松江人の日帰り登山

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吾妻山へ

2023-06-05 | 日帰り登山

吾妻山あづまやま 1238.4m
6/5 薄曇り 広島県庄原市比和町 出発地:休暇村吾妻山ロッジ(休館中)駐車場 約1000m

晴れてくれるような、小雨が降りそうな、そんな今朝の天気。思い切って広島県境まで出かけることにした。雲南市大東の町から県道25号線で奥出雲町大馬木の大峠へ。ここから9㎞ほど迂回すると広島県側の駐車場。月曜日とはいえ、ロッジ駐車場には車が2台、キャンプ場駐車場には3台ほど。休館後初めての登山なので判断に誤りがあるかもしれないが、ロッジが宿泊者減で休館になったため登山者が減ったように感じる。ロッジのトイレが使えないので、キャンプ場のトイレを使うよう張り紙がしてあった。建物の1階窓は板が打ち付けられていて寂しい風景。
今回も、ぬかるみの所が数か所ある南の原への道を歩き、ここから山頂に向かって尾根道を登ることにしたが、アブだろうか、沢山の小さな虫が顔の周りを飛び回り、下山するまで続いたので大変困った。カメラの周りにも群がって、写真にも写り込んでいるのではと、気になって落ち着かない気持ちだった。花の蜜を吸うマルハナバチを見たかったけど一匹も見かけず。飛ぶ時期を誤ったかもしれない。
山頂には人居らず、三角点を示す石柱が、なぜか傾いた道標にもたれかかるように置かれていた。池の原へ下山を始めると夫婦が登ってきた。「すみません。大山は見えますか?」「今日は雲多くて見えませんよ」。登山中は一度も青空を望めず、花咲く季節なのに残念な登山になった。 今日見かけた登山者は10人。 池の原上部で重機や切った枝などを運ぶトラックが置いてあった。何のために伐採しているのか判断しかねるが、あまり切らぬよう、荒れた登山道の改修の方を優先してほしいと思った。原池で小犬のワンちゃん連れた男性に出会い、ちょっとだけおしゃべりする。「犬のために、これから山頂へ登ります」。落としたウンチを始末してから出発された。若い犬なのか元気いっぱい、私の周りを走って行ったりきたりしてジッとしていない。毛の長いフォックステリアという犬のようだった。ゆっくり、花を探しながら眺めたり写真を撮ったので、南の原コース経由の登りは1時間5分、下りは池の原の駐車場まで47分だった。今日もまた、奥出雲町内の帰り道で田んぼに乗用車が落ちていて、パトカーが来ていた。


南の原へ下る登山者 秋なら美しい紅葉が広がる


ヤマツツジとアカモノ


タニウツギとヤマツツジ 中央の山は猿政山


大膳原を見下ろす 島根県側は草刈りされている


吾妻山山頂 道標と三角点の標石


吾妻山とレンゲツツジ


原池付近のアヤメの群生


原池のカキツバタとスイレン