使っている・・・という方とはお会いしたことありませんね。
エントリーを読んで、慌ててサイトを確認した次第です。
トランジスタアンプ用の大電流電源も面白そうに思いましたけど、こっちはそれほど珍しくはありませんね。
アイドルカレントをある程度流しておかないと高電圧が安定しないのかな?と思いました。
電圧にも種類があるのでパワー加減もできます。でも8877を使った「移動用リニア」には驚きました。さすがアメリカ・・・。