ちょっくら間が空いてしまいました。1週間も作業から離れると妙な勘の鈍りを感じます。
リハビリという訳ではありませんが、こういう時に丁度良さげな作業依頼がありましたのでやらせて頂きました。
内容は写真をご覧の通り、牛骨サドルの製作です。
奥に見えるのは、オリジナルのサドル。これと同じ傾向に山の頂点を調整していきます。
出来ました。
全く同じ物を作ったのではなく、微妙に高さを上げてあります。即ち弦高を上げる事になります。増加分はコンマ数ミリですが、オーナーが自分で最終調整するだけの余分を確保してあります。
ちなみに、このサドルの主は虎次郎。ヘブンアーティストのshu-sanが普段の演奏活動にご使用下さっているウクレレです。今回の作業は、shu-sanの最新の演奏スタイルに合わせたサドル製作という訳でした。
写真は昨年12月に都庁展望室南にて、ヘブンアーティストとして演奏されたshu-san&虎次郎の雄姿です。
ひとつの仕様で全てをカバー出来れば理想ですが、
様々な奏法(あるいは様々なプレイヤー)に対応するには
楽器と弾き手がそれぞれ工夫する必要があるということでしょうか。
今日も都庁ですね。
生憎の天気ですが、展望室をカラッとした空気に変えてください。
頑張って下さい!
昨日都庁展望室でテストランとなりました。
自宅でもやりましたが、やはり本番で2時間弾いてみました。
ビビリ音は明らかに感じなくなりました。
ハイポジションでのピッチも問題無しです。
やはり、指押さえがわずかに重く感じますが慣れてしまえば問題無いと思います。
ビビリを覚悟するか、弾きやすさをとるか・・・ですね。