松江人の日帰り登山

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立栗山と天寺平廃寺へ

2024-07-03 | 日帰り登山

立栗山たちぐりやま 約208m~~天寺平てんじびら廃寺 約203m
7/3 晴れ 出発地:出雲市斐川町 阿宮あぐコミュニティセンター 約28m

松江は最高気温34度になるというので登山は止めようと思ったけれど、折角の梅雨の中休み、陽射しがあったので出かけてみた。インターネットで昨年登山道を整備されたことを知り、センターに車を置かせてもらい、天寺平廃寺のパンフレットをもらって出発。センター入口に「河内郷かわちのさと新造院」の石柱と「天寺平廃寺」の説明板。廃寺跡は風土記時代の新造院跡ではないかという説がある。斐伊川上流(東方向)に向かって県道197号線を歩くこと320m少々、左折(道標無し)して、国土地理院地図に「井田」とある集落の舗装道に入り、およそ280mほど坂道を歩くと左側に登山口。竹林の中に入り、やや広めの道を登って行く。尾根道を登り、急角度で横U字に回り込むと視界が開け、斐伊川が見下ろせる展望地に出る。上流には上阿宮の森坂大橋、下流には沈下橋の山田橋が見える。明るい展望地には四角形のコンクリート台があって、以前、ここに鉄塔が建っていた。眺め良しの休憩場所であり、戦国時代の頃に立栗山城があったという場所。但し、城砦を示す物は何も見当たらない。眺め良く風強いが、気持ち良い風に吹かれながらの休憩。ここに道標があり、小さな鞍部を越えると樹々に囲まれたピーク、天寺平廃寺に着く。センターから45分の所要時間。山頂からの眺めは無いが、平地が意外と広く、瓦の破片が沢山落ちている。 礎石に使われたと思われる石も幾つかある。この地は文献も見当たらない古代寺院跡、本格的な発掘が待たれている。寺院名が分からないので、旧小字名「天寺平」をとって「天寺平廃寺」としている。まだ整備途中の山で、伐採した木や枝が山積みになっている。下山して、近くにある母の実家に寄っておしゃべりしてから松江に戻った。


阿宮コミュニティセンター入口


登山口


立栗山へはこの道を登る


立栗山展望地から眺める斐伊川上流部 橋は上阿宮の森坂大橋


斐伊川下流側 歩けるようになった山田橋 河口近くの北神立きたかんだち付近にも沈下橋が架かっている 


立栗山城跡にある道標 5分歩けば天寺平廃寺


廃寺のあるピークに到着 赤い花はヤマツツジ


古代瓦が散乱①



これは何だろう? 三角点標石のように見えるが地理院地図には記載されていない


下阿宮の平野部から見た山頂 



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