schuntama Ukulele

Eile mit Weile.

焦茶色のやつ

2009-01-16 21:05:45 | Works in Progress


私的レレのRRR、バックのブレース作業です。割れ止めも厚み出しも済ませました。




トップの時と比べるとグワシ度が低くなっております。




トップ側は調整が終わって、接着を待つばかり。しかしその前にバックと輪っぱの合わせを済ませなければなりません。
うーむ、だんだん遅れ始めてきましたよ。

それにしても、ウクレレというより古民具といった風情であります・・・。

はんぱなおとこ

2009-01-11 00:11:11 | Works in Progress


指板の厚み出しをしました。
この板から指板バインディング材も切り出しますが、今日はここまで。




ブレーシング作業も推進しました。
この状態からまだ細かな調整をしますが、今日はここまで。




RRRのバック用割れ止めを切り出しました。
この部品までもローズウッド。接着の前にバックの板厚調整が済んでいないので、今日はここまで。

穴ぼ考

2009-01-10 02:02:21 | Works in Progress
 

Rさんのレレはトップのブレーシング作業へ突入です。
パッと見では虎次郎と全く同じパターンですが、かなり判りにくいところで違う味付けをしてみました。


 

さてこちらは個人的レレのRRRです。
欲しいところの手前くらいまで厚みを揃えて、おもむろにロゼッタ業務に入ります。今回も、すっぽーん!と抜きました。


 

これは仮組み中の写真ですが、2枚の写真はロゼッタの木目の向きが違います。左は縦方向、右は横方向に向いています。
普通なら右の写真の様に組むと思います。木目が直交するので強度的に有利だからです。見た目のコントラストもありますし。
でも、なんかわざとらしい見え方だなーという気がしてなりません。左の見え方の様に、よーく見ると別部品が嵌っている、というのが私としてはストライクなワケです。このロゼッタは普通と違ってヘンなので構造的に強度の心配はしてませんから、予定通り?左のパターンで接着することにします。
読んでて「???」と思った人もいると思いますが、今回のロゼッタは完全にお遊び要素です。無くてもいい物を敢えて付けてみただけであります。
(サウンドホール周辺を別素材でトリムするのがschuntamaレレの外観的特徴でもあります。)




では、グワシ。

甲斐性のある貝

2009-01-09 01:45:23 | Works in Progress


Rさんのウクレレ、こあひめ(木愛姫)のロゼッタにアバロンを埋設いたします。
写真左の長めの物が購入時のサイズ。ギター用ですのでこのままでは曲率が大き過ぎて使えません。そこで、写真中央の様に細切れにします。実際、ウクレレにはこのくらいのピッチの方が色柄や輝きのランダムさを演出するのに丁度良いと思います。さらに太さも2mmと、可憐なウクレレのサウンドホールに使うにはちょいと太めな印象です。なので、約1.5mmの太さへ削る事にします。で、埋設直前のピースが写真右の状態なのですが、こんなにちっちゃくなっちゃいました。元のアバロンを3分割して使うので無駄はありませんが、時間ばかり掛かって仕方ありません。(でも作業自体はハマるんですねー、これが。)




隣合うピース同士の合わせをしながら埋設していきます。以前までは仮組み・確認後に一気に接着でしたが、今回は合わせをしながら接着していきました。当然この方が時間の節約になりますし、出来上がりに問題がある訳でもありません。今までが慎重過ぎただけですね。




ハマり続けて数時間後、ようやくグルリと埋まりました。
この材の組み合わせは華があっていいですね。これが、ボディ外周にもグルリと廻る予定です。


目入れの儀

2009-01-05 01:07:36 | Works in Progress
 Rさんのウクレレ、ロゼッタ埋設作業です。


 全音2号機から使っているロゼッタ作業台。柿渋で書かれた文字は・・・。


 おりゃっ、すっぽーん。


 この状態から、まだ板厚を吟味してみたり。


 ささ、仮組みです。うーん、エキゾな色合い~♪


 ココボロはアブラギッシュなのでエポキシでくっ付けておきます。